概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続伸、成長予想の上方修正が支援材料
[21/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 119260.82 -0.39%
4日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比463.90ポイント安(-0.39%)の119260.82で取引を終了した。120560.00から118917.6まで下落した。
朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押され、引けまでマイナス圏で推移した。通貨レアルが対米ドルで下落したことが足かせに。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りもやや優勢となった。一方、海外市場の上昇が指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 3372.00 +0.85%
4日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比28.54ポイント高(+0.85%)の3372.00で取引を終了した。3351.94から3384.48まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。ほかに、経済指標の改善が引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 50614.29 +0.71%
4日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比358.54ポイント高(+0.71%)の50614.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.70ポイント高(+0.71%)の14895.65で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が支援材料となった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2021年度のインドの成長予想をこれまでの14.3%から17%に上方修正。発表された21年度の予算では、財政支出の大幅拡大が成長加速につながると指摘した。また、10-12月期の企業の業績改善が目立っていることも支援材料。ほかに、経済指標の改善が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3501.86 -0.44%
4日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.45ポイント安(-0.44%)の3501.86ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行(中央銀行)・貨幣政策委員の馬駿氏が「(株や不動産など)一部分野でバブルが生じつつある」と先ごろコメントする中、引き締め懸念が依然としてくすぶっている。短期金利の上昇もネガティブ材料。午前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は、4営業日ぶりに上昇した。春節(旧正月)の大型連休(11-14日)を来週に控え、流動性のひっ迫懸念が再び高まっている。
<CS>
4日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比463.90ポイント安(-0.39%)の119260.82で取引を終了した。120560.00から118917.6まで下落した。
朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押され、引けまでマイナス圏で推移した。通貨レアルが対米ドルで下落したことが足かせに。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りもやや優勢となった。一方、海外市場の上昇が指数を下支えした。
【ロシア】MICEX指数 3372.00 +0.85%
4日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比28.54ポイント高(+0.85%)の3372.00で取引を終了した。3351.94から3384.48まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。海外市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。ほかに、経済指標の改善が引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 50614.29 +0.71%
4日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比358.54ポイント高(+0.71%)の50614.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同105.70ポイント高(+0.71%)の14895.65で取引を終えた。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が支援材料となった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、2021年度のインドの成長予想をこれまでの14.3%から17%に上方修正。発表された21年度の予算では、財政支出の大幅拡大が成長加速につながると指摘した。また、10-12月期の企業の業績改善が目立っていることも支援材料。ほかに、経済指標の改善が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3501.86 -0.44%
4日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.45ポイント安(-0.44%)の3501.86ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行(中央銀行)・貨幣政策委員の馬駿氏が「(株や不動産など)一部分野でバブルが生じつつある」と先ごろコメントする中、引き締め懸念が依然としてくすぶっている。短期金利の上昇もネガティブ材料。午前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は、4営業日ぶりに上昇した。春節(旧正月)の大型連休(11-14日)を来週に控え、流動性のひっ迫懸念が再び高まっている。
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