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オウケイウェイヴ、仮想通貨取引所c0ban取引所運営のLastRootsを子会社化か【フィスコ・ビットコインニュース】

ビットコインニュース
日本最大級の Q&A サイト「OKWAVE」を運営するオウケイウェイヴ<3808>は、仮想通貨交換業やブロックチェーン技術に関する企画、システム開発を手がけるLastRootsを子会社化する方針を示したことが、一部報道により明らかとなった。2019年3月中にもオウケイウェイヴはLastRoots株式の過半数を取得し、子会社化する方針であるという。

LastRootsは、2016年7月にICO(仮想通貨による資金調達)にて6億円超の資金調達を実施し、動画広告と仮想通貨を組み合わせた広告サービスプラットフォーム「c0ban.tv」の開発・運営を行ってきた。2017年3月には仮想通貨取引所「c0ban取引所」をオープンし、同年9月27日には、金融庁へ仮想通貨交換業者の登録申請書を提出。現在は金融庁へ登録申請予定、または申請途中の「みなし業者」として取引所を運営している。

これまでLastRootsに対しては、SBIホールディングス<8473>が子会社を通じて3割程度出資していた。日経新聞の報道によれば、SBIホールディングスは保有する株式を全てオウケイウェイヴに売却するようだ。

オウケイウェイヴは、以前よりサービスへの仮想通貨導入に積極的な姿勢を見せてきた。サイト「OKWAVE」上では良質な回答をよせた御礼として、ユーザー間でビットコインを贈ることのできる仕組みを導入している。また、海外子会社によるブロックチェーン導入および運用コンサルティングの提供、仮想通貨分野に特化したマネーロンダリング(資金洗浄)対策サービスの米国Palantir Technologies Inc.(パランティア社)との共同展開なども行ってきた。

また、同社は1月24日付でLastRootsと業務提携を締結しており、LastRootsはオウケイウェイヴとの業務提携により、経営管理態勢・内部管理態勢の強化をはじめ、新規事業開発の促進をはかり、業務提携効果の最大化に努めていきたいとしていた。同発表に際し、LastRoots 代表取締役社長の小林慎和氏は、「c0ban取引所においては、まず仮想通貨交換業者として早期の登録を目指す」とも述べており、今後の動向が注目される。




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