概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反発、欧米株高も買い安心感を与えた
[24/09/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反発、欧米株高も買い安心感を与えた
【ブラジル】ボベスパ指数 132155.77 +1.22%
24日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1587.40ポイント高(+1.22%)の132155.77で引けた。日中の取引レンジは130569.95-133072.68となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米株高も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行や中国の金融緩和などが支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2819.87 +1.35%
23日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.52ポイント高(+1.35%)の2819.87ポイントで引けた。日中の取引レンジは2797.00-2832.22となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。中国の金融緩和が好感され、買いは継続。金融当局が24日、共同で記者会見し、近く預金準備率を引き下げることや、既存住宅ローン金利の引き下げ、株式相場の安定策、国内6大商業銀行の資本増強など広範な景気支援策を明らかにした。また、欧米株高や原油価格の上昇も支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 84914.04 -0.02%
24日のインドSENSEX指数は4日ぶり小反落。前日比14.57ポイント安(-0.02%)の84914.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.35ポイント高(+0.01%)の25940.40で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせとなった。9月のビジネス信頼感指数は59.3となり、前月の60.7(改定値)を下回ったほか、9カ月ぶりの低水準を記録。また、消費の縮小やクレジットカード滞納率の上昇などの報告も小売関連の圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2863.13 +4.15%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比114.21ポイント高(+4.15%)の2863.13ポイントと5日続伸した。8月20日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。
中国の金融支援策が投資家のリスク選好を高める流れ。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁と国家金融監督管理総局の李雲沢・局長、中国証券監督管理委員会の呉清・主席は24日、共同で記者会見に臨み、一連の景気支援策を発表した。人民銀は近く、預金準備率を0.5%引き下げる。7日物リバースレポ取引の金利を1.70→1.50%に0.20%引き下げ、既存住宅ローンの金利を引き下げる方針も明らかにした。また、中国証券監督管理委員会は株式相場の安定化に向け、中長期資金の市場参加を支援するための政策を打ち出す方針を示している。ほか、国家金融監督管理総局は、国内6大商業銀行のコアTier1資本を増強する方針を表明した。指数は徐々に上げ幅を広げ、引けにかけて一段高となっている。
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【ブラジル】ボベスパ指数 132155.77 +1.22%
24日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1587.40ポイント高(+1.22%)の132155.77で引けた。日中の取引レンジは130569.95-133072.68となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米株高も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行や中国の金融緩和などが支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2819.87 +1.35%
23日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.52ポイント高(+1.35%)の2819.87ポイントで引けた。日中の取引レンジは2797.00-2832.22となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。中国の金融緩和が好感され、買いは継続。金融当局が24日、共同で記者会見し、近く預金準備率を引き下げることや、既存住宅ローン金利の引き下げ、株式相場の安定策、国内6大商業銀行の資本増強など広範な景気支援策を明らかにした。また、欧米株高や原油価格の上昇も支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 84914.04 -0.02%
24日のインドSENSEX指数は4日ぶり小反落。前日比14.57ポイント安(-0.02%)の84914.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.35ポイント高(+0.01%)の25940.40で取引を終えた。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせとなった。9月のビジネス信頼感指数は59.3となり、前月の60.7(改定値)を下回ったほか、9カ月ぶりの低水準を記録。また、消費の縮小やクレジットカード滞納率の上昇などの報告も小売関連の圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 2863.13 +4.15%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比114.21ポイント高(+4.15%)の2863.13ポイントと5日続伸した。8月20日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。
中国の金融支援策が投資家のリスク選好を高める流れ。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁と国家金融監督管理総局の李雲沢・局長、中国証券監督管理委員会の呉清・主席は24日、共同で記者会見に臨み、一連の景気支援策を発表した。人民銀は近く、預金準備率を0.5%引き下げる。7日物リバースレポ取引の金利を1.70→1.50%に0.20%引き下げ、既存住宅ローンの金利を引き下げる方針も明らかにした。また、中国証券監督管理委員会は株式相場の安定化に向け、中長期資金の市場参加を支援するための政策を打ち出す方針を示している。ほか、国家金融監督管理総局は、国内6大商業銀行のコアTier1資本を増強する方針を表明した。指数は徐々に上げ幅を広げ、引けにかけて一段高となっている。
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