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「インク鮮度を保ち続ける万年筆」一年以上筆記しなくても乾かない新キャップ搭載の万年筆 新発売。

2011年6月28日

プラチナ万年筆株式会社

「インク鮮度を保ち続ける万年筆」
使用中のインク鮮度を長期間保ち、一年以上筆記しなくても
すぐに書き出せる新キャップ搭載の万年筆 新発売。

プラチナ万年筆株式会社(本社;東京 社長;中田俊也)では、万年筆の最大の弱点である長期放置によるインク詰まりを解消するキャップ「スリップシール機構」を新たに開発しました。この機構により、インクの水分蒸発を限りなく抑えられるため、キャップをしっかり閉じるだけで、1 年間以上メンテナンスをしなくても、常に新鮮なインクの状態で筆記をお楽しみ頂けるようになりました。「スリップシール機構」を33 年ぶりにフルモデルチェンジする弊社看板ブランド「#3776 サン・ナナ・ナナ・ロク」に搭載し、新モデル「#3776センチュリー」として平成23 年9 月1 日より発売します。※スリップシール機構は特許出願済。

<スリップシール機構の特徴>※ただし、キャップをしっかりと閉じた条件によります。
●ネジ式キャップ初!ペン先を完全気密にする機構です。
●一年以上放置してもメンテナンス不要。いつでも、さらっと書き出すことができます。
●インクの水分蒸発を限りなく抑えるため、いつまでも新鮮なインクで書き味の変わらない筆記ができます。

万年筆が発明されて以来さまざまな改良が重ねられ、各社開発を競ってきましたが、最大の欠点とも言えるインクの乾燥を防ぐことはできませんでした。通常、弊社製品の場合筆記しない状態で4 ヶ月を過ぎると内部のインクが乾燥し筆記できなくなります。この最大の問題克服と、併せて「常に新鮮なインクで筆記していただきたい」願いを実現するためにキャップ構造の改革に着手し「スリップシール機構」を開発。気密性を高めることに成功しました。「スリップシール機構」によりキャップ開閉時のインクの吹き出しも防止できるようになり、万年筆の弱点を一挙に解決することができました。更にもっと現代に合った万年筆は何かを考え、5 年前から全てのパーツを新設計する計画がスタートしました。弊社ベンチャー子会社「中屋万年筆」の所有する約3 万件の万年筆筆記データの協力も得て本来万年筆が持つ「書き味」「スムーズなインクの流れ」「心地よい筆記バランス」等を追求し、書き味を左右するインクの出る量をペンポイント(超極細、極細、細字、中字、細軟、太字、極太)ごとに設計を見直しました。これら全てを弊社が次世代の高性能万年筆として位置づける「#3776 センチュリー」に注ぎ込み33 年分の情報と技術が詰まった弊社史上最高傑作の1 本が完成しました。日常にお使いの方、年に数回お使いの方はもちろん、今まで「メンテナンスが面倒」、「インクが漏れそう」などと感じてお使い頂けなかった方にも、この万年筆で手書き文字を軽やかにストレスなくお楽しみ頂けます。

#3776 万年筆とは…
今回フルモデルチェンジする「#3776」万年筆は1978 年に作家で万年筆コレクターの故・梅田晴夫氏を中心とする研究グループとともに「理想の万年筆」を目指し開発に着手、富士山の標高を製品名とし日本を代表する、美しい日本文字を書くための万年筆として、完成した弊社を代表するロングセラーブランドです。

「#3776 センチュリー」発売記念 限定モデルを2,011 本発売。
33 年ぶりにフルモデルチェンジする「#3776 センチュリー」の発売を記念して、同機能で透明モデル「#3776 本栖<もとす>」を限定生産2,011 本(シリアルナンバー入)で7 月1 日より世界同時発売します。富士山の標高をブランド名にした#3776 初の透明軸の万年筆です。限りなくクリアーなボディであることから、富士五湖の中でも最も透明度が高いという「本栖湖」にちなんで命名しました。キャップ内の「スリップシール機構」が見える、スタイリッシュな透明軸(スケルトン)モデルです。
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