概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、中国の財政不安を重しに投資家の慎重スタンスが強まった
[24/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日ぶりに反落、中国の財政不安を重しに投資家の慎重スタンスが強まった
【ブラジル】ボベスパ指数 136775.90 -0.08%
27日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比112.80ポイント安(-0.08%)の136775.90で引けた。日中の取引レンジは136664.40-137212.64となった。
小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ボベスパ指数が過去最高値の水準で推移しており、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落や通貨レアル安の進行なども指数の足かせとなった。一方、米ハイテク株の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2730.38 -1.21%
27日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.37ポイント安(-1.21%)の2730.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは2726.48-2800.00となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、前日の大幅高を受けた反動から利益確定売り圧力も強まった。ほかに、中東情勢の悪化などがマイナス材料となった。
【インド】SENSEX指数 81711.76 +0.02%
27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比13.65ポイント高(+0.02%)の81711.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.15ポイント高(+0.03%)の25017.75で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日まで4日連続の買い越しとなった。また、景気対策への期待感なども引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2848.73 -0.24%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.79ポイント安(-0.24%)の2848.73ポイントと3日ぶりに反落した。終値ベースでは2月7日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
中国の財政不安を重しに、投資家の慎重スタンスが強まった。中国財政部が26日発表したデータによると、今年1-7月の一般公共予算収入(財政収入)が前年同期比で2.6%減少する一方、支出は2.5%増えている。中国の景気懸念も連想された。対外関係の悪化もマイナス。カナダ政府は26日、中国製の電気自動車(EV)と鉄鋼・アルミに新たな関税を課すと発表した。中国EVについては、欧州連合(EU)も先ごろ追加関税の最終案を公表している。米国も輸入関税を引き上げる見通しだ。
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【ブラジル】ボベスパ指数 136775.90 -0.08%
27日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比112.80ポイント安(-0.08%)の136775.90で引けた。日中の取引レンジは136664.40-137212.64となった。
小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ボベスパ指数が過去最高値の水準で推移しており、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落や通貨レアル安の進行なども指数の足かせとなった。一方、米ハイテク株の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2730.38 -1.21%
27日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.37ポイント安(-1.21%)の2730.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは2726.48-2800.00となった。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、前日の大幅高を受けた反動から利益確定売り圧力も強まった。ほかに、中東情勢の悪化などがマイナス材料となった。
【インド】SENSEX指数 81711.76 +0.02%
27日のインドSENSEX指数は強含み。前日比13.65ポイント高(+0.02%)の81711.76、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.15ポイント高(+0.03%)の25017.75で取引を終えた。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い越しが指数をサポート。FIIはこの日まで4日連続の買い越しとなった。また、景気対策への期待感なども引き続き支援材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2848.73 -0.24%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.79ポイント安(-0.24%)の2848.73ポイントと3日ぶりに反落した。終値ベースでは2月7日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
中国の財政不安を重しに、投資家の慎重スタンスが強まった。中国財政部が26日発表したデータによると、今年1-7月の一般公共予算収入(財政収入)が前年同期比で2.6%減少する一方、支出は2.5%増えている。中国の景気懸念も連想された。対外関係の悪化もマイナス。カナダ政府は26日、中国製の電気自動車(EV)と鉄鋼・アルミに新たな関税を課すと発表した。中国EVについては、欧州連合(EU)も先ごろ追加関税の最終案を公表している。米国も輸入関税を引き上げる見通しだ。
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