概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、欧米の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視
[20/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 101016.96 -0.24%
26日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比242.79ポイント安(-0.24%)の101016.96で取引を終了した。101783.8から99761.9まで下落した。
前半はプラス圏で推移する場面もあったが、その後は売りに押された。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大なども引き続き警戒材料となった。一方、指数の下値は限定的。中国での景気対策への期待が引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2785.59 -1.10%
26日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比31.11ポイント安(-1.10%)の2785.59で取引を終了した。2819.05から2785.59まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外環境の悪化が警戒され、リスク回避の売りが広がった。欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大が警戒され、この日の欧州市場が全面安となった。一方、政府が2020-2021年の国内総生産(GDP)の9%に相当する予算を新型コロナの対策として確保する方針を示したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 40145.50 -1.33%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比540.00ポイント安(-1.33%)の40145.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同162.60ポイント安(-1.36%)の11767.75で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド市場にもリスク回避の売りが優勢となった。欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大が改めて警戒されたもようだ。国内では、財政収支の悪化などが引き続き圧迫材料となった。また、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことも指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3251.12 -0.82%
週明け26日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.88ポイント安(-0.82%)の3251.12ポイントと4日続落した。
前営業日の軟調地合いを継ぐ流れ。欧米の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視された。米国の追加経済対策協議が難航していることで、世界経済悪化の懸念も強まっている。大型IPO(アリババ傘下のアント)の公募を控えた需給悪化の懸念も重し。一方、重要会議である第19期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)が本日から始まった。コロナの世界的な感染拡大と米中摩擦の激化など外部リスクの高まりを受け、海外の需要や技術への依存度を減らし、「内部循環」による経済成長を促すことがテーマとなる。
<CS>
26日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比242.79ポイント安(-0.24%)の101016.96で取引を終了した。101783.8から99761.9まで下落した。
前半はプラス圏で推移する場面もあったが、その後は売りに押された。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大なども引き続き警戒材料となった。一方、指数の下値は限定的。中国での景気対策への期待が引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2785.59 -1.10%
26日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比31.11ポイント安(-1.10%)の2785.59で取引を終了した。2819.05から2785.59まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外環境の悪化が警戒され、リスク回避の売りが広がった。欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大が警戒され、この日の欧州市場が全面安となった。一方、政府が2020-2021年の国内総生産(GDP)の9%に相当する予算を新型コロナの対策として確保する方針を示したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 40145.50 -1.33%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比540.00ポイント安(-1.33%)の40145.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同162.60ポイント安(-1.36%)の11767.75で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド市場にもリスク回避の売りが優勢となった。欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大が改めて警戒されたもようだ。国内では、財政収支の悪化などが引き続き圧迫材料となった。また、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことも指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3251.12 -0.82%
週明け26日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比26.88ポイント安(-0.82%)の3251.12ポイントと4日続落した。
前営業日の軟調地合いを継ぐ流れ。欧米の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視された。米国の追加経済対策協議が難航していることで、世界経済悪化の懸念も強まっている。大型IPO(アリババ傘下のアント)の公募を控えた需給悪化の懸念も重し。一方、重要会議である第19期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)が本日から始まった。コロナの世界的な感染拡大と米中摩擦の激化など外部リスクの高まりを受け、海外の需要や技術への依存度を減らし、「内部循環」による経済成長を促すことがテーマとなる。
<CS>