概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、新型コロナウイルス再流行が警戒される流れ
[20/11/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 110132.53 +0.32%
25日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比346.23ポイント高(+0.32%)の110132.53で取引を終了した。109315.2から110595.8まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が高まり、やや伸び悩む展開となった。一方、原油高が資源セクターの支援材料。また、2020年の中国経済がプラス成長になるとの見通しや、米政治的な不透明感の緩和などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 3134.52 +1.25%
25日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比38.68ポイント高(+1.25%)の3134.52で取引を終了した。3089.16から3134.71まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、経済指標の改善も過度な景気不安をやや緩和させた。ただ、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、買い一服後はやや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 43828.10 -1.56%
25日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比694.92ポイント安(-1.56%)の43828.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同196.75ポイント安(-1.51%)の12858.40で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。SENSEX指数が連日過去最高値を更新しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、10月の経済指標の大幅改善が累積需要であり、持続しないとの見方も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3362.33 -1.19%
25日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比40.50ポイント安(-1.19%)の3362.33ポイントと続落した。
新型コロナウイルス再流行が警戒される流れ。欧米では感染再拡大に歯止めがかからず、複数の国や地域で行動規制が強められている。中国でも上海、天津、内モンゴルなどで新規感染者が相次ぎ確認された。また、社債の債務不履行(デフォルト)が相次いでいることも不安材料としてくすぶっている。中国では先ごろ、遼寧省政府系企業の華晨汽車集団が約65億人民元(約1000億円)規模のデフォルトが生じたと発表。同集団は今月20日に破産手続きに入った。
<CS>
25日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比346.23ポイント高(+0.32%)の110132.53で取引を終了した。109315.2から110595.8まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が高まり、やや伸び悩む展開となった。一方、原油高が資源セクターの支援材料。また、2020年の中国経済がプラス成長になるとの見通しや、米政治的な不透明感の緩和などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 3134.52 +1.25%
25日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比38.68ポイント高(+1.25%)の3134.52で取引を終了した。3089.16から3134.71まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、その後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、経済指標の改善も過度な景気不安をやや緩和させた。ただ、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、買い一服後はやや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 43828.10 -1.56%
25日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比694.92ポイント安(-1.56%)の43828.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同196.75ポイント安(-1.51%)の12858.40で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。SENSEX指数が連日過去最高値を更新しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、10月の経済指標の大幅改善が累積需要であり、持続しないとの見方も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3362.33 -1.19%
25日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比40.50ポイント安(-1.19%)の3362.33ポイントと続落した。
新型コロナウイルス再流行が警戒される流れ。欧米では感染再拡大に歯止めがかからず、複数の国や地域で行動規制が強められている。中国でも上海、天津、内モンゴルなどで新規感染者が相次ぎ確認された。また、社債の債務不履行(デフォルト)が相次いでいることも不安材料としてくすぶっている。中国では先ごろ、遼寧省政府系企業の華晨汽車集団が約65億人民元(約1000億円)規模のデフォルトが生じたと発表。同集団は今月20日に破産手続きに入った。
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