NEC・MXモバイリング・クレセント、5G時代の新ビジネスに向けた共創で、未来の遠隔教育の体験学習を提供
[19/07/29]
TOKYO, Jul 29, 2019 - (JCN Newswire) - NEC、MXモバイリング株式会社(本社江東区、以下MXモバイリング)、株式会社クレセント(本社千代田区、以下クレセント)は上智大学の協力を得て、5G時代の新たなビジネスモデルやサービスを創出するための共創プロジェクトを立ち上げ、2019年6月に未来の遠隔教育の体験学習を提供しました。
次世代通信規格5G は、超高速・大容量通信、多数同時接続、低遅延という特徴を持ち、様々な分野での新たなサービスの登場が期待されています。NECはこうした可能性を追求するため、様々な企業とパートナリングを組み、オープンイノベーションを促進して新たなビジネスを創出する「5G Co-Creation Working」(注1)を2018年12月に立ち上げました。今回、同ワーキングの中で3社が本プロジェクト立ち上げ、プロジェクトの一環として体験学習を提供しました。
本プロジェクトではワーキンググループでの議論を通して、遠隔地の人々を身近に感じてインタラクティブなコミュニケーションできるプラットフォームを構築することで、Eコマースや遠隔ライブなど様々な分野において新たな可能性が生まれると考え、その一つの適用例として「教育」を選びました。教育現場では教員が多忙すぎることに加えて、専門領域授業の受講に地域格差があることが社会課題となっています。こうした課題を解消し、親密なコミュニケーションが行える授業の実現に取り組むことになりました。
今回はLTEでネットワークを構築し、都内の各社のオフィスや上智大学の延べ4拠点を結んで、プレゼンテーションやディスカッションを行いました。各教室やオフィスの様子に臨場感を与えるため、複数の遠隔地の様子を一つの視野に収めるためのスマートグラスや、参加者のリストバンドを介したNECの感情分析ソリューション(注2)、映像データを基にした表情分析ソリューション(注3)を利用しました。
本プロジェクトでの各社の役割分担
- NEC:感情分析ソリューション、表情分析ソリューションの提供、プロジェクト管理
- 上智大学:授業(科目名:「社会的価値創出のためのプロジェクト形成論」講義担当:戸田裕昭氏(非常勤講師))でのプロジェクト協力、および同科目履修学生による体験学習への参加
- MXモバイリング:双方向映像配信システム、ARアプリケーション及びLTEネットワークの構築
- クレセント:プロジェクトリーダーとして全体をコンサルティング
今回の授業を通して、遠隔授業であっても講師と生徒が共に臨場感のある授業を体感でき、リアルタイムに生徒の感情を可視化できることなどの成果が得られました。一方で、音声や映像の遅延などによるストレスを感じる場面もあり、5G通信で明確に改善される課題が発見できました。今後、本プロジェクトではこうした課題の解決策を検討しながら、新たなサービスの創出に向けて継続して活動を行っていきます。なお、本活動を含む「5G Co-Creation Working」の活動は、2019年7月30日に開催される「5G Co-Creation Working カンファレンス Summer 2019」(注4)にて発表される予定です。
上智大学グローバル教育センター非常勤講師 戸田裕昭氏のコメント
色々な人がつながりあって、みんなの“やりたい"を実現していく社会、これがうまくいくと、将来より明るい社会を実現できるのではないかと感じています。
MXモバイリングは、モバイル領域における経験をもとに5G時代に向けた新たなソリューション創出と研究への取り組みを強化してまいります。NEC様との本ワーキンググループでの協創と実証実験を通じての成果は、5Gの持つ可能性を拡げ,多様なコミュニケーションスタイルを生み出します。すべての人々の心豊かな未来の実現に向けた、新たなソリューションにご期待下さい。
クレセントは、EC領域に対するコンサルティングサービスを提供しております。今回参加した5G Co-Creation Workingのプロジェクトから、5G時代の新たなビジネスソリューションが生まれ、具現化されようとしております。まだまだスタート地点ではありますが、その可能性は無限大です。今後、ビジネスとしての精度をさらに高めていき、次世代の社会になくてはならないサービスとして展開して参ります。
NECは、2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」のもと、ネットワークの強みを活かした新たな領域におけるサービス事業を推進しています。本ワーキンググループの取り組みにより、ネットワークを柔軟に活用し、人・モノが生み出すデータを産業の枠を超え賢くつなぐ 「NEC Smart Connectivity」(注5)の提供を加速し、新たな社会価値を創造していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201907/20190729_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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次世代通信規格5G は、超高速・大容量通信、多数同時接続、低遅延という特徴を持ち、様々な分野での新たなサービスの登場が期待されています。NECはこうした可能性を追求するため、様々な企業とパートナリングを組み、オープンイノベーションを促進して新たなビジネスを創出する「5G Co-Creation Working」(注1)を2018年12月に立ち上げました。今回、同ワーキングの中で3社が本プロジェクト立ち上げ、プロジェクトの一環として体験学習を提供しました。
本プロジェクトではワーキンググループでの議論を通して、遠隔地の人々を身近に感じてインタラクティブなコミュニケーションできるプラットフォームを構築することで、Eコマースや遠隔ライブなど様々な分野において新たな可能性が生まれると考え、その一つの適用例として「教育」を選びました。教育現場では教員が多忙すぎることに加えて、専門領域授業の受講に地域格差があることが社会課題となっています。こうした課題を解消し、親密なコミュニケーションが行える授業の実現に取り組むことになりました。
今回はLTEでネットワークを構築し、都内の各社のオフィスや上智大学の延べ4拠点を結んで、プレゼンテーションやディスカッションを行いました。各教室やオフィスの様子に臨場感を与えるため、複数の遠隔地の様子を一つの視野に収めるためのスマートグラスや、参加者のリストバンドを介したNECの感情分析ソリューション(注2)、映像データを基にした表情分析ソリューション(注3)を利用しました。
本プロジェクトでの各社の役割分担
- NEC:感情分析ソリューション、表情分析ソリューションの提供、プロジェクト管理
- 上智大学:授業(科目名:「社会的価値創出のためのプロジェクト形成論」講義担当:戸田裕昭氏(非常勤講師))でのプロジェクト協力、および同科目履修学生による体験学習への参加
- MXモバイリング:双方向映像配信システム、ARアプリケーション及びLTEネットワークの構築
- クレセント:プロジェクトリーダーとして全体をコンサルティング
今回の授業を通して、遠隔授業であっても講師と生徒が共に臨場感のある授業を体感でき、リアルタイムに生徒の感情を可視化できることなどの成果が得られました。一方で、音声や映像の遅延などによるストレスを感じる場面もあり、5G通信で明確に改善される課題が発見できました。今後、本プロジェクトではこうした課題の解決策を検討しながら、新たなサービスの創出に向けて継続して活動を行っていきます。なお、本活動を含む「5G Co-Creation Working」の活動は、2019年7月30日に開催される「5G Co-Creation Working カンファレンス Summer 2019」(注4)にて発表される予定です。
上智大学グローバル教育センター非常勤講師 戸田裕昭氏のコメント
色々な人がつながりあって、みんなの“やりたい"を実現していく社会、これがうまくいくと、将来より明るい社会を実現できるのではないかと感じています。
MXモバイリングは、モバイル領域における経験をもとに5G時代に向けた新たなソリューション創出と研究への取り組みを強化してまいります。NEC様との本ワーキンググループでの協創と実証実験を通じての成果は、5Gの持つ可能性を拡げ,多様なコミュニケーションスタイルを生み出します。すべての人々の心豊かな未来の実現に向けた、新たなソリューションにご期待下さい。
クレセントは、EC領域に対するコンサルティングサービスを提供しております。今回参加した5G Co-Creation Workingのプロジェクトから、5G時代の新たなビジネスソリューションが生まれ、具現化されようとしております。まだまだスタート地点ではありますが、その可能性は無限大です。今後、ビジネスとしての精度をさらに高めていき、次世代の社会になくてはならないサービスとして展開して参ります。
NECは、2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」のもと、ネットワークの強みを活かした新たな領域におけるサービス事業を推進しています。本ワーキンググループの取り組みにより、ネットワークを柔軟に活用し、人・モノが生み出すデータを産業の枠を超え賢くつなぐ 「NEC Smart Connectivity」(注5)の提供を加速し、新たな社会価値を創造していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201907/20190729_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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