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フィスコ、フィスココイン(FSCC)のホワイトペーパーを公表【フィスコ・ビットコインニュース】

ビットコインニュース
暗号資産フィスココイン(FSCC)を発行する金融情報配信大手のフィスコが22日、FSCCのホワイトペーパーを公表した。

FSCCは、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトークンの規格であるERC20に準拠して発行されたトークンで、国内大手暗号資産交換業者Zaif及び複数の海外の暗号資産交換所で取り扱われている。ソフトウェア販売(株式会社イーフロンティア)、旅行(イー・旅ネット・ドット・コム株式会社)、コンサルティング(株式会社CAICA DIGITAL)、外食(株式会社 KICHIRI)、投資情報サービス(フィスコ)等においては、決済手段として FSCCが採用されている。

同社では、FSCCプラットフォームの価値向上を目的としたFSCCプロジェクトを実践している。本プロジェクトを通じてFSCC経済圏の持続的発展させ、国内の分散型金融の発展、さらには、次なる金融サービスの担い手となり、国富の形成を促せる存在を目指しているようだ。

本ホワイトペーパーでは、FSCCプロジェクトの5つのドライバーとして、FDAP(FISCO Decentralizad Application Platform)によるDapps事業、フィスコ取引先3,700社のネットワーク、強力なシステム開発パートナー、大手暗号資産交換所の主要通貨、フィスコおよびFDAPを通じたプロモーションが挙げられており、それぞれの詳細が報告されている。

FISCO NFT Marketplaceについても新たな詳細が報告された。国内ではNFTアプリケーションにてNFTを発行し、オークンション機能にて取引が可能になるという。また、約100万人のユーザーをかかえて世界最大級のコスプレプラットフォーム「World Cosplay」を運営する株式会社キュアが提供するコスプレ・コスプレイヤーの総合情報サイト「Curecos Plus」との連携を予定しているようだ。同マーケットプレイスでは、日本円による決済を予定、暗号資産による決済やクレジットカード決済等についても検討中だという。

そのほか、FDAP事業計画やFSCCの保有者分布も発表している。フィスコが保有する未流通コインの枚数が34.7%(17,349,468FSCC)、戦略投資家が48.6%(24,279,203FSCC)、一般投資家が16.7%(8,371,329FSCC)保有しているようだ。戦略的投資家保有分にのみロックアップが設定され、段階的に解除されるという。FSCCの焼却(バーン)設計、FSCC 価格とIRについても公表されており、FSCC経済圏の拡大を目指す今後の同社の動きに注目が集まろう。



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