概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、前営業日の米株高
[21/04/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 120594.61 +0.05%
26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比64.55ポイント高(+0.05%)の120594.61で取引を終了した。119859.6から121392.7まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。利上げ懸念で終始上値の重い展開。エコノミストらはこのほど、年末までの政策金利予想をこれまでの5.25%から5.50%まで引き上げた。一方、内需関連の上昇が指数を押し上げた。新型コロナウイルスワクチン接種の加速に伴う経済活動の正常化観測が高まったもようだ。
【ロシア】MICEX指数 3610.98 +0.38%
26日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比13.81ポイント高(+0.38%)の3610.98で取引を終了した。3589.27から3613.37まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に再び上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源大手の売り圧力を強めた。また、予想以上の利上げも引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 48386.51 +1.06%
26日のインドSENSEX指数は反発。前日比508.06ポイント高(+1.06%)の48386.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.65ポイント高(+1.00%)の14485.00で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや縮小させた。前営業日の米株高に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行した。また、米中景気の先行き楽観も輸出の拡大期待を高めた。ほかに、新型コロナウイルスワクチンの供給をめぐり、米国がインドをサポートする約束を交わしたことは経済活動の正常化期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3441.17 -0.95%
週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比33.00ポイント安(-0.95%)の3441.17ポイントと反落している。
中国発の新規買い材料に乏しい中、引き締め懸念が蒸し返された。今月公表された金融統計では融資が上振れし、不動産価格の上昇基調も強まっている。今年3月の新築住宅相場では、主要70都市のうち前月比で上昇した都市数が前月の56→62に増加した。経済活動の正常化が進展していることで、緩和的な金融政策も後退すると不安視されている。また、共産党政治局会議(4月)が近く開かれることも、気がかり材料として意識された。
<CS>
26日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比64.55ポイント高(+0.05%)の120594.61で取引を終了した。119859.6から121392.7まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。利上げ懸念で終始上値の重い展開。エコノミストらはこのほど、年末までの政策金利予想をこれまでの5.25%から5.50%まで引き上げた。一方、内需関連の上昇が指数を押し上げた。新型コロナウイルスワクチン接種の加速に伴う経済活動の正常化観測が高まったもようだ。
【ロシア】MICEX指数 3610.98 +0.38%
26日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比13.81ポイント高(+0.38%)の3610.98で取引を終了した。3589.27から3613.37まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に再び上げ幅を拡大させた。欧州市場の上昇が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源大手の売り圧力を強めた。また、予想以上の利上げも引き続き嫌気された。
【インド】SENSEX指数 48386.51 +1.06%
26日のインドSENSEX指数は反発。前日比508.06ポイント高(+1.06%)の48386.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.65ポイント高(+1.00%)の14485.00で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をやや縮小させた。前営業日の米株高に加え、この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行した。また、米中景気の先行き楽観も輸出の拡大期待を高めた。ほかに、新型コロナウイルスワクチンの供給をめぐり、米国がインドをサポートする約束を交わしたことは経済活動の正常化期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3441.17 -0.95%
週明け26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比33.00ポイント安(-0.95%)の3441.17ポイントと反落している。
中国発の新規買い材料に乏しい中、引き締め懸念が蒸し返された。今月公表された金融統計では融資が上振れし、不動産価格の上昇基調も強まっている。今年3月の新築住宅相場では、主要70都市のうち前月比で上昇した都市数が前月の56→62に増加した。経済活動の正常化が進展していることで、緩和的な金融政策も後退すると不安視されている。また、共産党政治局会議(4月)が近く開かれることも、気がかり材料として意識された。
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