概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日続落、米中対立の警戒感が投資家心理を冷やす流れ
[23/04/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
*10:24JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は5日続落、米中対立の警戒感が投資家心理を冷やす流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 103220.09 -0.70%
25日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前営業日比726.49ポイント安(-0.70%)の103220.09で引けた。日中の取引レンジは102633.10 - 103946.58となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の悪化を受け、景気後退懸念がやや高まった。2月の小売売上高は前月比でマイナス0.1%となり、前月のプラス3.8%を下回った。また、欧米市場の下落や米金融不安の再燃なども指数の足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2626.86 -0.33%
25日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比8.57ポイント安(-0.33%)の2626.86で引けた。日中の取引レンジは、2619.67 - 2642.12となっ
た。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧米が対ロ制裁を追加するとの観測も圧迫材料となった。一方、経済の回復期待が指数を下支えした。プーチン大統領は25日、ロシア経済が今年プラス1-2%に回復するとの見方を示した。
【インド】SENSEX指数 60130.71 +0.12%
25日のインドSENSEX指数は強含み。前日比74.61ポイント高(+0.12%)の60130.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.85ポイント高(+0.15%)の17769.25で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。また、給与の引き上げ観測なども好感された。
【中国本土】上海総合指数 3264.87 -0.32%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.54ポイント安(-0.32%)の3264.87ポイントと5日続落した。約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
米中対立の警戒感が投資家心理を冷やす流れ。外電は23日、「中国政府が米マイクロン製の半導体販売を禁止した場合、米政府は中国需要の不足分を韓国メーカーが補うことのないよう韓国側に求める」などと報じた。米韓首脳会談は26日、米ワシントンで開催される。韓国の尹錫悦・大統領は米国に条件緩和を求める構えと伝わっているが、不安感は強まったままだ。中国経済対策の期待感もやや後退。今週開催するとみられている中央政治局会議では、追加の刺激策は見送られるとの観測が流れた。4月開催の政治局会議は、例年なら経済対策が焦点となる。
<NH>
【ブラジル】ボベスパ指数 103220.09 -0.70%
25日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前営業日比726.49ポイント安(-0.70%)の103220.09で引けた。日中の取引レンジは102633.10 - 103946.58となった。
売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の悪化を受け、景気後退懸念がやや高まった。2月の小売売上高は前月比でマイナス0.1%となり、前月のプラス3.8%を下回った。また、欧米市場の下落や米金融不安の再燃なども指数の足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2626.86 -0.33%
25日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比8.57ポイント安(-0.33%)の2626.86で引けた。日中の取引レンジは、2619.67 - 2642.12となっ
た。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧米が対ロ制裁を追加するとの観測も圧迫材料となった。一方、経済の回復期待が指数を下支えした。プーチン大統領は25日、ロシア経済が今年プラス1-2%に回復するとの見方を示した。
【インド】SENSEX指数 60130.71 +0.12%
25日のインドSENSEX指数は強含み。前日比74.61ポイント高(+0.12%)の60130.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同25.85ポイント高(+0.15%)の17769.25で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。また、給与の引き上げ観測なども好感された。
【中国本土】上海総合指数 3264.87 -0.32%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比10.54ポイント安(-0.32%)の3264.87ポイントと5日続落した。約4週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
米中対立の警戒感が投資家心理を冷やす流れ。外電は23日、「中国政府が米マイクロン製の半導体販売を禁止した場合、米政府は中国需要の不足分を韓国メーカーが補うことのないよう韓国側に求める」などと報じた。米韓首脳会談は26日、米ワシントンで開催される。韓国の尹錫悦・大統領は米国に条件緩和を求める構えと伝わっているが、不安感は強まったままだ。中国経済対策の期待感もやや後退。今週開催するとみられている中央政治局会議では、追加の刺激策は見送られるとの観測が流れた。4月開催の政治局会議は、例年なら経済対策が焦点となる。
<NH>