概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、前日の急落を受けた反動
[21/04/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 119297.13 +0.41%
13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比485.39ポイント高(+0.41%)の119297.13で取引を終了した。118041.1から119529.2まで上昇した。
売りが先行した後はしばらくマイナス圏でもみ合ったが、その後はプラス圏に回復した。経済指標の改善が好感された。2月の小売売上高は前月比でプラス0.6%となり、前月のマイナス0.2%から改善。プラス回復は昨年10月以来となる。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、国内における新型コロナウイルス感染の再拡大が引き続き警戒された。
【ロシア】MICEX指数 3526.30 +0.10%
13日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.65ポイント高(+0.10%)の3526.30で取引を終了した。3511.23から3542.63まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。原油高が資源セクターの支援材料。また、欧州市場がおおむね堅調だったことも好感された。一方、指数の上値は重い。3月の鉱工業生産など主要な経済指標が15日から相次いで発表されるため、慎重ムードが強い。
【インド】SENSEX指数 48544.06 +1.38%
13日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比660.68ポイント高(+1.38%)の48544.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同194.00ポイント高(+1.36%)の14504.80で取引を終えた。
中盤は前日の終値近辺まで値を戻したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の急落を受けた反動から買い戻しが優勢。また、企業の増益報告も対象セクターの物色手掛かりとなった。IT大手タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)はこのほど、1-3月期の純利益は前年同期比15%増の924億6000万ルピー(約1294億円)に上ったと報告した。ほかに、ガソリンなどの需要が3月に27%増加したとの報告が経済活動の正常化期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3396.47 -0.48%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.48ポイント安(-0.48%)の3396.47ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが続く。米中対立の激化、中国の金融引き締めなどに対する警戒感が依然としてくすぶっている。前日引け後に公表された今年3月の金融統計では、人民元建て新規融資額は予想以上に前月から増加した。1-3月にかけた新規融資額は7兆6700億人民元に膨らみ、四半期ベースの過去最高を記録している。バブルを警戒する金融当局は、緩和的な金融政策を調整する??との不安も浮上した。他方、取引時間中に公表された今年3月の中国貿易統計では、輸出の伸びがやや下振れしたものの、輸入は大幅に予想を上回っている。内需の堅調さが連想されて指数は小高く推移する場面もみられたが、上値は重く、中盤から再びマイナスに転じた。
<CS>
13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比485.39ポイント高(+0.41%)の119297.13で取引を終了した。118041.1から119529.2まで上昇した。
売りが先行した後はしばらくマイナス圏でもみ合ったが、その後はプラス圏に回復した。経済指標の改善が好感された。2月の小売売上高は前月比でプラス0.6%となり、前月のマイナス0.2%から改善。プラス回復は昨年10月以来となる。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、国内における新型コロナウイルス感染の再拡大が引き続き警戒された。
【ロシア】MICEX指数 3526.30 +0.10%
13日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.65ポイント高(+0.10%)の3526.30で取引を終了した。3511.23から3542.63まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。原油高が資源セクターの支援材料。また、欧州市場がおおむね堅調だったことも好感された。一方、指数の上値は重い。3月の鉱工業生産など主要な経済指標が15日から相次いで発表されるため、慎重ムードが強い。
【インド】SENSEX指数 48544.06 +1.38%
13日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比660.68ポイント高(+1.38%)の48544.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同194.00ポイント高(+1.36%)の14504.80で取引を終えた。
中盤は前日の終値近辺まで値を戻したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の急落を受けた反動から買い戻しが優勢。また、企業の増益報告も対象セクターの物色手掛かりとなった。IT大手タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)はこのほど、1-3月期の純利益は前年同期比15%増の924億6000万ルピー(約1294億円)に上ったと報告した。ほかに、ガソリンなどの需要が3月に27%増加したとの報告が経済活動の正常化期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3396.47 -0.48%
13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.48ポイント安(-0.48%)の3396.47ポイントと3日続落した。
投資家の慎重スタンスが続く。米中対立の激化、中国の金融引き締めなどに対する警戒感が依然としてくすぶっている。前日引け後に公表された今年3月の金融統計では、人民元建て新規融資額は予想以上に前月から増加した。1-3月にかけた新規融資額は7兆6700億人民元に膨らみ、四半期ベースの過去最高を記録している。バブルを警戒する金融当局は、緩和的な金融政策を調整する??との不安も浮上した。他方、取引時間中に公表された今年3月の中国貿易統計では、輸出の伸びがやや下振れしたものの、輸入は大幅に予想を上回っている。内需の堅調さが連想されて指数は小高く推移する場面もみられたが、上値は重く、中盤から再びマイナスに転じた。
<CS>