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　米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは新たに発表したレポートの中で、ブロックチェーンが住宅ローン申請・承認プロセスの軽減やコストの削減を支援する可能性があると指摘した。

格付け会社は米国の住宅セクターにおけるテクノロジーの影響を分析。金融危機以降、様々な分野で刷新が続いているが、住宅市場は手つかずのままだと指摘。このため、住宅ローンの申請、承認プロセスにおいて、ブロックチェーンにかなりの可能性があると楽観的な見方を示した。

例えば、テクノロジーで借り手のローン状況を監視する能力を向上。住宅ローン保険者はクレジットリスクを再保険者や他の資本提供者に手頃なコストで、移行することも可能になる。もっとも活用できるのは権原の分野。ブロックチェーンプラットフォームを使用することにより、手数料や人材コストを10−20％削減でき、年間8.4憶から17億ドル節約できるという。

ムーディーズは同時に、現在のテクノロジーで処理できる規模が限られ、テクノロジーを使用することに対するコストが高いことを注意点として挙げた。



＜KY＞