概況からBRICsを知ろう インド株式市場は強含み、景気の回復期待が高まる
[23/04/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は強含み、景気の回復期待が高まる
【ブラジル】ボベスパ指数 103946.58 -0.40%
24日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比420.24ポイント安(-0.40%)の103946.58で引けた。日中の取引レンジは103247.04 - 104821.97となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州市場の下落が足かせとなった。また、国内の財政不安なども引き続き警戒材料。一方、成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想は前回0.90%から0.96%に引き上げられた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2635.43 -0.178%
24日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比4.52ポイント安(-0.178%)の2635.43で引けた。日中の取引レンジは、2609.40 - 2651.80となった。
中盤はプラス圏で推移したが、終盤は再びマイナス圏に転落した。主要7か国(G7)がすべてのロシア製品の輸出禁止を検討しているとの報道が引き続き警戒された。また、欧州市場がさえない展開を示したことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 60056.10 +0.67%
24日のインドSENSEX指数は強含み。前日比401.04ポイント高(+0.67%)の60056.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同119.35ポイント高(+0.68%)の17743.40で取引を終えた。
おおむねプラス圏で推移し、後半は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気の回復期待が高まっていることが支援材料。財務省はこのほど、1-3月期のインド経済が堅調に回復するとの見方を示した。また、外貨準備高の増加報告も好感された。ほかに、企業の好決算報告が対象セクターの物色手掛かり。1-3月期の企業決算では、発表済の企業が平均で15.2%増益だと報告されている。
【中国本土】上海総合指数 3275.41 -0.78%
週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比25.85ポイント安(-0.78%)の3275.41ポイントと4日続落した。
米中対立の激化が懸念される流れ。外電は23日、「中国政府が米マイクロン製の半導体販売を禁止した場合、米政府は中国需要の不足分を韓国メーカーが補うことのないよう韓国側に要請した」と報じた。それより先、「5月19日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)前後にも、バイデン米大統領は米国企業による対中投資を制限する大統領令に署名する見通し」との消息筋情報が伝わっている。指数は引けにかけて下げ幅を広げた。
<NH>
【ブラジル】ボベスパ指数 103946.58 -0.40%
24日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比420.24ポイント安(-0.40%)の103946.58で引けた。日中の取引レンジは103247.04 - 104821.97となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧州市場の下落が足かせとなった。また、国内の財政不安なども引き続き警戒材料。一方、成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2023年の成長予想は前回0.90%から0.96%に引き上げられた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2635.43 -0.178%
24日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比4.52ポイント安(-0.178%)の2635.43で引けた。日中の取引レンジは、2609.40 - 2651.80となった。
中盤はプラス圏で推移したが、終盤は再びマイナス圏に転落した。主要7か国(G7)がすべてのロシア製品の輸出禁止を検討しているとの報道が引き続き警戒された。また、欧州市場がさえない展開を示したことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 60056.10 +0.67%
24日のインドSENSEX指数は強含み。前日比401.04ポイント高(+0.67%)の60056.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同119.35ポイント高(+0.68%)の17743.40で取引を終えた。
おおむねプラス圏で推移し、後半は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気の回復期待が高まっていることが支援材料。財務省はこのほど、1-3月期のインド経済が堅調に回復するとの見方を示した。また、外貨準備高の増加報告も好感された。ほかに、企業の好決算報告が対象セクターの物色手掛かり。1-3月期の企業決算では、発表済の企業が平均で15.2%増益だと報告されている。
【中国本土】上海総合指数 3275.41 -0.78%
週明け24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比25.85ポイント安(-0.78%)の3275.41ポイントと4日続落した。
米中対立の激化が懸念される流れ。外電は23日、「中国政府が米マイクロン製の半導体販売を禁止した場合、米政府は中国需要の不足分を韓国メーカーが補うことのないよう韓国側に要請した」と報じた。それより先、「5月19日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)前後にも、バイデン米大統領は米国企業による対中投資を制限する大統領令に署名する見通し」との消息筋情報が伝わっている。指数は引けにかけて下げ幅を広げた。
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