概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、インフレ加速懸念が根強い
[21/06/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 127429.17 +0.14%
28日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比173.56ポイント高(+0.14%)の127429.17で取引を終了した。126628.9から128066.9まで上昇した。
中盤はマイナス圏で推移したが、終盤に再び買い戻された。成長予想の上方修正が支援材料。ブラジル中央銀行がまとめた調査では、4-6月期と7-9月期の成長予想がそれぞれ前回の10.5%、4.0%から12.6%、4.8%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。欧州市場がさえない展開を示したことなどが足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 3831.84 +0.22%
28日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比6.27ポイント安(-0.16%)の3825.57で取引を終了した。3852.83から3822.81まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。原油価格の下落が指数の足かせに。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」会合を控え、売りが優勢になったもようだ。一方、指数の下値は限定的。非鉄金属セクターの上昇や企業の好業績報告などが支援材料となったもようだ。
【インド】SENSEX指数 52735.59 -0.36%
28日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比189.45ポイント安(-0.36%)の52735.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.65ポイント安(-0.29%)の15814.70で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。機関投資家によるインドの成長予想の下方修正が相次いでいることが改めて嫌気されたもようだ。また、インフレ加速懸念が根強いことが指数の足かせに。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれている5月のインフラ産業8業種の生産高など主要な経済指標が今週中盤から相次いで発表される予定となり、慎重ムードも強い。
【中国本土】上海総合指数 3606.37 -0.03%
週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.19ポイント安(-0.03%)の3606.37ポイントと6日ぶりに反落した。
様子見ムードが漂う流れ。国内発の新規材料に乏しい中、週内に公表される経済指標や政治イベントの開催が気がかり材料として意識された。30日に公表される6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)については、5月実績からやや低下すると予想されている。また、7月1日は中国共産党創立100年の式典が北京市などで行われる予定だ。先週の好地合いを継いで小高くスタートしたものの、上値は重く、上海総合指数は中盤からマイナスに転じている。
<CS>
28日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比173.56ポイント高(+0.14%)の127429.17で取引を終了した。126628.9から128066.9まで上昇した。
中盤はマイナス圏で推移したが、終盤に再び買い戻された。成長予想の上方修正が支援材料。ブラジル中央銀行がまとめた調査では、4-6月期と7-9月期の成長予想がそれぞれ前回の10.5%、4.0%から12.6%、4.8%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。欧州市場がさえない展開を示したことなどが足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 3831.84 +0.22%
28日のロシア株式市場は小反落。主要指標のMOEX指数は前日比6.27ポイント安(-0.16%)の3825.57で取引を終了した。3852.83から3822.81まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。原油価格の下落が指数の足かせに。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要な産油国で構成する「OPECプラス」会合を控え、売りが優勢になったもようだ。一方、指数の下値は限定的。非鉄金属セクターの上昇や企業の好業績報告などが支援材料となったもようだ。
【インド】SENSEX指数 52735.59 -0.36%
28日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比189.45ポイント安(-0.36%)の52735.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同45.65ポイント安(-0.29%)の15814.70で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。機関投資家によるインドの成長予想の下方修正が相次いでいることが改めて嫌気されたもようだ。また、インフレ加速懸念が根強いことが指数の足かせに。ほかに、国内総生産(GDP)の先行指標だといわれている5月のインフラ産業8業種の生産高など主要な経済指標が今週中盤から相次いで発表される予定となり、慎重ムードも強い。
【中国本土】上海総合指数 3606.37 -0.03%
週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.19ポイント安(-0.03%)の3606.37ポイントと6日ぶりに反落した。
様子見ムードが漂う流れ。国内発の新規材料に乏しい中、週内に公表される経済指標や政治イベントの開催が気がかり材料として意識された。30日に公表される6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)については、5月実績からやや低下すると予想されている。また、7月1日は中国共産党創立100年の式典が北京市などで行われる予定だ。先週の好地合いを継いで小高くスタートしたものの、上値は重く、上海総合指数は中盤からマイナスに転じている。
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