富士通、メインフレーム資産活用の拡大に向けSoE連携を強化
[17/04/13]
TOKYO, Apr 13, 2017 - (JCN Newswire) - 当社はこのたび、メインフレーム「FUJITSU Server GS(フジツウ サーバ ジーエス)21シリーズ」上の資産の活用拡大に向け、メインフレーム連携ソフトウェアにおける機能強化、および新オプション品の追加を行い、6月上旬より順次提供します。
Webブラウザからメインフレーム業務を実行するための「FUJITSU Software WSMGR for Web(フジツウ ソフトウェア ワークステーションマネージャー フォー ウェブ、以下 WSMGR for Web)」では、REST API(注1)への対応を行い、メインフレームとWebアプリケーションを連携させた新サービスを、既存の基幹業務に手を加えることなく容易に実現可能とします。また、メインフレームとオープンシステム間におけるデータベース連携を行う「FUJITSU Software Linkexpress Transactional Replication option(リンクエクスプレス トランザクショナル レプリケーション オプション、以下Linkexpress TRO)」では、最新OSSデータベースへの対応を行い、SoE(システム オブ エンゲージメント)で活用が進むOSSとの連携を強化します。
これにより、当社メインフレーム上のデータやアプリケーションといった基幹システム(SoR:システム オブ レコード)資産を、オープンシステムやクラウドシステムなどデジタル革新を行うシステム(SoE)からこれまで以上に容易に利用できるようになります。
当社は50年を超えるメインフレームビジネスの歴史があり、常にお客様の要望に細やかに応える機能強化を実施することで、国内メインフレーム市場の年間出荷台数において15年以上連続で1位を獲得(注2)しています。今後も安心して当社メインフレームを利用していただけるよう、お客様の資産価値向上とビジネス成長に貢献する製品開発・提供を継続していきます。
本ソフトウェア製品は、5月18日(木曜日)、19日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2017」でご覧いただけます。
背景
グローバル競争の激化や異業種参入、市場ニーズの細分化など、お客様のビジネスを取り巻く環境が変化する中、新しいビジネスを創出し、さらなる成長を遂げる鍵として、デジタル革新を実現するSoEに注目が集まっています。
デジタル革新の実現に向けては、長年かけてSoRに蓄積されてきた基幹データをSoEにシームレスに連携させ、新たな価値に変換することにより、お客様の既存ビジネスを生かしながら、新しいビジネスの創出やイノベーションを実現することが重要となります。当社は、メインフレームとSoEの連携を強化することで、ビジネスプロセス革新や、新ビジネス創造など、お客様のデジタル革新を支援していきます。
提供するソフトウェアの特長
1.「WSMGR for Web」におけるREST APIへの対応
Webブラウザからメインフレーム上の基幹オンライン・アプリケーションを操作するソフトウェアである「WSMGR for Web」において、REST APIを自動生成するオプション製品「WSMGR for Web APIサポート」を新規に提供します。
REST APIは、Web技術と親和性が高く、設計もシンプルであるため、標準的なWeb APIとして利用が広がっています。
今回のREST API対応により、従来の基幹業務のソフトウェア資産に手を加えずに、メインフレームとSoE上のWebアプリケーションを連携させた新サービスが容易に実現可能となります。
例えば、工場内の材料や出荷物を感知するセンサーと、メインフレーム上の受発注システムや在庫管理システムを連携させることで、製品受注実績・需要予測に基づく材料発注や、出荷実績に基づくリアルタイムな在庫管理といった、高度な生産管理を実現します。また、流通業においては、メインフレーム上に蓄積された個人消費者の購入履歴データを活用して、お勧め商品をECサイトへ表示させたり、提案に最適な時期や商品を営業担当者へ通知するといったデジタルマーケティング強化など、お客様の新しいビジネス価値の創出が可能となります。
2.「Linkexpress TRO」における最新OSSへの対応
基幹データを活用したデータアナリティクスの実現などを目的とし、メインフレームとオープンシステム間におけるデータベース連携を行うソフトウェアである「Linkexpress TRO」において、「FUJITSU Software Enterprise Postgres(エンタープライズ ポストグレス、以下 Enterprise Postgres)」対応を行いました。
「Enterprise Postgres」は、 OSSのデータベースである「PostgreSQL」に当社独自機能を追加し、信頼性、セキュリティ、性能を強化したデータベースです。
現在SoEでは、日々変化するデジタル技術や顧客ニーズへの対応を可能とするために、迅速な機能強化が行われるOSSの活用が進んでいます。今回メインフレームとOSSデータベースとの連携を強化させることにより、お客様ビジネスにおけるSoRとSoEとの連携強化を実現します。
ソフトウェアの使用料および提供開始時期
ソフトウェアの使用料および提供開始時期
製品名: 使用料(税別)/提供開始時期
WSMGR for Web V8.0(Windows版)(注3): 一括13万円より/2017年6月上旬
Linkexpress TRO(Windows版) V5.0 L71(注4): 一括53万1千円より/2017年7月上旬
Linkexpress TRO(Linux版) V5.0 L71(注4): 一括59万2千円より/2017年10月上旬
注釈
注1 REST API:Representational State Transfer Application Programming Interfaceの略。情報やサービスをほかのプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約(API)のうち、HTTPのメソッドを使ってサーバ上の情報を操作するスタイル(REST)に沿って構築された規約。Webを通じて様々な情報やサービスを容易に利用でき、迅速なサービス開発を可能とすることから業界標準のWeb APIとして利用が拡大している。
注2 15年以上連続で1位を獲得:出典「IDC Japan's Japan Quarterly Server Tracker CY16 Q4, March 3, 2017」IDC承諾番号:IDCJ-17-0355。
2000年の統計開始以降、17年連続で1位を獲得。
注3 WSMGR for Web V8.0(Windows版):オープンサーバ用ソフトウェア。REST APIに対応。
注4 Linkexpress TRO(Windows版) V5.0 L71/ Linkexpress TRO(Linux版) V5.0 L71:オープンサーバ用ソフトウェア。Enterprise Postgresに対応。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/04/13.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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Webブラウザからメインフレーム業務を実行するための「FUJITSU Software WSMGR for Web(フジツウ ソフトウェア ワークステーションマネージャー フォー ウェブ、以下 WSMGR for Web)」では、REST API(注1)への対応を行い、メインフレームとWebアプリケーションを連携させた新サービスを、既存の基幹業務に手を加えることなく容易に実現可能とします。また、メインフレームとオープンシステム間におけるデータベース連携を行う「FUJITSU Software Linkexpress Transactional Replication option(リンクエクスプレス トランザクショナル レプリケーション オプション、以下Linkexpress TRO)」では、最新OSSデータベースへの対応を行い、SoE(システム オブ エンゲージメント)で活用が進むOSSとの連携を強化します。
これにより、当社メインフレーム上のデータやアプリケーションといった基幹システム(SoR:システム オブ レコード)資産を、オープンシステムやクラウドシステムなどデジタル革新を行うシステム(SoE)からこれまで以上に容易に利用できるようになります。
当社は50年を超えるメインフレームビジネスの歴史があり、常にお客様の要望に細やかに応える機能強化を実施することで、国内メインフレーム市場の年間出荷台数において15年以上連続で1位を獲得(注2)しています。今後も安心して当社メインフレームを利用していただけるよう、お客様の資産価値向上とビジネス成長に貢献する製品開発・提供を継続していきます。
本ソフトウェア製品は、5月18日(木曜日)、19日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「富士通フォーラム2017」でご覧いただけます。
背景
グローバル競争の激化や異業種参入、市場ニーズの細分化など、お客様のビジネスを取り巻く環境が変化する中、新しいビジネスを創出し、さらなる成長を遂げる鍵として、デジタル革新を実現するSoEに注目が集まっています。
デジタル革新の実現に向けては、長年かけてSoRに蓄積されてきた基幹データをSoEにシームレスに連携させ、新たな価値に変換することにより、お客様の既存ビジネスを生かしながら、新しいビジネスの創出やイノベーションを実現することが重要となります。当社は、メインフレームとSoEの連携を強化することで、ビジネスプロセス革新や、新ビジネス創造など、お客様のデジタル革新を支援していきます。
提供するソフトウェアの特長
1.「WSMGR for Web」におけるREST APIへの対応
Webブラウザからメインフレーム上の基幹オンライン・アプリケーションを操作するソフトウェアである「WSMGR for Web」において、REST APIを自動生成するオプション製品「WSMGR for Web APIサポート」を新規に提供します。
REST APIは、Web技術と親和性が高く、設計もシンプルであるため、標準的なWeb APIとして利用が広がっています。
今回のREST API対応により、従来の基幹業務のソフトウェア資産に手を加えずに、メインフレームとSoE上のWebアプリケーションを連携させた新サービスが容易に実現可能となります。
例えば、工場内の材料や出荷物を感知するセンサーと、メインフレーム上の受発注システムや在庫管理システムを連携させることで、製品受注実績・需要予測に基づく材料発注や、出荷実績に基づくリアルタイムな在庫管理といった、高度な生産管理を実現します。また、流通業においては、メインフレーム上に蓄積された個人消費者の購入履歴データを活用して、お勧め商品をECサイトへ表示させたり、提案に最適な時期や商品を営業担当者へ通知するといったデジタルマーケティング強化など、お客様の新しいビジネス価値の創出が可能となります。
2.「Linkexpress TRO」における最新OSSへの対応
基幹データを活用したデータアナリティクスの実現などを目的とし、メインフレームとオープンシステム間におけるデータベース連携を行うソフトウェアである「Linkexpress TRO」において、「FUJITSU Software Enterprise Postgres(エンタープライズ ポストグレス、以下 Enterprise Postgres)」対応を行いました。
「Enterprise Postgres」は、 OSSのデータベースである「PostgreSQL」に当社独自機能を追加し、信頼性、セキュリティ、性能を強化したデータベースです。
現在SoEでは、日々変化するデジタル技術や顧客ニーズへの対応を可能とするために、迅速な機能強化が行われるOSSの活用が進んでいます。今回メインフレームとOSSデータベースとの連携を強化させることにより、お客様ビジネスにおけるSoRとSoEとの連携強化を実現します。
ソフトウェアの使用料および提供開始時期
ソフトウェアの使用料および提供開始時期
製品名: 使用料(税別)/提供開始時期
WSMGR for Web V8.0(Windows版)(注3): 一括13万円より/2017年6月上旬
Linkexpress TRO(Windows版) V5.0 L71(注4): 一括53万1千円より/2017年7月上旬
Linkexpress TRO(Linux版) V5.0 L71(注4): 一括59万2千円より/2017年10月上旬
注釈
注1 REST API:Representational State Transfer Application Programming Interfaceの略。情報やサービスをほかのプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約(API)のうち、HTTPのメソッドを使ってサーバ上の情報を操作するスタイル(REST)に沿って構築された規約。Webを通じて様々な情報やサービスを容易に利用でき、迅速なサービス開発を可能とすることから業界標準のWeb APIとして利用が拡大している。
注2 15年以上連続で1位を獲得:出典「IDC Japan's Japan Quarterly Server Tracker CY16 Q4, March 3, 2017」IDC承諾番号:IDCJ-17-0355。
2000年の統計開始以降、17年連続で1位を獲得。
注3 WSMGR for Web V8.0(Windows版):オープンサーバ用ソフトウェア。REST APIに対応。
注4 Linkexpress TRO(Windows版) V5.0 L71/ Linkexpress TRO(Linux版) V5.0 L71:オープンサーバ用ソフトウェア。Enterprise Postgresに対応。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/04/13.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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