概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日ぶりに反落、インフレの加速
[21/09/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 113282.67 -0.69%
24日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比781.69ポイント安(-0.69%)の113282.67で取引を終了した。114062.2から112505.0まで下落した。
売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。インフレの加速を受け、大幅な利上げ懸念が高まった。9月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前年比で10.05%上昇し、前月の9.30%と予想の9.94%を上回ったほか、2016年以来で2ケタに加速した。また、中国の不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念が解消されていないことも引き続き足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 4038.23 -0.34%
24日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.91ポイント安(-0.34%)の4038.23で取引を終了した。4057.09から4017.20まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。中国の不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念が再び高まっていることが警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇がサポート材料となったほか、米金融緩和の継続などが引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 60048.47 +0.27%
24日のインドSENSEX指数は続伸。前日比163.11ポイント高(+0.27%)の60048.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.25ポイント高(+0.17%)の17853.20で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤にかけて上げ幅をやや縮小させた。海外株高を受け、インド市場にも買いが先行。また、原油価格の上昇やインドへの外資流入が加速していることなども引き続き支援材料となった。国内では、インド経済がすでに底を打っており、一部産業が新型コロナウイルス流行前のレベルまで回復しているとの見方が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3613.07 -0.80%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.15ポイント安(-0.80%)の3613.07ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家のセンチメントがやや悪化する流れ。中国不動産大手の債務問題を巡る懸念が強まっている。消息筋情報として外電が23日に伝えたところによれば、中国の中央政府は地方政府に対し、デフォルト(債務不履行)リスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)の経営破たん可能性に備えるよう指示したもようだ。また、中国産業引き締めの警戒感が依然としてくすぶっていることも重しとなっている。金融当局の資金供給などを手がかりに指数は一進一退していたが、引けにかけて下げ足を速めた。
<CS>
24日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比781.69ポイント安(-0.69%)の113282.67で取引を終了した。114062.2から112505.0まで下落した。
売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。インフレの加速を受け、大幅な利上げ懸念が高まった。9月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は前年比で10.05%上昇し、前月の9.30%と予想の9.94%を上回ったほか、2016年以来で2ケタに加速した。また、中国の不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念が解消されていないことも引き続き足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 4038.23 -0.34%
24日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.91ポイント安(-0.34%)の4038.23で取引を終了した。4057.09から4017.20まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。中国の不動産大手・中国恒大集団のデフォルト(債務不履行)懸念が再び高まっていることが警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇がサポート材料となったほか、米金融緩和の継続などが引き続き好感された。
【インド】SENSEX指数 60048.47 +0.27%
24日のインドSENSEX指数は続伸。前日比163.11ポイント高(+0.27%)の60048.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.25ポイント高(+0.17%)の17853.20で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤にかけて上げ幅をやや縮小させた。海外株高を受け、インド市場にも買いが先行。また、原油価格の上昇やインドへの外資流入が加速していることなども引き続き支援材料となった。国内では、インド経済がすでに底を打っており、一部産業が新型コロナウイルス流行前のレベルまで回復しているとの見方が好感された。
【中国本土】上海総合指数 3613.07 -0.80%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.15ポイント安(-0.80%)の3613.07ポイントと4日ぶりに反落した。
投資家のセンチメントがやや悪化する流れ。中国不動産大手の債務問題を巡る懸念が強まっている。消息筋情報として外電が23日に伝えたところによれば、中国の中央政府は地方政府に対し、デフォルト(債務不履行)リスクに直面する中国恒大集団(3333/HK)の経営破たん可能性に備えるよう指示したもようだ。また、中国産業引き締めの警戒感が依然としてくすぶっていることも重しとなっている。金融当局の資金供給などを手がかりに指数は一進一退していたが、引けにかけて下げ足を速めた。
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