概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり
[20/10/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 95368.76 -4.25%
28日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比4236.78ポイント安(-4.25%)の95368.76で取引を終了した。99597.8から95368.8まで下落した。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を急速に拡大させ、引けまで安値圏で推移した。欧米市場の急落が警戒され、ボベスパ指数はこの日、全面安の展開を示した。また、国内や欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大なども圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2693.46 -2.52%
28日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比69.57ポイント安(-2.52%)の2693.46で取引を終了した。2758.84から2680.83まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、欧州市場の大幅安もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、国内外での新型コロナウイルス感染の再拡大などが引き続きリスク回避の売りを加速させた。
【インド】SENSEX指数 39922.46 -1.48%
28日のインドSENSEX指数は反落。前日比599.64ポイント安(-1.48%)の39922.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.80ポイント安(-1.34%)の11729.60で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。財政支出の削減観測が嫌気された。財務省はこのほど、新型コロナウイルス流行に伴う財政収入の急減を受け、2020年度の地方政府の財政支出が最大1兆2600億ルピー(約1兆7892億円)削減されると予測した。また、欧州市場の大幅安などもインド株の売り圧力を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3269.24 +0.46%
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.92ポイント高(+0.46%)の3269.24ポイントと続伸した。
中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の閉幕をあす(29日)に控え、これから打ち出される各種支援策に対する思惑が広まっている。主要な議題となる「第14次5か年計画(2021〜25年)」では、向こう10年内に経済力で米国を上回ることを視野に入れた目標が設定される見通し。内需の拡大や科学技術の発展に向け、各種の政策を推進していくとみられている。ただ、会議終了後の声明などを見極めたいとするスタンスもあり、積極的に上値を買い進む動きは限定された。
<CS>
28日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比4236.78ポイント安(-4.25%)の95368.76で取引を終了した。99597.8から95368.8まで下落した。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を急速に拡大させ、引けまで安値圏で推移した。欧米市場の急落が警戒され、ボベスパ指数はこの日、全面安の展開を示した。また、国内や欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大なども圧迫材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2693.46 -2.52%
28日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比69.57ポイント安(-2.52%)の2693.46で取引を終了した。2758.84から2680.83まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、欧州市場の大幅安もロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、国内外での新型コロナウイルス感染の再拡大などが引き続きリスク回避の売りを加速させた。
【インド】SENSEX指数 39922.46 -1.48%
28日のインドSENSEX指数は反落。前日比599.64ポイント安(-1.48%)の39922.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.80ポイント安(-1.34%)の11729.60で取引を終えた。
小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。財政支出の削減観測が嫌気された。財務省はこのほど、新型コロナウイルス流行に伴う財政収入の急減を受け、2020年度の地方政府の財政支出が最大1兆2600億ルピー(約1兆7892億円)削減されると予測した。また、欧州市場の大幅安などもインド株の売り圧力を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3269.24 +0.46%
28日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.92ポイント高(+0.46%)の3269.24ポイントと続伸した。
中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の閉幕をあす(29日)に控え、これから打ち出される各種支援策に対する思惑が広まっている。主要な議題となる「第14次5か年計画(2021〜25年)」では、向こう10年内に経済力で米国を上回ることを視野に入れた目標が設定される見通し。内需の拡大や科学技術の発展に向け、各種の政策を推進していくとみられている。ただ、会議終了後の声明などを見極めたいとするスタンスもあり、積極的に上値を買い進む動きは限定された。
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