概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、通貨レアル高が好感
[22/01/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 109101.99 +1.01%
20日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1088.52ポイント高(+1.01%)の109101.99で取引を終了した。108014.5から109873.4まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅をやや縮小させた。通貨レアル高が好感され、ブラジル株を物色する動きが継続した。また、10月の大統領選で候補であるルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領に対する期待が高まっていることも引き続き支援材料。一方、米金融当局が大幅な利上げに踏み切るとの懸念が指数の足かせになった。
【ロシア】MOEX指数 3516.02 +2.30%
20日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比79.20ポイント高(+2.30%)の3516.02で取引を終了した。3403.74から3533.61まで上昇した。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。ウクライナ問題をめぐり、翌21日に開催される米ロ会談が平和的な雰囲気で進行されるとの期待が好感されたもようだ。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、米国がロシアに対して金融制裁を追加したことが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 59464.62 -1.06%
20日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比634.20ポイント安(-1.06%)の59464.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.40ポイント安(-1.01%)の17757.00で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させ、終盤はやや持ち直した。米金融当局は大幅な利上げに踏み切るとの不安が広がっていることがインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3555.06 -0.09%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.12ポイント安(-0.09%)の3555.06ポイントと小幅ながら続落した。
新型コロナウイルス感染再拡大の不安がくすぶる流れ。冬季五輪開催を2月に控える首都北京市では、新規感染者数がわずかながら増加し、新規のクラスターも発生した。「ゼロコロナ」を目指す中国当局が行動抑制を強化するなか、実体経済に対する影響が懸念されている。米金融当局による大幅利上げ観測が浮上したことで、新興国からの資金流出も警戒された。最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げ発表などを好感して買いが先行したものの、指数は引けにかけてマイナスに転じている。
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20日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1088.52ポイント高(+1.01%)の109101.99で取引を終了した。108014.5から109873.4まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅をやや縮小させた。通貨レアル高が好感され、ブラジル株を物色する動きが継続した。また、10月の大統領選で候補であるルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ元大統領に対する期待が高まっていることも引き続き支援材料。一方、米金融当局が大幅な利上げに踏み切るとの懸念が指数の足かせになった。
【ロシア】MOEX指数 3516.02 +2.30%
20日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比79.20ポイント高(+2.30%)の3516.02で取引を終了した。3403.74から3533.61まで上昇した。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。ウクライナ問題をめぐり、翌21日に開催される米ロ会談が平和的な雰囲気で進行されるとの期待が好感されたもようだ。また、最近の下落で値ごろ感も強い。一方、米国がロシアに対して金融制裁を追加したことが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 59464.62 -1.06%
20日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比634.20ポイント安(-1.06%)の59464.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.40ポイント安(-1.01%)の17757.00で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させ、終盤はやや持ち直した。米金融当局は大幅な利上げに踏み切るとの不安が広がっていることがインドなど新興国からの資金流出懸念を強めた。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3555.06 -0.09%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.12ポイント安(-0.09%)の3555.06ポイントと小幅ながら続落した。
新型コロナウイルス感染再拡大の不安がくすぶる流れ。冬季五輪開催を2月に控える首都北京市では、新規感染者数がわずかながら増加し、新規のクラスターも発生した。「ゼロコロナ」を目指す中国当局が行動抑制を強化するなか、実体経済に対する影響が懸念されている。米金融当局による大幅利上げ観測が浮上したことで、新興国からの資金流出も警戒された。最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の引き下げ発表などを好感して買いが先行したものの、指数は引けにかけてマイナスに転じている。
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