概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
[24/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 136041.35 -0.95%
29日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1302.61ポイント安(-0.95%)の136041.35で引けた。日中の取引レンジは135857.81-137370.36となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。インフレ率の加速が警戒され、売りは優勢。また、ボベスパ指数が過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油高や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2708.27 +0.31%
29日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.29ポイント高(+0.31%)の2708.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは2679.43-2723.50となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの
物色手掛かり。また、欧米株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。7月
の小売売上高や鉱工業生産などが取引終了後に発表されるため、慎重ムードが強まっ
た。なお、7月の小売売上高は前月を下回った半面、同月の鉱工業生産は前月を上回っ
た。
【インド】SENSEX指数 82134.61 +0.43%
29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比349.05ポイント高(+0.43%)の82134.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.60ポイント高(+0.40%)の25151.95で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。欧州市場の上昇が終盤に買いにつながったもようだ。また、景気対策の承認も好感された。政府はスマート工業都市12都市の整備計画を承認した。国内メディアによると、投資総額は2860億200万ルピーに上るという。ほかに、外国人投資家が買い越しに転じたことも指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2823.11 -0.50%
29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.32ポイント安(-0.50%)の2823.11ポイントと3日続落した。2月6日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、対外関係の悪化が引き続き売り材料視されている。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が発表される。製造業PMIについては、7月の49.4から49.5にやや上向くと予想されているが、景況判断の境目となる50は引き続き下回る見通しだ。
<CS>
【ブラジル】ボベスパ指数 136041.35 -0.95%
29日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1302.61ポイント安(-0.95%)の136041.35で引けた。日中の取引レンジは135857.81-137370.36となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。インフレ率の加速が警戒され、売りは優勢。また、ボベスパ指数が過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油高や欧米市場の上昇などが指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 2708.27 +0.31%
29日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.29ポイント高(+0.31%)の2708.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは2679.43-2723.50となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの
物色手掛かり。また、欧米株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。7月
の小売売上高や鉱工業生産などが取引終了後に発表されるため、慎重ムードが強まっ
た。なお、7月の小売売上高は前月を下回った半面、同月の鉱工業生産は前月を上回っ
た。
【インド】SENSEX指数 82134.61 +0.43%
29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比349.05ポイント高(+0.43%)の82134.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同99.60ポイント高(+0.40%)の25151.95で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。欧州市場の上昇が終盤に買いにつながったもようだ。また、景気対策の承認も好感された。政府はスマート工業都市12都市の整備計画を承認した。国内メディアによると、投資総額は2860億200万ルピーに上るという。ほかに、外国人投資家が買い越しに転じたことも指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2823.11 -0.50%
29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.32ポイント安(-0.50%)の2823.11ポイントと3日続落した。2月6日以来、約6カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の景気懸念や、対外関係の悪化が引き続き売り材料視されている。指標発表も気がかり。中国では31日、8月の購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が発表される。製造業PMIについては、7月の49.4から49.5にやや上向くと予想されているが、景況判断の境目となる50は引き続き下回る見通しだ。
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