概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、利上げ幅が予想を下回った
[21/09/14]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 116403.72 +1.85%
13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2117.79ポイント高(+1.85%)の116403.72で取引を終了した。114300.5から117046.2まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。堅調な経済指標が好感された。7月の小売売上高は前年同月比で5.7%増加し、予想の3.5%増を上回った。また、月ベースの売上高(金額で換算)も過去最高を記録したという。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。一方、成長予想の下方修正が指数の足かせに。JPモルガン・チェース(JPM)は最新リポートで、2022年の成長予想をこれまでの1.5%から0.9%に下方修正した。政策金利であるセリック金利について、22年年末時点9%まで引き上げられるとの見方を示した。
【ロシア】MOEX指数 4041.16 +0.96%
13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比38.50ポイント高(+0.96%)の4041.16で取引を終了した。4001.63から4041.83まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。利上げ幅が予想を下回ったことが好感された。ロシア中央銀行は10日、政策金利を6.5%から6.75%に引き上げると発表。これは予想(0.5%の利上げ)を下回る。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。ほかに、欧州市場の上昇などが買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 58177.76 -0.22%
13日のインドSENSEX指数は小反落。前日比127.31ポイント安(-0.22%)の58177.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.95ポイント安(-0.08%)の17355.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力がやや優勢。また、前日の米株安、米景気回復や企業業績の伸び悩みなども圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3715.37 +0.33%
週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.26ポイント高(+0.33%)の3715.37ポイントと3日続伸した。約6年1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
指標下振れで経済対策の期待感が強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が10日に発表した金融統計では、8月の人民元建て新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)M2がそろって予想を下回った。嫌気する売りが先行したものの、「当局は景気テコ入れ策を強める」との観測も根強く、主要な株価指数はほどなくプラスに転じている。
<CS>
13日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2117.79ポイント高(+1.85%)の116403.72で取引を終了した。114300.5から117046.2まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。堅調な経済指標が好感された。7月の小売売上高は前年同月比で5.7%増加し、予想の3.5%増を上回った。また、月ベースの売上高(金額で換算)も過去最高を記録したという。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。一方、成長予想の下方修正が指数の足かせに。JPモルガン・チェース(JPM)は最新リポートで、2022年の成長予想をこれまでの1.5%から0.9%に下方修正した。政策金利であるセリック金利について、22年年末時点9%まで引き上げられるとの見方を示した。
【ロシア】MOEX指数 4041.16 +0.96%
13日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比38.50ポイント高(+0.96%)の4041.16で取引を終了した。4001.63から4041.83まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。利上げ幅が予想を下回ったことが好感された。ロシア中央銀行は10日、政策金利を6.5%から6.75%に引き上げると発表。これは予想(0.5%の利上げ)を下回る。また、原油価格の上昇なども支援材料となった。ほかに、欧州市場の上昇などが買い安心感を与えた。
【インド】SENSEX指数 58177.76 -0.22%
13日のインドSENSEX指数は小反落。前日比127.31ポイント安(-0.22%)の58177.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.95ポイント安(-0.08%)の17355.30で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤は前日の終値近辺まで回復した。両指数とも過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力がやや優勢。また、前日の米株安、米景気回復や企業業績の伸び悩みなども圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3715.37 +0.33%
週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.26ポイント高(+0.33%)の3715.37ポイントと3日続伸した。約6年1カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
指標下振れで経済対策の期待感が強まる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が10日に発表した金融統計では、8月の人民元建て新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)M2がそろって予想を下回った。嫌気する売りが先行したものの、「当局は景気テコ入れ策を強める」との観測も根強く、主要な株価指数はほどなくプラスに転じている。
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