働く女性は「食べ過ぎ」症候群!?料理研究家・浜内千波氏が語る「食べ過ぎ防止」の意外な食材を発表
[11/08/31]
提供元:PR News
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このたび、トレンダーズ株式会社(東京都渋谷区)は、22〜39歳の有職者女性302名を対象に、「食生活」に関する調査をおこなった。本調査により、「食べ過ぎ」をはじめとした、女性たちの「食生活」における問題点や悩みが明らかとなった。
<調査概要>
◆調査期間:2011年7月13日〜7月14日
◆調査対象:22〜39歳 有職者女性 302名
◆調査方法:インターネット
■「栄養の偏り」、「食べ過ぎ」・・・働く女性たちの食生活は問題だらけ!?
まず、女性たちの食生活の実態を知るため、必要な栄養素や食材の摂取量について自己評価をしてもらった。すると、「摂り過ぎている」と感じるものとして、「脂質」(47%)、「炭水化物」(43%)をあげる女性がそれぞれ半数近くという結果に。逆に、「不足しているもの」としては「野菜」と回答した女性が61%となった。
また、「あなたが食生活において課題だと感じることは何ですか?」という質問には、「栄養の偏り」(52%)、「食べ過ぎ」(51%)をあげる女性が、それぞれ2人に1人にのぼった。バランスのとれた食生活をおくっている人は少なく、「食生活」に何らかの問題点を抱えている女性が多いことがわかる。
そこで、「あなたの食生活を点数にすると、自己評価は何点ですか?」と聞いたところ、平均はわずか61点という結果に。また、「80点」以上の点数を答えた女性は、わずか22%であった。中には、「0点」という回答もあり、自らの「食生活」に課題を感じつつも、改善できていない女性が多いようだ。
■食事の時、気をつけたいが実践できていないこと・・・1位は「食べ過ぎないようにする」
そこで、女性たちに「食事を摂る時に、気を付けたいけれども実践できていないこと」を質問してみたところ、「食べ過ぎないようにする」が最も多く46%となり、「栄養のバランスを考える」(40%)「間食を控える」(37%)「カロリーをおさえる」(31%)などを上回る結果となった。
実際に、「普段食事をするときに、つい食べ過ぎてしまうことはありますか?」という質問には、実に95%が「ある」と回答。ほとんどの女性が「食べ過ぎ」を自覚しているようだ。なお、「つい食べ過ぎてしまう」タイミングとしては、「夕食」(79%)や「おやつ」(48%)と答えた女性が多かった。
さらに、「どのようなときに、つい食べ過ぎてしまうことが多いですか?」という質問には、「好物を食べる時」(66%)、「外食をする時」(43%)、「飲み会の時」(38%)などのほか、「生理の前後」(38%)という回答も多くあがった。好きなものを我慢できなかったり、外で食事をしたりという場合だけでなく、バイオリズムの変化を感じた時にも「食べ過ぎてしまう」女性が多いようだ。また、「仕事がうまくいかない時」(15%)や、「忙しい時」(14%)という回答も多く、仕事のストレスを感じる時に食べ過ぎてしまう女性が多い様子もうかがえる。逆に、「恋愛がうまくいかない時」(7%)や「家庭がうまくいかない時」(3%)という回答はそれほど多くなく、「働く女性」ならではの「食べ過ぎ」の原因があるといえそうだ。
■専門家が語る、「食べ過ぎ防止」におすすめの食材は「じゃがいも」!
それでは、「食べ過ぎ」に悩む女性たちは、どうすればよいのだろうか。料理研究家として活躍する、浜内千波氏にお話を伺った。
●「食べ過ぎ防止」に効果的な食材とは
『そもそも人間は、「満腹を感じることで、幸せを感じ、眠りにつく」ように出来ています。そのため、満腹を感じないまま、我慢をして寝るということは、人間としての本能に逆らうことになるため、ストレスを感じてしまいます。
とはいえ、高いカロリーを摂って寝ると太ってしまうのも事実です。よって、(1)「体に必要な栄養素が含まれている」、(2)「低カロリーである」、(3)「満腹感を感じやすい」という3点を満たす食材を選ぶと良いでしょう。
そういった意味で、私がおすすめしたい食材が「じゃがいも」です。じゃがいもは、野菜なので「体に必要な栄養素が含まれている」だけでなく、意外と「低カロリー」で「満腹感」を感じやすい食材なのです。
また、「食べ過ぎ防止」のためだけに普段食べ慣れていない食材を摂ることは、調達が面倒であったり、すぐに飽きてしまったりしがちですが、じゃがいもは、野菜の中でも比較的よく購入されるもので、かつ調理もしやすいため、気軽に取り入れることができます。』
●意外!?じゃがいもは、ごはんよりも「低カロリー」
『今回の調査の中で、さまざまな食材のイメージを聞いたところ、「太りそうなイメージのある野菜」として、「じゃがいも」をあげた女性が66%にものぼったそうです。じゃがいもにはでんぷんが含まれるため、「太る」というイメージがあるのかもしれません。
しかし、「じゃがいも」は、みなさんが考えているよりもずっとカロリーが低いのです。例えば、「ごはん(白米)」が100g当たり約168kcalであるのに対し、「じゃがいも」は、100g当たり約76 kcal(※)。なんと、ごはんの半分以下のカロリーなのです。
すべての主食をじゃがいもにすると、かえってストレスになってしまう可能性がありますが、例えば、週に数回、ごはんの前にじゃがいもを食べて、おなかをある程度満たしてあげるだけでも、「食べ過ぎてしまう」可能性は大きく減らせると思います。
さらに、最近の研究では、じゃがいもに含まれる「オスモチン」という成分に、脂肪や糖の燃焼を促す作用があることもわかってきました。単なる「食べ過ぎ」防止はもちろん、「ダイエット」中の女性にも、じゃがいもは非常におすすめできる食材です。』
※文部科学省 科学技術・学術審議会・資源調査分科会報告「五訂増補日本食品標準成分表」より(2005年)
●じゃがいもを食べると「満腹感」を感じられる理由は?
『また、前述の通り、じゃがいもは非常に満腹感を感じやすい食材です。その理由は、じゃがいもに含まれる「ポテトプロテイン」にあります。
私たちがモノを食べると、脳から「満腹ホルモン」が分泌され、その結果、満腹感を感じます。じゃがいも特有のたんぱく質である「ポテトプロテイン」は、その「満腹ホルモン」の分泌を促す働きを持っているのです。ちなみに、じゃがいもの「満腹指数(いかに効率よく満腹感を達成できるかを示す数値)」は、ごはんの2倍以上にのぼるといわれています。』
●より効果的にじゃがいもを取り入れるために
『じゃがいもは、幅広く調理ができる食材ですので、ぜひいろいろな食べ方を楽しんでいただけると良いと思います。中でも、温かいスープにしてあげると、他の食材もバランス良くとりつつ、満足感のある食事になるでしょう。また、満腹感を得るには、「噛む」ことが非常に重要。じゃがいもの食感を残した形でじゃがいもを調理することをおすすめします。
ちなみに、じゃがいもには、免疫力の向上やコラーゲンの生成などの働きを持つ「ビタミンC」や、血圧の低下や脳卒中の予防にもなると言われている「カリウム」などの成分も含まれています。ぜひ、上手に食事に取り入れることで、「食べ過ぎ」を防止しつつ、必要な栄養素を摂取してもらえればと思います。』
満腹感が得られるだけでなく、意外にも低カロリーである「じゃがいも」。食べ過ぎに悩む働く女性たちの、救世主となるかもしれない。
◆浜内千波(はまうち ちなみ)
料理研究家。ファミリークッキングスクール主宰。
『料理は、もっともっと夢のあるもの楽しいもの』をモットーに、TV、雑誌、書籍、講演をはじめ、食品メーカーの商品開発やキッチン用品のブランドを立ち上げるなど、食の世界において幅広い活動を行っている。
<調査概要>
◆調査期間:2011年7月13日〜7月14日
◆調査対象:22〜39歳 有職者女性 302名
◆調査方法:インターネット
■「栄養の偏り」、「食べ過ぎ」・・・働く女性たちの食生活は問題だらけ!?
まず、女性たちの食生活の実態を知るため、必要な栄養素や食材の摂取量について自己評価をしてもらった。すると、「摂り過ぎている」と感じるものとして、「脂質」(47%)、「炭水化物」(43%)をあげる女性がそれぞれ半数近くという結果に。逆に、「不足しているもの」としては「野菜」と回答した女性が61%となった。
また、「あなたが食生活において課題だと感じることは何ですか?」という質問には、「栄養の偏り」(52%)、「食べ過ぎ」(51%)をあげる女性が、それぞれ2人に1人にのぼった。バランスのとれた食生活をおくっている人は少なく、「食生活」に何らかの問題点を抱えている女性が多いことがわかる。
そこで、「あなたの食生活を点数にすると、自己評価は何点ですか?」と聞いたところ、平均はわずか61点という結果に。また、「80点」以上の点数を答えた女性は、わずか22%であった。中には、「0点」という回答もあり、自らの「食生活」に課題を感じつつも、改善できていない女性が多いようだ。
■食事の時、気をつけたいが実践できていないこと・・・1位は「食べ過ぎないようにする」
そこで、女性たちに「食事を摂る時に、気を付けたいけれども実践できていないこと」を質問してみたところ、「食べ過ぎないようにする」が最も多く46%となり、「栄養のバランスを考える」(40%)「間食を控える」(37%)「カロリーをおさえる」(31%)などを上回る結果となった。
実際に、「普段食事をするときに、つい食べ過ぎてしまうことはありますか?」という質問には、実に95%が「ある」と回答。ほとんどの女性が「食べ過ぎ」を自覚しているようだ。なお、「つい食べ過ぎてしまう」タイミングとしては、「夕食」(79%)や「おやつ」(48%)と答えた女性が多かった。
さらに、「どのようなときに、つい食べ過ぎてしまうことが多いですか?」という質問には、「好物を食べる時」(66%)、「外食をする時」(43%)、「飲み会の時」(38%)などのほか、「生理の前後」(38%)という回答も多くあがった。好きなものを我慢できなかったり、外で食事をしたりという場合だけでなく、バイオリズムの変化を感じた時にも「食べ過ぎてしまう」女性が多いようだ。また、「仕事がうまくいかない時」(15%)や、「忙しい時」(14%)という回答も多く、仕事のストレスを感じる時に食べ過ぎてしまう女性が多い様子もうかがえる。逆に、「恋愛がうまくいかない時」(7%)や「家庭がうまくいかない時」(3%)という回答はそれほど多くなく、「働く女性」ならではの「食べ過ぎ」の原因があるといえそうだ。
■専門家が語る、「食べ過ぎ防止」におすすめの食材は「じゃがいも」!
それでは、「食べ過ぎ」に悩む女性たちは、どうすればよいのだろうか。料理研究家として活躍する、浜内千波氏にお話を伺った。
●「食べ過ぎ防止」に効果的な食材とは
『そもそも人間は、「満腹を感じることで、幸せを感じ、眠りにつく」ように出来ています。そのため、満腹を感じないまま、我慢をして寝るということは、人間としての本能に逆らうことになるため、ストレスを感じてしまいます。
とはいえ、高いカロリーを摂って寝ると太ってしまうのも事実です。よって、(1)「体に必要な栄養素が含まれている」、(2)「低カロリーである」、(3)「満腹感を感じやすい」という3点を満たす食材を選ぶと良いでしょう。
そういった意味で、私がおすすめしたい食材が「じゃがいも」です。じゃがいもは、野菜なので「体に必要な栄養素が含まれている」だけでなく、意外と「低カロリー」で「満腹感」を感じやすい食材なのです。
また、「食べ過ぎ防止」のためだけに普段食べ慣れていない食材を摂ることは、調達が面倒であったり、すぐに飽きてしまったりしがちですが、じゃがいもは、野菜の中でも比較的よく購入されるもので、かつ調理もしやすいため、気軽に取り入れることができます。』
●意外!?じゃがいもは、ごはんよりも「低カロリー」
『今回の調査の中で、さまざまな食材のイメージを聞いたところ、「太りそうなイメージのある野菜」として、「じゃがいも」をあげた女性が66%にものぼったそうです。じゃがいもにはでんぷんが含まれるため、「太る」というイメージがあるのかもしれません。
しかし、「じゃがいも」は、みなさんが考えているよりもずっとカロリーが低いのです。例えば、「ごはん(白米)」が100g当たり約168kcalであるのに対し、「じゃがいも」は、100g当たり約76 kcal(※)。なんと、ごはんの半分以下のカロリーなのです。
すべての主食をじゃがいもにすると、かえってストレスになってしまう可能性がありますが、例えば、週に数回、ごはんの前にじゃがいもを食べて、おなかをある程度満たしてあげるだけでも、「食べ過ぎてしまう」可能性は大きく減らせると思います。
さらに、最近の研究では、じゃがいもに含まれる「オスモチン」という成分に、脂肪や糖の燃焼を促す作用があることもわかってきました。単なる「食べ過ぎ」防止はもちろん、「ダイエット」中の女性にも、じゃがいもは非常におすすめできる食材です。』
※文部科学省 科学技術・学術審議会・資源調査分科会報告「五訂増補日本食品標準成分表」より(2005年)
●じゃがいもを食べると「満腹感」を感じられる理由は?
『また、前述の通り、じゃがいもは非常に満腹感を感じやすい食材です。その理由は、じゃがいもに含まれる「ポテトプロテイン」にあります。
私たちがモノを食べると、脳から「満腹ホルモン」が分泌され、その結果、満腹感を感じます。じゃがいも特有のたんぱく質である「ポテトプロテイン」は、その「満腹ホルモン」の分泌を促す働きを持っているのです。ちなみに、じゃがいもの「満腹指数(いかに効率よく満腹感を達成できるかを示す数値)」は、ごはんの2倍以上にのぼるといわれています。』
●より効果的にじゃがいもを取り入れるために
『じゃがいもは、幅広く調理ができる食材ですので、ぜひいろいろな食べ方を楽しんでいただけると良いと思います。中でも、温かいスープにしてあげると、他の食材もバランス良くとりつつ、満足感のある食事になるでしょう。また、満腹感を得るには、「噛む」ことが非常に重要。じゃがいもの食感を残した形でじゃがいもを調理することをおすすめします。
ちなみに、じゃがいもには、免疫力の向上やコラーゲンの生成などの働きを持つ「ビタミンC」や、血圧の低下や脳卒中の予防にもなると言われている「カリウム」などの成分も含まれています。ぜひ、上手に食事に取り入れることで、「食べ過ぎ」を防止しつつ、必要な栄養素を摂取してもらえればと思います。』
満腹感が得られるだけでなく、意外にも低カロリーである「じゃがいも」。食べ過ぎに悩む働く女性たちの、救世主となるかもしれない。
◆浜内千波(はまうち ちなみ)
料理研究家。ファミリークッキングスクール主宰。
『料理は、もっともっと夢のあるもの楽しいもの』をモットーに、TV、雑誌、書籍、講演をはじめ、食品メーカーの商品開発やキッチン用品のブランドを立ち上げるなど、食の世界において幅広い活動を行っている。