概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国経済対策の期待感が持続する流れ
[22/02/21]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 112879.85 -0.57%
18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比648.62ポイント安(-0.57%)の112879.85で取引を終了した。114213.4から112701.1まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念の高まりがブラジル株の売り圧力を強めた。原油高に伴うインフレ率の加速は背景にある。また、ウクライナ情勢が緊迫していることも引き続き足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3393.31 -3.35%
18日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比117.77ポイント安(-3.35%)の3393.31で取引を終了した。3565.52から3371.05まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクの高まりが引き続き警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、外国人投資家の売り越しなども圧迫材料。一方、ロシア経済が着実に回復していると予測されているが、相場を支えるには力不足だった。なお、2021年の国内総生産(GDP)成長率はプラス4.7%となり、前年のマイナス2.7%(改定値)と予想のプラス4.5%を上回った。
【インド】
休場
【中国本土】上海総合指数 3490.76 +0.66%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.72ポイント高(+0.66%)の3490.76ポイントと4日続伸した。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。国内経済の成長鈍化が警戒される中、当局は景気テコ入れスタンスを強めるとの見方が広がっている。中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は先ごろ、緩和的な金融政策を柔軟に維持していく方針を示した。産業支援の動きも支援材料。中原地産研究院の最新調査によれば、年初来で各地方政府が発表した不動産関連政策は約80件に上り、うち住宅市場の安定を目的とする支援策が40件近くを占めた。新型コロナウイルス感染再拡大や、ウクライナ情勢の不透明感などで弱含む場面がみられたものの、下値は堅く、指数は終盤に入り上げ幅を広げている。
<FA>
18日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比648.62ポイント安(-0.57%)の112879.85で取引を終了した。114213.4から112701.1まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念の高まりがブラジル株の売り圧力を強めた。原油高に伴うインフレ率の加速は背景にある。また、ウクライナ情勢が緊迫していることも引き続き足かせとなった。
【ロシア】MOEX指数 3393.31 -3.35%
18日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比117.77ポイント安(-3.35%)の3393.31で取引を終了した。3565.52から3371.05まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクの高まりが引き続き警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、外国人投資家の売り越しなども圧迫材料。一方、ロシア経済が着実に回復していると予測されているが、相場を支えるには力不足だった。なお、2021年の国内総生産(GDP)成長率はプラス4.7%となり、前年のマイナス2.7%(改定値)と予想のプラス4.5%を上回った。
【インド】
休場
【中国本土】上海総合指数 3490.76 +0.66%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.72ポイント高(+0.66%)の3490.76ポイントと4日続伸した。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。国内経済の成長鈍化が警戒される中、当局は景気テコ入れスタンスを強めるとの見方が広がっている。中国人民銀行(中央銀行)の易綱・総裁は先ごろ、緩和的な金融政策を柔軟に維持していく方針を示した。産業支援の動きも支援材料。中原地産研究院の最新調査によれば、年初来で各地方政府が発表した不動産関連政策は約80件に上り、うち住宅市場の安定を目的とする支援策が40件近くを占めた。新型コロナウイルス感染再拡大や、ウクライナ情勢の不透明感などで弱含む場面がみられたものの、下値は堅く、指数は終盤に入り上げ幅を広げている。
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