概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、通貨レアル安や原油安などを警戒
[22/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 108976.70 -2.55%
25日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2854.45ポイント安(-2.55%)の108976.70で取引を終了した。112,025.47から108,551.96まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、国内の財政不安が解消されていないことが引き続き懸念材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2195.17 -0.71%
25日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比15.78ポイント安(-0.71%)の2195.17で取引を終了した。2211.10から2190.67まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の続落が圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧州市場の上昇などが指数をサポートした。また、中国当局が銀行の預金準備率の引き下げを決定したなども好感された。
【インド】SENSEX指数 62293.64 +0.03%
25日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比20.96ポイント高(+0.03%)の62293.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.65ポイント高(+0.16%)の18512.75で取引を終えた。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の上昇で高値警戒感が強まり、前半は利益確定売りが優勢。また、主要なアジア市場が軟調な値動きを示していたこともインド株の売り圧力を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3101.69 +0.40%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.38ポイント高(+0.40%)の3101.69ポイントと反発した。
中国当局の経済支援スタンスが改めて意識される流れ。中国国務院(内閣に相当)は22日の常務会議では、預金準備率引き下げなどの金融政策ツールを適時に実施し、合理的で潤沢な流動性を維持するという方針が確認された。また、中国政府の方針に従い、銀行大手が相次いで優良不動産デベロッパー向けの融資支援を決定。与信枠の総額は、公表されているものだけでも1兆2750億人民元(約24兆7000億円)に上る。中国の新型コロナウイルス感染拡大を嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じた。
<NH>
25日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2854.45ポイント安(-2.55%)の108976.70で取引を終了した。112,025.47から108,551.96まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。ほかに、国内の財政不安が解消されていないことが引き続き懸念材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2195.17 -0.71%
25日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比15.78ポイント安(-0.71%)の2195.17で取引を終了した。2211.10から2190.67まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の続落が圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧州市場の上昇などが指数をサポートした。また、中国当局が銀行の預金準備率の引き下げを決定したなども好感された。
【インド】SENSEX指数 62293.64 +0.03%
25日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比20.96ポイント高(+0.03%)の62293.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.65ポイント高(+0.16%)の18512.75で取引を終えた。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。連日の上昇で高値警戒感が強まり、前半は利益確定売りが優勢。また、主要なアジア市場が軟調な値動きを示していたこともインド株の売り圧力を高めた。
【中国本土】上海総合指数 3101.69 +0.40%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.38ポイント高(+0.40%)の3101.69ポイントと反発した。
中国当局の経済支援スタンスが改めて意識される流れ。中国国務院(内閣に相当)は22日の常務会議では、預金準備率引き下げなどの金融政策ツールを適時に実施し、合理的で潤沢な流動性を維持するという方針が確認された。また、中国政府の方針に従い、銀行大手が相次いで優良不動産デベロッパー向けの融資支援を決定。与信枠の総額は、公表されているものだけでも1兆2750億人民元(約24兆7000億円)に上る。中国の新型コロナウイルス感染拡大を嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は程なくプラスに転じた。
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