概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
[21/10/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 113185.48 -0.24%
14日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比270.45ポイント安(-0.24%)の113185.48で取引を終了した。113,881.4から112,707.5まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。海外株高が好感されたほか、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 4259.13 +0.36%
14日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.21ポイント高(+0.36%)の4259.13で取引を終了した。4,259.13から4,292.68まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、インフレ加速に伴う利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 61305.95 +0.94%
14日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比568.90ポイント高(+0.94%)の61305.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.80ポイント高(+0.97%)の18338.55で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。ほかに、景気が着実に回復しているとの見方が好感された。IMFはインド経済が新型コロナウイルス流行の打撃から回復していると指摘した。
【中国本土】上海総合指数 3558.28 -0.10%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.48安(-0.10%)の3558.28ポイントに小反落している。
9月の新規人民元建て融資や社会融資総量が予想を下回ったことが嫌気された。上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。朝方公表された9月の中国物価統計はまちまちの内容。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス0.7%だった。上昇率は市場予想と前月実績(ともにプラス0.8%)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)は10.7%上昇した。前月実績(プラス9.5%)から加速し、市場予想(プラス10.5%)も超えている。卸売物価高騰が川下産業の経営圧力となるものの、原材料などを扱う川上産業にとっては追い風だ。
<CS>
14日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比270.45ポイント安(-0.24%)の113185.48で取引を終了した。113,881.4から112,707.5まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。海外株高が好感されたほか、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 4259.13 +0.36%
14日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.21ポイント高(+0.36%)の4259.13で取引を終了した。4,259.13から4,292.68まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、インフレ加速に伴う利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 61305.95 +0.94%
14日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比568.90ポイント高(+0.94%)の61305.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.80ポイント高(+0.97%)の18338.55で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。ほかに、景気が着実に回復しているとの見方が好感された。IMFはインド経済が新型コロナウイルス流行の打撃から回復していると指摘した。
【中国本土】上海総合指数 3558.28 -0.10%
14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.48安(-0.10%)の3558.28ポイントに小反落している。
9月の新規人民元建て融資や社会融資総量が予想を下回ったことが嫌気された。上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。朝方公表された9月の中国物価統計はまちまちの内容。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス0.7%だった。上昇率は市場予想と前月実績(ともにプラス0.8%)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)は10.7%上昇した。前月実績(プラス9.5%)から加速し、市場予想(プラス10.5%)も超えている。卸売物価高騰が川下産業の経営圧力となるものの、原材料などを扱う川上産業にとっては追い風だ。
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