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フィアー&グリード インデックス(恐怖・強欲指数)とビットコイン価格【フィスコ・ビットコインニュース】

ビットコインニュース
伝統的な金融市場のセンチメントを測る指数にCNNのフィアー&グリード インデックス(恐怖・強欲指数)や恐怖指数(VIX指数)などがあるように、仮想通貨(暗号資産)市場にもセンチメントを測る試みとしてalternative.meというサイトが公開しているクリプト フィアー&グリード インデックス(Crypto Fear & Greed Index、仮想通貨の恐怖指数)がある。これらの恐怖指数とビットコイン(BTC)価格の推移を比較してみる。

コロナショック後に高まる、仮想通貨の恐怖指数とBTC価格の相関性
仮想通貨の恐怖指数とBTC価格の推移を比較すると、特に18年12月から19年6月にかけてともに上昇しており、一定の連動制が認められた。また金融市場が新型コロナウィルスに大きく影響を受けた20年3月5日以降には、恐怖指数が急落すると同時にBTC価格も急落した。2018年以降現在までの相関係数は0.2だが、2020年2月1日以降現在までの相関係数は0.9とかなり高まっている。


コロナショック直後は、伝統的な金融市場の方が仮想通貨より恐怖感が高まった
次に2018年以降の仮想通貨の恐怖指数と、伝統的な金融市場の恐怖指数であるCNNのフェアー&グリード インデックスを比較してみよう。2019年下半期には仮想通貨の恐怖指数の方がCNNの恐怖指数よりも低水準で推移しており、仮想通貨市場における恐怖感の方が強い印象だった。しかし、3月5日から数日間は仮想通貨の恐怖指数よりもCNNのインデックスの恐怖感が強まった。仮想通貨の恐怖指数の最低値は3月14日の8だが、CNNの恐怖指数の最低値は3月5日に9、3月6日に7、週明け3月9日に3、3月12日に1となった。(双方とも、恐怖感が最も高い値は0)

27日時点では、仮想通貨の恐怖指数が12に対してCNNのインデックスは17, 先週では仮想通貨が9に対してCNNは7となっている。どちらも指数のレベルは非常に高い(Extreme Fear)が、先週は伝統的な金融市場の方がより恐怖感が強まっていたという印象を受ける。CNNのインデックスは2020年初頭には100に近く市場はポジティブであったため、より落差が目立つ展開となった。

コロナ後、VIX指数とBTC価格の逆相関強まる
最後に、CBOEの提供しているVIX指数と仮想通貨価格の推移を見てみる。VIX指数では数値が高いほど市場の不安感や恐怖感が高まっていると理解される。2017年-2019年3月頃までにかけては、VIX指数が下落したタイミングでBTCが上昇するという逆相関の関係がたびたび見られた。2019年4月以降は、VIX指数とBTCの間には相関性が生まれ、金融市場におけるBTCの受け止め方が変化しているのではと指摘する声も出ていたが、20年2月19日以降にVIXが急上昇するとBTCは大きく下落して再び逆相関の形となった。VIX指数が低下した場合は、BTC価格にプラスに作用する場合もあればあまり影響がない場合もあるが、BTC価格へのマイナスの影響はあまり見られないようだ。



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