概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、政府が第2次景気対策を打ち出した
[20/10/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 98657.65 +0.35%
19日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比348.53ポイント高(+0.35%)の98657.65で取引を終了した。98309.8から99917.3まで上昇した。
前半は上値を追う展開を示したが、終盤は上げ幅を縮小させた。金融関連の上昇が指数をサポート。また、中国経済が着実に回復していることも対中輸出の拡大期待を高めた。7-9月期の中国の国内総生産(GDP)成長率は4.9%となり、前期の3.2%から大幅に加速した。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落が足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2794.27 -0.19%
19日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比5.27ポイント安(-0.19%)の2794.27で取引を終了した。2809.42から2787.50まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジで一進一退の展開を示した。欧米市場の下落が足かせとなった。また、欧州で新型コロナウイルス感染者の急増も警戒材料となった。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 40431.60 +1.12%
19日のインドSENSEX指数は続伸。前日比448.62ポイント高(+1.12%)の40431.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.60ポイント高(+0.94%)の11873.05で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。政府が第2次景気対策を打ち出したことが改めて好感されたもようだ。また、前営業日の欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、政府が中小企業などに対し、借入金の利息の免除を承認したことが支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3312.67 -0.71%
週明け19日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.69ポイント安(-0.71%)の3312.67ポイントと反落した。
材料の出尽くし感が広がる流れ。中国経済指標の発表後に指数は小高く推移したが、前引けにかけてマイナスに転じた。取引時間中に公表された7〜9月GDP成長率は4.9%という結果。予想(5.5%)には届かなかったものの、前四半期(3.2%)からは大幅に加速した。また、9月の月次統計では小売売上高や鉱工業生産などが予想以上に前月から上向いている。中国経済の持ち直しが意識される格好だ。
<CS>
19日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比348.53ポイント高(+0.35%)の98657.65で取引を終了した。98309.8から99917.3まで上昇した。
前半は上値を追う展開を示したが、終盤は上げ幅を縮小させた。金融関連の上昇が指数をサポート。また、中国経済が着実に回復していることも対中輸出の拡大期待を高めた。7-9月期の中国の国内総生産(GDP)成長率は4.9%となり、前期の3.2%から大幅に加速した。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落が足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2794.27 -0.19%
19日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比5.27ポイント安(-0.19%)の2794.27で取引を終了した。2809.42から2787.50まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジで一進一退の展開を示した。欧米市場の下落が足かせとなった。また、欧州で新型コロナウイルス感染者の急増も警戒材料となった。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 40431.60 +1.12%
19日のインドSENSEX指数は続伸。前日比448.62ポイント高(+1.12%)の40431.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同110.60ポイント高(+0.94%)の11873.05で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。政府が第2次景気対策を打ち出したことが改めて好感されたもようだ。また、前営業日の欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、政府が中小企業などに対し、借入金の利息の免除を承認したことが支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3312.67 -0.71%
週明け19日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.69ポイント安(-0.71%)の3312.67ポイントと反落した。
材料の出尽くし感が広がる流れ。中国経済指標の発表後に指数は小高く推移したが、前引けにかけてマイナスに転じた。取引時間中に公表された7〜9月GDP成長率は4.9%という結果。予想(5.5%)には届かなかったものの、前四半期(3.2%)からは大幅に加速した。また、9月の月次統計では小売売上高や鉱工業生産などが予想以上に前月から上向いている。中国経済の持ち直しが意識される格好だ。
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