個人投資家株師孔明:今後の仮想通貨展望<徹底追及>【FISCOソーシャルレポーター】
[18/02/08]
提供元:株式会社フィスコ
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仮想通貨コラム
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年2月8日9時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
昨年後半に価格が急騰したことでさらに多くの人からの注目度が一気に高まった仮想通貨。2018年に入ってからはコインチェックにおけるネム流出事件もあり価格が下落しているが、低コストな決済手段としての仮想通貨の性格を考えると、今後の仮想通貨は着実に信頼度を高めていく可能性がある。
■決済手段などとしての将来性から値上がりに期待
仮想通貨は昨年ごろから短期間で大きな利益を狙える投機対象として人気が高まった。ビットコインやイーサリアム、リップルなどの仮想通貨に投資して億万長者となった投資家も出たとされている。このように、仮想通貨は投機対象としての側面を持っている。しかし、中長期的には仮想通貨が決済手段としての性格も高めると考えられる。
現在は現金を直接やり取りしない決済手段としてクレジットカード等があるが、決済コストや導入コストの高さから中小規模の店舗への普及は限定的だ。仮想通貨はクレジットカードと比べて、導入・決済コストを抑えられることから、決済手段として国際的に普及する可能性がある。
日本では特に、訪日外国人観光客が為替レートを気にせずに消費を進めるうえで仮想通貨が役立つと考えられる。決済手段としての注目度が高まれば、仮想通貨を決済目的で保有する層が増える。今後は決済手段としての需要増が仮想通貨価格を押し上げる可能性があると言えよう。
■価格下げ止まりのタイミングが投資チャンス
仮想通貨投資に関心を持ったものの、価格が急騰したために買いを入れるタイミングを逃してしまった投資家も少なくないだろう。ただ、2017年末前後の仮想通貨価格はバブルと指摘する声が出るほど早いペースで上昇した。その後、バブル懸念や各種の規制強化、コインチェックからのネム流出事件などにより仮想通貨価格は軒並み下落している。
こういった要因からも、現在の下落は一時的なものとも言える。仮想通貨が中長期的に決済手段として成長すると考えるのであれば、仮想通貨価格の急落が一服し、落ち着いた価格変動が見られるようになった段階で下げ止まれば、その後の価格の復調は充分に期待できるだろう。
2017年に仮想通貨投資で大きな利益を確定した投資家は、2018年の課税額が膨大となる。納税分の資金を準備する目的で仮想通貨を売却する投資家も出ていると考えられ、2017年分の確定申告シーズンが終わるあたりで売りが一巡する可能性がある。仮想通貨価格が落ち着きを見せ始めたら、売り一巡後の買戻しが発生する前に仮想通貨投資を進めておいても良いだろう。
■芸能界などでも仮想通貨への関心が高いことが判明
仮想通貨投資は、従来から投資やFX取引に関心が高い層が中心となって行うと考えている人も多いだろう。しかし、日本では芸能人などが仮想通貨投資を手がけているケースがあることが報じられている。一般市民にとって親しみのある人物が仮想通貨投資に取り組んでいることが広く知られれば、従来は投資への関心が薄かった層にも仮想通貨投資が広がる可能性がある。
日本では「貯蓄から投資へ」というかけ声こそあるものの実際には預貯金の比率が高い。仮想通貨投資に取り組む芸能人などがいることが広まれば、投資を身近に感じることで現預金を仮想通貨投資に振り向ける人が出てくると考えられる。新たな投資家の登場により仮想通貨価格が上昇することに期待したい。
■ソフトバンググループの孫正義氏がICOに関与
仮想通貨が大いなる将来性を秘めていることは、大手通信企業などを抱えるソフトバンクグループの孫正義氏が、仮想通貨の発行により資金を調達する「ICO」に間接的ではあるが、関与していることからもうかがえる。
ソフトバンクグループは先進性の高い分野に積極的な投資をすることで知られている。ICOは一部の国で規制する動きが出ているものの、銀行借り入れや株式発行などと並ぶ新たな資金調達方法として定着する可能性がある。孫正義氏がICOに関与することによってICOへの信認が高まれば、新たな仮想通貨の発行が進む可能性がある。
仮想通貨投資ではビットコインやイーサリアムといった知名度の高い銘柄と比べ、知名度の低い新興銘柄の方が価格急騰を狙いやすい。ICOが活発化すれば仮想通貨投資により短期間で大きな利益を得る投資家が増え、仮想通貨投資人口が拡大することが期待される。
仮想通貨への信頼度はコインチェック問題で低下したとみられるが、金融庁が検査を実施して改善を求めるなどしており今後さらに適切な投資環境が整備されると見込まれる。環境整備が進めば孫正義氏がさらに仮想通貨ビジネスへの関与を強めることも考えられる。
■まとめ
仮想通貨はバブル懸念や規制強化により価格が下落傾向となっている中、コインチェックからネムが流出したことにより下落に拍車がかかった。しかし、中長期的には様々な値上がり要因が見られることから、価格の復調は充分ありえる。芸能界のほか孫正義氏も仮想通貨に関心を示しており、一般市民にも仮想通貨投資が身近な存在となりつつあることも仮想通貨相場における好材料と言えるだろう。
その他、注目しているテーマ株や仮想通貨については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。
興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei
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※2018年2月8日9時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
昨年後半に価格が急騰したことでさらに多くの人からの注目度が一気に高まった仮想通貨。2018年に入ってからはコインチェックにおけるネム流出事件もあり価格が下落しているが、低コストな決済手段としての仮想通貨の性格を考えると、今後の仮想通貨は着実に信頼度を高めていく可能性がある。
■決済手段などとしての将来性から値上がりに期待
仮想通貨は昨年ごろから短期間で大きな利益を狙える投機対象として人気が高まった。ビットコインやイーサリアム、リップルなどの仮想通貨に投資して億万長者となった投資家も出たとされている。このように、仮想通貨は投機対象としての側面を持っている。しかし、中長期的には仮想通貨が決済手段としての性格も高めると考えられる。
現在は現金を直接やり取りしない決済手段としてクレジットカード等があるが、決済コストや導入コストの高さから中小規模の店舗への普及は限定的だ。仮想通貨はクレジットカードと比べて、導入・決済コストを抑えられることから、決済手段として国際的に普及する可能性がある。
日本では特に、訪日外国人観光客が為替レートを気にせずに消費を進めるうえで仮想通貨が役立つと考えられる。決済手段としての注目度が高まれば、仮想通貨を決済目的で保有する層が増える。今後は決済手段としての需要増が仮想通貨価格を押し上げる可能性があると言えよう。
■価格下げ止まりのタイミングが投資チャンス
仮想通貨投資に関心を持ったものの、価格が急騰したために買いを入れるタイミングを逃してしまった投資家も少なくないだろう。ただ、2017年末前後の仮想通貨価格はバブルと指摘する声が出るほど早いペースで上昇した。その後、バブル懸念や各種の規制強化、コインチェックからのネム流出事件などにより仮想通貨価格は軒並み下落している。
こういった要因からも、現在の下落は一時的なものとも言える。仮想通貨が中長期的に決済手段として成長すると考えるのであれば、仮想通貨価格の急落が一服し、落ち着いた価格変動が見られるようになった段階で下げ止まれば、その後の価格の復調は充分に期待できるだろう。
2017年に仮想通貨投資で大きな利益を確定した投資家は、2018年の課税額が膨大となる。納税分の資金を準備する目的で仮想通貨を売却する投資家も出ていると考えられ、2017年分の確定申告シーズンが終わるあたりで売りが一巡する可能性がある。仮想通貨価格が落ち着きを見せ始めたら、売り一巡後の買戻しが発生する前に仮想通貨投資を進めておいても良いだろう。
■芸能界などでも仮想通貨への関心が高いことが判明
仮想通貨投資は、従来から投資やFX取引に関心が高い層が中心となって行うと考えている人も多いだろう。しかし、日本では芸能人などが仮想通貨投資を手がけているケースがあることが報じられている。一般市民にとって親しみのある人物が仮想通貨投資に取り組んでいることが広く知られれば、従来は投資への関心が薄かった層にも仮想通貨投資が広がる可能性がある。
日本では「貯蓄から投資へ」というかけ声こそあるものの実際には預貯金の比率が高い。仮想通貨投資に取り組む芸能人などがいることが広まれば、投資を身近に感じることで現預金を仮想通貨投資に振り向ける人が出てくると考えられる。新たな投資家の登場により仮想通貨価格が上昇することに期待したい。
■ソフトバンググループの孫正義氏がICOに関与
仮想通貨が大いなる将来性を秘めていることは、大手通信企業などを抱えるソフトバンクグループの孫正義氏が、仮想通貨の発行により資金を調達する「ICO」に間接的ではあるが、関与していることからもうかがえる。
ソフトバンクグループは先進性の高い分野に積極的な投資をすることで知られている。ICOは一部の国で規制する動きが出ているものの、銀行借り入れや株式発行などと並ぶ新たな資金調達方法として定着する可能性がある。孫正義氏がICOに関与することによってICOへの信認が高まれば、新たな仮想通貨の発行が進む可能性がある。
仮想通貨投資ではビットコインやイーサリアムといった知名度の高い銘柄と比べ、知名度の低い新興銘柄の方が価格急騰を狙いやすい。ICOが活発化すれば仮想通貨投資により短期間で大きな利益を得る投資家が増え、仮想通貨投資人口が拡大することが期待される。
仮想通貨への信頼度はコインチェック問題で低下したとみられるが、金融庁が検査を実施して改善を求めるなどしており今後さらに適切な投資環境が整備されると見込まれる。環境整備が進めば孫正義氏がさらに仮想通貨ビジネスへの関与を強めることも考えられる。
■まとめ
仮想通貨はバブル懸念や規制強化により価格が下落傾向となっている中、コインチェックからネムが流出したことにより下落に拍車がかかった。しかし、中長期的には様々な値上がり要因が見られることから、価格の復調は充分ありえる。芸能界のほか孫正義氏も仮想通貨に関心を示しており、一般市民にも仮想通貨投資が身近な存在となりつつあることも仮想通貨相場における好材料と言えるだろう。
その他、注目しているテーマ株や仮想通貨については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei
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