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エーザイ、第34回米国睡眠学会年次総会(SLEEP2020)においてレンボレキサントに関する最新データを発表

TOKYO, Aug 25, 2020 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫)は、2020年8月27日から30日にバーチャル形式で開催される第34回米国睡眠学会年次総会(SLEEP2020)において、自社創製のオレキシン受容体拮抗剤レンボレキサント(製品名:デエビゴ(R)、米国製品名:Dayvigo(TM))に関する最新データを含む合計10演題を発表することをお知らせします。

本学会での主な発表としては、日本を含むグローバルに実施したレンボレキサントの臨床第III相試験(SUNRISE2試験)の結果から、高齢の不眠症患者様に対する長期有効性と安全性に関する口頭発表(発表番号O-01、 474)のほか、レンボレキサントのレスポンダープロファイル(ポスター番号479)、閉経周辺期の不眠症の被験者に対する有効性と安全性(ポスター番号480)のポスター発表などが予定されています。

レンボレキサントは、脳内で覚醒に関与するオレキシン受容体の2種のサブタイプ(オレキシン1および2受容体)に対し、オレキシンと競合的に結合する拮抗剤です。本剤は、覚醒を制御しているオレキシン神経伝達に作用し、睡眠覚醒リズムを整えることで、入眠と睡眠維持および覚醒を調整すると考えられています。米国において、「入眠困難、睡眠維持困難のいずれかまたはその両方を伴う成人の不眠症」の適応で新薬承認を取得しています。日本において、不眠症の適応で新薬承認を取得しています。また、アルツハイマー型認知症に伴う不規則睡眠覚醒リズム障害で開発中です。

不眠症は、睡眠をとる十分な機会があるにもかかわらず、入眠困難、睡眠維持困難のいずれかまたはその両方の症状を持つことが特徴です。全世界で成人の約30%の方が不眠症の症状を有する1、2、罹患頻度の高い睡眠障害のひとつです。特に高齢者の有病率は高い傾向にあり、多くの場合、その症状は長期にわたります。不眠症は、疲労、集中困難、易刺激性により3、4、長期欠勤や生産性の低下などの社会的損失を引き起こし、高齢者においてはふらつきの原因となり転倒のリスクとなっています5。

当社は、神経領域を重点領域の一つと位置づけ、最先端の研究から革新的な創薬を行っており、引き続き不眠症をはじめとするアンメットニーズの高い疾患において、患者様とそのご家族のベネフィット向上により一層貢献してまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2020/news202051.html

概要:エーザイ株式会社

詳細は www.eisai.co.jp をご覧ください。



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