概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は暴落、2017年6月以来の安値まで下落
[22/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 111591.87 -0.37%
24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比415.74ポイント安(-0.37%)の111591.87で取引を終了した。112001.00から109125.2まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を縮小させた。ロシア軍がウクライナを侵攻したことを受け、リスク回避の売りが広がった。また、インフレ率の一段加速懸念も圧迫材料。一方、終盤は一部銘柄に買い戻しの動きが活発となった。米株高や米国の対ロ制裁が予想ほど厳しくなかったことが支援材料となったもようだ。
【ロシア】MOEX指数 2058.12 -33.28%
休み明けとなる24日のロシア株式市場は暴落。主要指標のMOEX指数は前日比1026.62ポイント安(-33.28%)の2058.12で取引を終了した。2740.31から1681.55まで下
落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。MOEX指数はこの日、2017年6月以来の安値まで下落。ロシア軍がウクライナの侵攻を開始したことが警戒され、リスク回避の売りが広がった。ウエートの高い銘柄がそろって2ケタ以上下落し、MOEX指数は一時1700ptの大台割れ画面も見られた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧米が相次いで追加の制裁を発表した。
【インド】SENSEX指数 54529.91 -4.72%
24日のインドSENSEX指数は7日続落。前日比2702.15ポイント安(-4.72%)の54529.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.78%(815.30ポイント)安の16247.95で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、ウクライナ情勢を巡る不透明感が増していることも圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3429.96 -1.70%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.19ポイント安(-1.70%)の3429.96ポイントと反落した。
東欧地域の地政学リスクが意識される流れ。ロシア軍が24日、ウクライナに対し軍事行動を開始したことを受け、欧米は猛烈に非難している。一段の制裁措置が打ち出されると予測され、世界経済の混乱も危ぐされた。原油や非鉄、穀物などの商品が急騰したことも景気の下押し圧力になると懸念されている。中国本土の一部地域で新型コロナウイルス感染が散発する中、社会活動の制限が続いていることもマイナス材料だ。指数は下げ幅を徐々に広げている。
<FA>
24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比415.74ポイント安(-0.37%)の111591.87で取引を終了した。112001.00から109125.2まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を縮小させた。ロシア軍がウクライナを侵攻したことを受け、リスク回避の売りが広がった。また、インフレ率の一段加速懸念も圧迫材料。一方、終盤は一部銘柄に買い戻しの動きが活発となった。米株高や米国の対ロ制裁が予想ほど厳しくなかったことが支援材料となったもようだ。
【ロシア】MOEX指数 2058.12 -33.28%
休み明けとなる24日のロシア株式市場は暴落。主要指標のMOEX指数は前日比1026.62ポイント安(-33.28%)の2058.12で取引を終了した。2740.31から1681.55まで下
落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。MOEX指数はこの日、2017年6月以来の安値まで下落。ロシア軍がウクライナの侵攻を開始したことが警戒され、リスク回避の売りが広がった。ウエートの高い銘柄がそろって2ケタ以上下落し、MOEX指数は一時1700ptの大台割れ画面も見られた。ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧米が相次いで追加の制裁を発表した。
【インド】SENSEX指数 54529.91 -4.72%
24日のインドSENSEX指数は7日続落。前日比2702.15ポイント安(-4.72%)の54529.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.78%(815.30ポイント)安の16247.95で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。海外株安を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、ウクライナ情勢を巡る不透明感が増していることも圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3429.96 -1.70%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比59.19ポイント安(-1.70%)の3429.96ポイントと反落した。
東欧地域の地政学リスクが意識される流れ。ロシア軍が24日、ウクライナに対し軍事行動を開始したことを受け、欧米は猛烈に非難している。一段の制裁措置が打ち出されると予測され、世界経済の混乱も危ぐされた。原油や非鉄、穀物などの商品が急騰したことも景気の下押し圧力になると懸念されている。中国本土の一部地域で新型コロナウイルス感染が散発する中、社会活動の制限が続いていることもマイナス材料だ。指数は下げ幅を徐々に広げている。
<FA>