DeFiプロジェクト「Curve Finance」【フィスコ・暗号資産コラム】
[21/02/05]
提供元:株式会社フィスコ
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暗号資産コラム
Curveは、2020年1月にローンチされたEthereum上の分散型取引所(DEX)である。流動性プールを利用して、少額の取引手数料でステーブルコインと暗号資産を取引することができる。自動マーケットメイカー(AMM)が採用されており、取引高も大きい。多種にわたるステーブルコインと暗号資産の取引がサポートされている。他のいくつかのDeFiプロジェクトと同様に、プールに流動性を提供して利益を得ることもできる。Curve financeはTrail of Bitsによって、2020年3月に監査済みである。ガバナンストークンはCRVである。
Curveの流動性プールに保管されるトークンは、CompoundやYearn.financeなど他のプロトコルにも流動性を提供する。各プールには、「Curve Compound Pool」など独自のERC20トークンがある。
中央集権型取引所では、そもそもステーブルコイン同士の取引ペアがなかったり、手数料が高い傾向にあったりするため、ステーブルコインから別のコインに気軽に交換することが難しかった。しかし、異なる規格のステーブルコインを交換する際に、Curveはスリッページ(注文を発注したときのレートと、実際に注文が約定するときのレートの差)を抑え、低手数料での取引が可能となった。さらに、Curveは複数のプールを経由せずに異なる規格同士のトークンの取引を可能にし、手数料を抑えている。
また、Curve DAOでは、低リスクでの流動性マイニングができる。他の取引所で流動性マイニングを行う場合には、Ethereum上のアルトコインを交換する必要があるが、Curve DAOではステーブルコインの交換により流動性マイニングができるためである。
出所:Coin Market Cap
<RS>
Curveの流動性プールに保管されるトークンは、CompoundやYearn.financeなど他のプロトコルにも流動性を提供する。各プールには、「Curve Compound Pool」など独自のERC20トークンがある。
中央集権型取引所では、そもそもステーブルコイン同士の取引ペアがなかったり、手数料が高い傾向にあったりするため、ステーブルコインから別のコインに気軽に交換することが難しかった。しかし、異なる規格のステーブルコインを交換する際に、Curveはスリッページ(注文を発注したときのレートと、実際に注文が約定するときのレートの差)を抑え、低手数料での取引が可能となった。さらに、Curveは複数のプールを経由せずに異なる規格同士のトークンの取引を可能にし、手数料を抑えている。
また、Curve DAOでは、低リスクでの流動性マイニングができる。他の取引所で流動性マイニングを行う場合には、Ethereum上のアルトコインを交換する必要があるが、Curve DAOではステーブルコインの交換により流動性マイニングができるためである。
出所:Coin Market Cap
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