概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の続落
[21/07/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 127467.88 -0.73%
15日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比938.62ポイント安(-0.73%)の127467.88で取引を終了した。128976.3から126922.4まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の続落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、この日の欧州市場の下落などがブラジル株の売り圧力を強めた。一方、米金融緩和が当面続くとの観測が引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 3799.97 -0.86%
15日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比32.88ポイント安(-0.86%)の3799.97で取引を終了した。3832.50から3789.31まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、後半に下げ幅を拡大させた。原油価格の続落がウエートの高い資源セクターの圧迫材料。また、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。このほか、新型コロナウイルス変異株の流行に伴う新たなロックダウン(都市封鎖)の実施に対する懸念の高まりが警戒された。
【インド】SENSEX指数 53158.85 +0.48%
15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比254.80ポイント高(+0.48%)の53158.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.25ポイント高(+0.44%)の15924.20で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。IT銘柄の上昇が指数をけん引。IT大手インフォシス(INFY)の好業績報告が好感されたもようだ。同社は14日、4-6月期の純利益が前年同期比で23%増加したと報告したほか、2021年度の売上予想も引き上げた。また、住宅販売が好調に進んでいることも不動産株の物色手掛かりとなった。ほかに、原油価格や代替品の供給をめぐり、石油相が産油国との交渉を開始しているとの報道が、インフレの鈍化期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3564.59 +1.02%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.09ポイント高(+1.02%)の3564.59ポイントと反発した。
中国の金融緩和スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は15日、市中銀行の預金準備率を0.5%引き下げた(発表は9日)。市場では、景気腰折れを回避するため、もう一段の引き下げがあるとの見方も流れている。また、一部では、20日に公表される事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」について、引き下げの可能性も指摘された。
<CS>
15日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比938.62ポイント安(-0.73%)の127467.88で取引を終了した。128976.3から126922.4まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の続落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、この日の欧州市場の下落などがブラジル株の売り圧力を強めた。一方、米金融緩和が当面続くとの観測が引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 3799.97 -0.86%
15日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比32.88ポイント安(-0.86%)の3799.97で取引を終了した。3832.50から3789.31まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、後半に下げ幅を拡大させた。原油価格の続落がウエートの高い資源セクターの圧迫材料。また、欧州市場の下落もロシア株の売り圧力を強めた。このほか、新型コロナウイルス変異株の流行に伴う新たなロックダウン(都市封鎖)の実施に対する懸念の高まりが警戒された。
【インド】SENSEX指数 53158.85 +0.48%
15日のインドSENSEX指数は続伸。前日比254.80ポイント高(+0.48%)の53158.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.25ポイント高(+0.44%)の15924.20で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。IT銘柄の上昇が指数をけん引。IT大手インフォシス(INFY)の好業績報告が好感されたもようだ。同社は14日、4-6月期の純利益が前年同期比で23%増加したと報告したほか、2021年度の売上予想も引き上げた。また、住宅販売が好調に進んでいることも不動産株の物色手掛かりとなった。ほかに、原油価格や代替品の供給をめぐり、石油相が産油国との交渉を開始しているとの報道が、インフレの鈍化期待を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3564.59 +1.02%
15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.09ポイント高(+1.02%)の3564.59ポイントと反発した。
中国の金融緩和スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は15日、市中銀行の預金準備率を0.5%引き下げた(発表は9日)。市場では、景気腰折れを回避するため、もう一段の引き下げがあるとの見方も流れている。また、一部では、20日に公表される事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」について、引き下げの可能性も指摘された。
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