「モーションビート」2012年8月度 スマートフォン広告プラットフォーム事業進捗
[12/09/03]
提供元:PR News
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当社が注力しているスマートフォンにおける広告プラットフォーム事業の主要指標についてご報告致します。
詳細はURLよりPDFをご覧くださいませ。
http://motionbeat.com/ja/ir/ir-release/201208-jigyou/
■広告主向けプラットフォーム(DSP)BYPASS広告主数及びキャンペーン広告数
4月のサービス開始以降多くの広告代理店と連携し、順調に広告主数およびキャンペーン広告数を増やしております。フィーチャーフォン時代から取引のある広告主様の他、スマートフォンと相性のよいコマース事業者や不動産等の生活情報系サービス事業者も増えて来ております。
■メディア向けプラットフォーム(SSP)AdStir登録メディア数
AdStirはどこよりも早くスマートフォンに特化したSSPサービスを開始したこともあり「スマートフォンSSPといえばAdStir」というイメージが定着し、お問い合わせや利用登録も増えてきております。
■相互接続先(DSP/SSP)
2012年4月に当社DSP(Bypass)及び当社SSP(AdStir)を接続し、国内初のスマートフォン広告RTBを開始しました。その後マイクロアド社(本社:東京都渋谷区)が提供するDSP「MicroAd BLADE」、米国Velti社(本社:米国カリフォルニア州)が提供するSSP「mobclix」と連携し、9月にも複数接続を予定しております。
■SSP(Supply Side Platform, Sell Side Platform)とは
複数の広告案件を一元管理し、配信を最適化(イールドオプティマイズ機能など)する事で収益の最大化を狙う、サプライサイド(媒体側)の広告管理プラットフォームのこと。
■DSP(Demand Side Platform)とは
設定した配信ロジックに従って、最適なユーザーへ広告を配信し広告効果の最大化を狙う、デマンドサイド(広告主側)の広告管理プラットフォームのこと。
■RTB(Real Time Bidding)とは
RTB広告とは、広告の買い手(広告主、出稿主)が、メディア(媒体)の広告枠を入札形式でインプレッション毎に買い付けを行う広告技術のことであり、これにより広告の買い手(広告主、出稿主)は効果に見合った最適な値付けを行うことで広告効果の向上を図ることができ、また、メディア(媒体)は最も高い入札を行った広告主へ広告枠を販売することができるため、飛躍的な広告収益の向上が期待できる。
―参考:インターネット広告の現状とこれから―
■国内広告市場
2011年度の国内の総広告費は5兆7,096億円で、そのうちインターネット広告は約14%の8,062億円となっています。4マス媒体と呼ばれるテレビ・新聞・雑誌・ラジオの広告費が低迷する中、インターネット広告は順調にその取扱高を増やしており、テレビに次いで第2位の広告媒体となっております。出典:日本の広告費2011(電通以下同じ)
―参考:インターネット広告の現状とこれから―
■国内広告市場
2011年度の国内の総広告費は5兆7,096億円で、そのうちインターネット広告は約14%の8,062億円となっています。4マス媒体と呼ばれるテレビ・新聞・雑誌・ラジオの広告費が低迷する中、インターネット広告は順調にその取扱高を増やしており、テレビに次いで第2位の広告媒体となっております。
出典:日本の広告費2011(電通以下同じ)
■インターネット広告市場
2011年度のインターネット広告市場は8,062億円。前年比104%の成長となっております。インターネット広告費8,062億円の内、バナー制作やホームページ内の商品・サービス・キャンペーン関連等の「広告制作費」が1,873億円、その他の「媒体費」は6,189億円となり、いずれも成長を続けております。
■モバイル広告市場
インターネット広告市場の「媒体費」6,189億円の内、PCが全体の約81%を占め5,021億円となっており、モバイル広告は約19%1,168億円の市場となっております。
そのうち、従来の携帯電話(フィーチャーフォンやガラケーと呼ばれています)は全体の71%を占め、スマートフォン広告は全体の約29%337億円となりました。2010年のスマートフォン広告費は28億円であったため1年間で10倍以上の伸びを示しており、2012年度は更に増加傾向にあります。
また、Googleなどで検索されたキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示する「検索連動型広告(リスティング広告とも呼ばれます)」はモバイル広告の内約6割を占めており、PC広告とほぼ同率となっております。
一方、WEBページの一部として画像などを画面に表示するディスプレイ広告(画面上部に表示される横長の加増広告はバナー広告と呼ばれています)は、Flash(アニメーションを組み合わせたコンテンツ)によるアニメーションや動画配信などテレビCMのような広告も増えてきており、この分野はフィーチャーフォンより画面も大きく制約が少ないためスマートフォン広告において新たな手法が出てくると思われます。
■インターネット広告成長の理由
他の広告媒体が低迷する中で、インターネット広告が継続して成長している理由は、技術の進化により多種多様な広告手法が次々と生まれているからと考えられています。
1996年にYahoo!JAPANで「バナー広告」の掲載が開始しましたが、その後2002年に「検索連動型広告」2004年には閲覧したサイトに合った広告が表示される「コンテンツ連動型広告」がPC上でスタートしました。モバイルに関しては2006年に「モバイル検索連動型広告」が始まっており、2011年には、広告の1インプレッション(表示)毎にオークション方式で最適な広告枠に入札するRTB(Real Time Bidding)と呼ばれる方式の広告がスタートしています。
■スマートフォンの普及
2011年のスマートフォン出荷台数は前年度2.7倍の2,340万台と、総出荷台数の55.8%を占め、通期で初めてスマートフォンがフィーチャーフォンを超えました。
全体の契約台数の内、スマートフォンが占める割合も2014年度末には過半数を超える見込となっています。
なお、2011年12月のスマートフォンOSシェアはAndoroid 58%,iPhone 37%となりました。(出典:MM総研)
また、ジャストシステムが2012年8月に実施した「携帯電話・インターネットの利用に関する月例調査」によると、男性は10代から40代まで幅広い年齢層で既に半数以上がスマートフォンを利用しており、女性は若年層の普及率が高く、特に20代後半の女性に関しては60%がスマートフォンを利用していることがわかりました。
■スマートフォン広告の特徴
PC広告はメディアの広告枠を期間やインプレッション(表示回数)保証で売買する「純広告」が主流となっておりましたが、スマートフォン広告市場においては、WEBとアプリ、iPhoneとAndoroid等デバイスが分かれているためトラフィックが集中しない状況にあります。したがってメガメディアの広告枠を1対1で売買する純広告の取扱は少なく、複数のメディアを束ねて一斉に広告配信をするアドネットワークが多く取り扱われています。また、1インプレッション(表示)毎にオークション方式で最適な広告が配信できるRTB方式が今後増えていくと予想されます。
■RTB(Real Time Bidding)米国広告市場
PubMatic,AdRevenue Reportによると、アメリカのインターネット広告市場において2011年にはディスプレイ広告の約10%が既にRTB経由の広告となっており、RTB経由の売上は年々伸びると予想しております。また、2010年と比較すると2011年は前年比203%,2012年は前年比85%と近年急激に成長することが見込まれています。
※1ドル80円で換算
当社がフォーカスしているスマートフォン広告市場は、デバイスの多様化、ターゲティングの高性能化、位置情報の利用等により既存のPCやフィーチャーフォンの広告市場よりも「人」に近い広告配信が可能になると予想されます。また米国でもRTB市場は始まったばかりで特にスマートフォンのRTB広告市場については日本と同様のスピードで展開すると考えられ、当社は国内のみならず海外の事業者との連携も積極的に進めてまいります。
■モーションビート株式会社 会社概要
・商号:モーションビート株式会社(http://motionbeat.com/)※当社は商号を「ngi group株式会社」から「モーションビート株式会社」に変更しております。
・上場市場:東京証券取引所マザーズ市場(証券コード2497)
・代表者:代表執行役社長 金子陽三
・事業所:東京都港区北青山3-3-11ルネ青山ビル6F
・設立年月日:1998年2月20日
・資本金:18億4,096万9,000円※2012年3月末現在
・主な事業の内容:インターネット関連事業、インベストメント&インキュベーション事業
・サービスサイト:http://ad-stir.com/(スマートフォン向け新広告プラットフォーム)http://www.bypass.jp/(スマートフォン特化型広告配信システム)
■本リリースに関するお問い合わせ
モーションビート株式会社
Tel:03-6821-0000
Email:press@motionbeat.com
詳細はURLよりPDFをご覧くださいませ。
http://motionbeat.com/ja/ir/ir-release/201208-jigyou/
■広告主向けプラットフォーム(DSP)BYPASS広告主数及びキャンペーン広告数
4月のサービス開始以降多くの広告代理店と連携し、順調に広告主数およびキャンペーン広告数を増やしております。フィーチャーフォン時代から取引のある広告主様の他、スマートフォンと相性のよいコマース事業者や不動産等の生活情報系サービス事業者も増えて来ております。
■メディア向けプラットフォーム(SSP)AdStir登録メディア数
AdStirはどこよりも早くスマートフォンに特化したSSPサービスを開始したこともあり「スマートフォンSSPといえばAdStir」というイメージが定着し、お問い合わせや利用登録も増えてきております。
■相互接続先(DSP/SSP)
2012年4月に当社DSP(Bypass)及び当社SSP(AdStir)を接続し、国内初のスマートフォン広告RTBを開始しました。その後マイクロアド社(本社:東京都渋谷区)が提供するDSP「MicroAd BLADE」、米国Velti社(本社:米国カリフォルニア州)が提供するSSP「mobclix」と連携し、9月にも複数接続を予定しております。
■SSP(Supply Side Platform, Sell Side Platform)とは
複数の広告案件を一元管理し、配信を最適化(イールドオプティマイズ機能など)する事で収益の最大化を狙う、サプライサイド(媒体側)の広告管理プラットフォームのこと。
■DSP(Demand Side Platform)とは
設定した配信ロジックに従って、最適なユーザーへ広告を配信し広告効果の最大化を狙う、デマンドサイド(広告主側)の広告管理プラットフォームのこと。
■RTB(Real Time Bidding)とは
RTB広告とは、広告の買い手(広告主、出稿主)が、メディア(媒体)の広告枠を入札形式でインプレッション毎に買い付けを行う広告技術のことであり、これにより広告の買い手(広告主、出稿主)は効果に見合った最適な値付けを行うことで広告効果の向上を図ることができ、また、メディア(媒体)は最も高い入札を行った広告主へ広告枠を販売することができるため、飛躍的な広告収益の向上が期待できる。
―参考:インターネット広告の現状とこれから―
■国内広告市場
2011年度の国内の総広告費は5兆7,096億円で、そのうちインターネット広告は約14%の8,062億円となっています。4マス媒体と呼ばれるテレビ・新聞・雑誌・ラジオの広告費が低迷する中、インターネット広告は順調にその取扱高を増やしており、テレビに次いで第2位の広告媒体となっております。出典:日本の広告費2011(電通以下同じ)
―参考:インターネット広告の現状とこれから―
■国内広告市場
2011年度の国内の総広告費は5兆7,096億円で、そのうちインターネット広告は約14%の8,062億円となっています。4マス媒体と呼ばれるテレビ・新聞・雑誌・ラジオの広告費が低迷する中、インターネット広告は順調にその取扱高を増やしており、テレビに次いで第2位の広告媒体となっております。
出典:日本の広告費2011(電通以下同じ)
■インターネット広告市場
2011年度のインターネット広告市場は8,062億円。前年比104%の成長となっております。インターネット広告費8,062億円の内、バナー制作やホームページ内の商品・サービス・キャンペーン関連等の「広告制作費」が1,873億円、その他の「媒体費」は6,189億円となり、いずれも成長を続けております。
■モバイル広告市場
インターネット広告市場の「媒体費」6,189億円の内、PCが全体の約81%を占め5,021億円となっており、モバイル広告は約19%1,168億円の市場となっております。
そのうち、従来の携帯電話(フィーチャーフォンやガラケーと呼ばれています)は全体の71%を占め、スマートフォン広告は全体の約29%337億円となりました。2010年のスマートフォン広告費は28億円であったため1年間で10倍以上の伸びを示しており、2012年度は更に増加傾向にあります。
また、Googleなどで検索されたキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示する「検索連動型広告(リスティング広告とも呼ばれます)」はモバイル広告の内約6割を占めており、PC広告とほぼ同率となっております。
一方、WEBページの一部として画像などを画面に表示するディスプレイ広告(画面上部に表示される横長の加増広告はバナー広告と呼ばれています)は、Flash(アニメーションを組み合わせたコンテンツ)によるアニメーションや動画配信などテレビCMのような広告も増えてきており、この分野はフィーチャーフォンより画面も大きく制約が少ないためスマートフォン広告において新たな手法が出てくると思われます。
■インターネット広告成長の理由
他の広告媒体が低迷する中で、インターネット広告が継続して成長している理由は、技術の進化により多種多様な広告手法が次々と生まれているからと考えられています。
1996年にYahoo!JAPANで「バナー広告」の掲載が開始しましたが、その後2002年に「検索連動型広告」2004年には閲覧したサイトに合った広告が表示される「コンテンツ連動型広告」がPC上でスタートしました。モバイルに関しては2006年に「モバイル検索連動型広告」が始まっており、2011年には、広告の1インプレッション(表示)毎にオークション方式で最適な広告枠に入札するRTB(Real Time Bidding)と呼ばれる方式の広告がスタートしています。
■スマートフォンの普及
2011年のスマートフォン出荷台数は前年度2.7倍の2,340万台と、総出荷台数の55.8%を占め、通期で初めてスマートフォンがフィーチャーフォンを超えました。
全体の契約台数の内、スマートフォンが占める割合も2014年度末には過半数を超える見込となっています。
なお、2011年12月のスマートフォンOSシェアはAndoroid 58%,iPhone 37%となりました。(出典:MM総研)
また、ジャストシステムが2012年8月に実施した「携帯電話・インターネットの利用に関する月例調査」によると、男性は10代から40代まで幅広い年齢層で既に半数以上がスマートフォンを利用しており、女性は若年層の普及率が高く、特に20代後半の女性に関しては60%がスマートフォンを利用していることがわかりました。
■スマートフォン広告の特徴
PC広告はメディアの広告枠を期間やインプレッション(表示回数)保証で売買する「純広告」が主流となっておりましたが、スマートフォン広告市場においては、WEBとアプリ、iPhoneとAndoroid等デバイスが分かれているためトラフィックが集中しない状況にあります。したがってメガメディアの広告枠を1対1で売買する純広告の取扱は少なく、複数のメディアを束ねて一斉に広告配信をするアドネットワークが多く取り扱われています。また、1インプレッション(表示)毎にオークション方式で最適な広告が配信できるRTB方式が今後増えていくと予想されます。
■RTB(Real Time Bidding)米国広告市場
PubMatic,AdRevenue Reportによると、アメリカのインターネット広告市場において2011年にはディスプレイ広告の約10%が既にRTB経由の広告となっており、RTB経由の売上は年々伸びると予想しております。また、2010年と比較すると2011年は前年比203%,2012年は前年比85%と近年急激に成長することが見込まれています。
※1ドル80円で換算
当社がフォーカスしているスマートフォン広告市場は、デバイスの多様化、ターゲティングの高性能化、位置情報の利用等により既存のPCやフィーチャーフォンの広告市場よりも「人」に近い広告配信が可能になると予想されます。また米国でもRTB市場は始まったばかりで特にスマートフォンのRTB広告市場については日本と同様のスピードで展開すると考えられ、当社は国内のみならず海外の事業者との連携も積極的に進めてまいります。
■モーションビート株式会社 会社概要
・商号:モーションビート株式会社(http://motionbeat.com/)※当社は商号を「ngi group株式会社」から「モーションビート株式会社」に変更しております。
・上場市場:東京証券取引所マザーズ市場(証券コード2497)
・代表者:代表執行役社長 金子陽三
・事業所:東京都港区北青山3-3-11ルネ青山ビル6F
・設立年月日:1998年2月20日
・資本金:18億4,096万9,000円※2012年3月末現在
・主な事業の内容:インターネット関連事業、インベストメント&インキュベーション事業
・サービスサイト:http://ad-stir.com/(スマートフォン向け新広告プラットフォーム)http://www.bypass.jp/(スマートフォン特化型広告配信システム)
■本リリースに関するお問い合わせ
モーションビート株式会社
Tel:03-6821-0000
Email:press@motionbeat.com