概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続伸、前日までの好地合いを継ぐ流れ
[21/09/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 114064.36 +1.59%
23日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1782.08ポイント高(+1.59%)の114064.36で取引を終了した。112280.8から114329.7まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も引き続き好感された。ほかに、海外株高が買い安心感を与えた。
【ロシア】MOEX指数 4052.14 +0.52%
23日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比21.16ポイント高(+0.52%)の4052.14で取引を終了した。4020.50から4058.15まで上昇した。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も好感された。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利や資産入策の据え置きを決定した。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 59885.36 +1.63%
23日のインドSENSEX指数は反発。前日比958.03ポイント高(+1.63%)の59885.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同276.30ポイント高(+1.57%)の17822.95で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日の中国や香港などアジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、米金融緩和の継続なども外資の流出懸念を後退させた。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利や資産入策の据え置きを決定した。
【中国本土】上海総合指数 3642.22 +0.38%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.73ポイント高(+0.38%)の3642.22ポイントと3日続伸した。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。債務問題を抱える不動産大手の中国恒大集団(3333/HK)が前日、23日に期日を迎える人民元社債の利払いを実施すると発表したことで、中国金融システムへの影響懸念がひとまず後退している。中国恒大集団を巡っては、「中国政府が3つの独立した事業体に再編することを検討しているもよう」とも伝わった。消息筋によれば、この再編により、中国政府が恒大集団の支配権を握ることになる見通しという。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスもプラス。人民銀はこのところ、リバースリポを通じた厚めの資金供給を続けている。また、前日公表された9月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り、17カ月連続で金利は据え置かれたものの、市場では年内の利下げ期待が根強い状況だ。
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23日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1782.08ポイント高(+1.59%)の114064.36で取引を終了した。112280.8から114329.7まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も引き続き好感された。ほかに、海外株高が買い安心感を与えた。
【ロシア】MOEX指数 4052.14 +0.52%
23日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比21.16ポイント高(+0.52%)の4052.14で取引を終了した。4020.50から4058.15まで上昇した。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米金融緩和の継続も好感された。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利や資産入策の据え置きを決定した。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
【インド】SENSEX指数 59885.36 +1.63%
23日のインドSENSEX指数は反発。前日比958.03ポイント高(+1.63%)の59885.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同276.30ポイント高(+1.57%)の17822.95で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。前日の欧米市場の上昇に加え、この日の中国や香港などアジアの主要な株式市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、米金融緩和の継続なども外資の流出懸念を後退させた。連邦準備制度理事会(FRB)は市場の予想通り連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利や資産入策の据え置きを決定した。
【中国本土】上海総合指数 3642.22 +0.38%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.73ポイント高(+0.38%)の3642.22ポイントと3日続伸した。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。債務問題を抱える不動産大手の中国恒大集団(3333/HK)が前日、23日に期日を迎える人民元社債の利払いを実施すると発表したことで、中国金融システムへの影響懸念がひとまず後退している。中国恒大集団を巡っては、「中国政府が3つの独立した事業体に再編することを検討しているもよう」とも伝わった。消息筋によれば、この再編により、中国政府が恒大集団の支配権を握ることになる見通しという。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスもプラス。人民銀はこのところ、リバースリポを通じた厚めの資金供給を続けている。また、前日公表された9月分の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り、17カ月連続で金利は据え置かれたものの、市場では年内の利下げ期待が根強い状況だ。
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