概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6営業日続落、終盤は再び売りに押された
[21/01/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 115882.30 -0.50%
27日のブラジル株式市場は6営業日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比581.77ポイント安(-0.50%)の115882.30で取引を終了した。117839.8から114886.5まで下落した。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。新型コロナウイルス流行に伴う各国の中央銀行による金融緩和の実施を受け、株式市場など金融バブルへの懸念が高まっている。また、海外市場の下落や通貨レアルの対米ドルの下落なども圧迫材料となった。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、大きく売られることはなかった
【ロシア】MICEX指数 3343.62 -1.39%
27日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比47.14ポイント安(-1.39%)の3343.62で取引を終了した。3408.64から3333.04まで下落した。
買いが先行した後はしばらくプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落や金融バブルへの懸念が高まっていることを受け、リスク回避の売りが広がった。また、地政学的リスクが解消されていないことなども足かせ。一方、政府が今年の予算の中に景気対策を組み入れる計画を示したことが好感された。
【インド】SENSEX指数 47409.99 -1.94%
27日のインドSENSEX指数は4営業日続落。前日比937.66ポイント安(-1.94%)の47409.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同271.40ポイント安(-1.91%)の13967.50で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。株式市場など金融市場の急上昇に伴うバブル懸念の高まりを受け、利益確定売りが継続。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3573.34 +0.11%
27日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.91ポイント高(+0.11%)の3573.34と反発した。
中国景気の持ち直しが再び意識される流れ。国家統計局が朝方公表した昨年12月の全国工業企業利益は前年同期比で20.1%増加し、11月の15.5%増から大幅に上向いた。中国の過度な金融引き締めに対する警戒感もやや後退。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は26日、世界経済フォーラム(WEF)のパネル討論会で、「人民銀行が金融政策による支援措置を早期に解除することはない」と言明した。ただ、人民銀が連日で公開市場操作(オペ)を通じ市場から資金を吸収したことはマイナス。指数は安く推移する場面もみられた。
<CS>
27日のブラジル株式市場は6営業日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比581.77ポイント安(-0.50%)の115882.30で取引を終了した。117839.8から114886.5まで下落した。
後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。新型コロナウイルス流行に伴う各国の中央銀行による金融緩和の実施を受け、株式市場など金融バブルへの懸念が高まっている。また、海外市場の下落や通貨レアルの対米ドルの下落なども圧迫材料となった。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、大きく売られることはなかった
【ロシア】MICEX指数 3343.62 -1.39%
27日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比47.14ポイント安(-1.39%)の3343.62で取引を終了した。3408.64から3333.04まで下落した。
買いが先行した後はしばらくプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落や金融バブルへの懸念が高まっていることを受け、リスク回避の売りが広がった。また、地政学的リスクが解消されていないことなども足かせ。一方、政府が今年の予算の中に景気対策を組み入れる計画を示したことが好感された。
【インド】SENSEX指数 47409.99 -1.94%
27日のインドSENSEX指数は4営業日続落。前日比937.66ポイント安(-1.94%)の47409.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同271.40ポイント安(-1.91%)の13967.50で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。株式市場など金融市場の急上昇に伴うバブル懸念の高まりを受け、利益確定売りが継続。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3573.34 +0.11%
27日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.91ポイント高(+0.11%)の3573.34と反発した。
中国景気の持ち直しが再び意識される流れ。国家統計局が朝方公表した昨年12月の全国工業企業利益は前年同期比で20.1%増加し、11月の15.5%増から大幅に上向いた。中国の過度な金融引き締めに対する警戒感もやや後退。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は26日、世界経済フォーラム(WEF)のパネル討論会で、「人民銀行が金融政策による支援措置を早期に解除することはない」と言明した。ただ、人民銀が連日で公開市場操作(オペ)を通じ市場から資金を吸収したことはマイナス。指数は安く推移する場面もみられた。
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