概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、景気回復期待が高まっていることが好感
[21/10/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 106419.53 -2.11%
26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2295.02ポイント安(-2.11%)の106419.53で取引を終了した。108713.3から106320.6まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う大幅な利上げ懸念が高まっている。10月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は10.34%となり、前月の10.05%と予想の10.11%以上に加速したほか、10月のデータとしては1995年以来の高水準となった。なお、2021年年末、22年年末の政策金利予想は、それぞれ8.75%、9.5%まで引き上げられている。
【ロシア】MOEX指数 4235.87 -0.45%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに小反落。主要指標のMOEX指数は前日比19.11ポイント安(-0.45%)の4235.87で取引を終了した。4259.83から4233.80からまで下落した。
売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。また、9月の主要な経済指標が週後半に発表されるため、慎重むーども強い。一方、海外市場や原油価格の上昇が指数を下支えしている。
【インド】SENSEX指数 61350.26 +0.63%
26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比383.21ポイント高(+0.63%)の61350.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.00ポイント高(+0.79%)の18268.40で取引を終えた。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気回復期待が高まっていることが好感された。野村インターナショナルは最新リポートで、インドの経済データが7-9月期に一連の回復を示したと指摘した。また、海外機関投資家は、2021年度のインドの成長率が9.5%まで回復すると予測。このほか、電力不足懸念の後退などが指数をサポートした。エネルギー大臣はこのほど、国内で電力不足が発生していないと強調した。
【中国本土】上海総合指数 3597.64 -0.34%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.23ポイント安(-0.34%)の3597.64ポイントと反落している。
中国不動産業の不透明感が強まる流れ。不動産開発会社の当代置業(1107/HK)は26日、25日に期限を迎えた米ドル建て社債の元利払い不能に陥ったことを明らかにした。また、不動産税(個人向け固定資産税)が一部都市で試験導入されることも引き続き懸念されている。中国経済対策の期待感などで買い先行したものの、上値は重く、指数は中盤に入りマイナスに転じている。
<CS>
26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2295.02ポイント安(-2.11%)の106419.53で取引を終了した。108713.3から106320.6まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う大幅な利上げ懸念が高まっている。10月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は10.34%となり、前月の10.05%と予想の10.11%以上に加速したほか、10月のデータとしては1995年以来の高水準となった。なお、2021年年末、22年年末の政策金利予想は、それぞれ8.75%、9.5%まで引き上げられている。
【ロシア】MOEX指数 4235.87 -0.45%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに小反落。主要指標のMOEX指数は前日比19.11ポイント安(-0.45%)の4235.87で取引を終了した。4259.83から4233.80からまで下落した。
売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。また、9月の主要な経済指標が週後半に発表されるため、慎重むーども強い。一方、海外市場や原油価格の上昇が指数を下支えしている。
【インド】SENSEX指数 61350.26 +0.63%
26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比383.21ポイント高(+0.63%)の61350.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.00ポイント高(+0.79%)の18268.40で取引を終えた。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気回復期待が高まっていることが好感された。野村インターナショナルは最新リポートで、インドの経済データが7-9月期に一連の回復を示したと指摘した。また、海外機関投資家は、2021年度のインドの成長率が9.5%まで回復すると予測。このほか、電力不足懸念の後退などが指数をサポートした。エネルギー大臣はこのほど、国内で電力不足が発生していないと強調した。
【中国本土】上海総合指数 3597.64 -0.34%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.23ポイント安(-0.34%)の3597.64ポイントと反落している。
中国不動産業の不透明感が強まる流れ。不動産開発会社の当代置業(1107/HK)は26日、25日に期限を迎えた米ドル建て社債の元利払い不能に陥ったことを明らかにした。また、不動産税(個人向け固定資産税)が一部都市で試験導入されることも引き続き懸念されている。中国経済対策の期待感などで買い先行したものの、上値は重く、指数は中盤に入りマイナスに転じている。
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