概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、通貨ルーブルの大幅安
[22/05/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 111941.68 +0.05%
27日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比51.80ポイント高(+0.05%)の111941.68で取引を終了した。111558.24から112440.80まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高や原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は限定的。北東部ペルナンブコ州の豪雨被害が拡大していることや死者数が57人まで増加しているとの報告が足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2407.59 -0.23%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比5.47ポイント安(-0.23%)の2407.59で取引を終了した。2439.89から2399.92まで下落した。
前半はプラス圏で推移したが、後半は弱含みの展開を示した。通貨ルーブルの大幅安がロシア株の売り圧力を高めた。また、最近の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。利下げの実施が引き続き好感されたほか、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 54884.66 +1.17%
27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比632.13ポイント高(+1.17%)の54884.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同182.30ポイント高(+1.13%)の16352.45で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、6月の利上げが実施した後は当面追加されないとの観測も支援材料。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、6月の準備銀理事会では利上げが実施される予定だが、インフレ率の落ち着きを受けて利上げが当面継続する必要性がないとの見解を示した。
【中国本土】上海総合指数 3130.24 +0.23%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.13ポイント高(+0.23%)の3130.24ポイントと3日続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国政府はこのところ、雇用やインフラ投資、産業支援、消費刺激などに関する対策を相次ぎ公表している。また、中国本土で新型コロナウイルスの新規感染数が落ち着いていることも好材料。3月下旬から事実上のロックダウン(都市封鎖)が続いている上海市では、6月6日から一部の学校で対面授業が再開される。ただ、上値は限定的。中国景気の鈍化懸念が依然としてくすぶっている。全国工業企業の利益総額は今年1-4月、前年同期比で3.5%増となったが、増加率は1-3月の8.5%から鈍化してた。指数は安く推移する場面もみられている。
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27日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比51.80ポイント高(+0.05%)の111941.68で取引を終了した。111558.24から112440.80まで上昇した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高や原油価格の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は限定的。北東部ペルナンブコ州の豪雨被害が拡大していることや死者数が57人まで増加しているとの報告が足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2407.59 -0.23%
27日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比5.47ポイント安(-0.23%)の2407.59で取引を終了した。2439.89から2399.92まで下落した。
前半はプラス圏で推移したが、後半は弱含みの展開を示した。通貨ルーブルの大幅安がロシア株の売り圧力を高めた。また、最近の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。利下げの実施が引き続き好感されたほか、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 54884.66 +1.17%
27日のインドSENSEX指数は続伸。前日比632.13ポイント高(+1.17%)の54884.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同182.30ポイント高(+1.13%)の16352.45で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、6月の利上げが実施した後は当面追加されないとの観測も支援材料。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、6月の準備銀理事会では利上げが実施される予定だが、インフレ率の落ち着きを受けて利上げが当面継続する必要性がないとの見解を示した。
【中国本土】上海総合指数 3130.24 +0.23%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.13ポイント高(+0.23%)の3130.24ポイントと3日続伸した。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国政府はこのところ、雇用やインフラ投資、産業支援、消費刺激などに関する対策を相次ぎ公表している。また、中国本土で新型コロナウイルスの新規感染数が落ち着いていることも好材料。3月下旬から事実上のロックダウン(都市封鎖)が続いている上海市では、6月6日から一部の学校で対面授業が再開される。ただ、上値は限定的。中国景気の鈍化懸念が依然としてくすぶっている。全国工業企業の利益総額は今年1-4月、前年同期比で3.5%増となったが、増加率は1-3月の8.5%から鈍化してた。指数は安く推移する場面もみられている。
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