概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、インフレ加速が警戒
[21/05/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 122592.47 +0.09%
21日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比108.32ポイント高(+0.09%)の122592.47で取引を終了した。122799.4から121760.4からまで下落した。
中盤は下値を模索する展開もみられたが、終盤は前日の終値近辺まで回復した。インフレ加速が警戒され、売りがやや優勢。市場関係者の間では、ブラジル中央銀行が年内に追加の利上げを実施するとの見方も浮上した。一方、欧州市場が堅調だったことが指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 3660.48 +0.67%
21日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.32ポイント高(+0.67%)の3660.48で取引を終了した。3620.60から3667.87まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。MOEX指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 50540.48 +1.97%
21日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比975.62ポイント高(+1.97%)の50540.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同269.25ポイント高(+1.81%)の15175.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。新型コロナウイルスの国内感染に落ち着きを示していることが引き続き好感された。また、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。ほかに、銀行の不良債権処理がこれから進むとの見通しが同セクターの支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3486.56 -0.58%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.39ポイント安(-0.58%)の3486.56ポイントと3日続落している。
新規材料に乏しいなか、中国の引き締めが再び意識される流れ。経済活動正常化を背景に、中国ではインフレ懸念が依然としてくすぶっている。金利上昇圧力も強まる状況だ。今月公表された4月の金融統計では、融資の伸びが抑制された実態が判明している。ただ、大きく売り込む動きはみられない。原油や金属などの先高観が根強く、商品関連銘柄の物色が相場を下支えしている。
<CS>
21日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比108.32ポイント高(+0.09%)の122592.47で取引を終了した。122799.4から121760.4からまで下落した。
中盤は下値を模索する展開もみられたが、終盤は前日の終値近辺まで回復した。インフレ加速が警戒され、売りがやや優勢。市場関係者の間では、ブラジル中央銀行が年内に追加の利上げを実施するとの見方も浮上した。一方、欧州市場が堅調だったことが指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 3660.48 +0.67%
21日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.32ポイント高(+0.67%)の3660.48で取引を終了した。3620.60から3667.87まで上昇した。
前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、欧州市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。MOEX指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 50540.48 +1.97%
21日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比975.62ポイント高(+1.97%)の50540.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同269.25ポイント高(+1.81%)の15175.30で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。新型コロナウイルスの国内感染に落ち着きを示していることが引き続き好感された。また、前日の欧米市場の上昇を受け、インド株にも買いが先行した。ほかに、銀行の不良債権処理がこれから進むとの見通しが同セクターの支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3486.56 -0.58%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.39ポイント安(-0.58%)の3486.56ポイントと3日続落している。
新規材料に乏しいなか、中国の引き締めが再び意識される流れ。経済活動正常化を背景に、中国ではインフレ懸念が依然としてくすぶっている。金利上昇圧力も強まる状況だ。今月公表された4月の金融統計では、融資の伸びが抑制された実態が判明している。ただ、大きく売り込む動きはみられない。原油や金属などの先高観が根強く、商品関連銘柄の物色が相場を下支えしている。
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