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2011年7月21日

ダイキン工業株式会社

製品開発プロセスと部品表・図面の一元管理を実現する
開発プロセス支援システム『SpaceFinder for .NET』を発売

ダイキン工業株式会社は、製造業向けの開発プロセス支援システム『SpaceFinder for .NET』を2011年7月25日より発売します。
当社は、研究・企画・設計・生産にまたがる製品開発プロセスを標準化するシステム『SpaceFinder』を1999年から販売しています。開発プロセスでやり取りされる情報を電子帳票化し、ワークフローと結びつけるため、開発プロセスと技術情報を紐付けした状態で一元管理することが可能です。
グローバル化が加速する中、開発・生産拠点の分散化を進める企業が増えており、複数拠点や部門を越えた情報連携のニーズが急激に高まるとともに、開発環境の変化に柔軟かつスピーディに対応できるシステムが求められています。
新開発の『SpaceFinder for .NET』は、製品開発に関連するデータを包括管理するソフトウェア（ＰＬＭ：Product Lifecycle Management）との連携が可能になりました。
製品開発の効率化を目的として、大手メーカーを中心に、ＰＬＭを導入する企業は増えていますが、導入する時や組織体制・開発プロセスを変更するたびに、ユーザーの実情に合わせたシステム構築を外注する必要があるため、時間・コスト面での課題から、部品表や図面といったデータ管理機能のみの利用に留まっているのが実情です。
本商品は、ＰＬＭと連携し、企業の開発環境の変化に即したシステムを低価格かつスピーディに構築することが可能です。ＰＬＭに期待される製品開発プロセス管理を補完し、開発生産性の向上に寄与します。
【 商品の特長 】
１．ＰＬＭと連携し、製品開発プロセスと部品表や図面の一元管理を実現
お客様が既に利用しているＰＬＭと連携することで、管理している部品表や図面のデータに変更が生じる部品発注や見積依頼などの製品開発プロセスまでを見える化し、部品表や図面のデータ管理と製品開発プロセスを一元管理することが可能です。ＰＬＭをカスタマイズして全てを実現する方法と比較すると、約1/5〜1/10の費用、約1/4の構築期間でシステムを構築できるため、導入コストを大きく抑えられ、その後の柔軟なシステム修正も可能になります。
２．大規模ユーザー対応、セキュリティ機能を強化し、企業内の情報共有ソフトウェアとして最適
グローバル化が加速する中、海外拠点からのアクセスや大規模ユーザーの利用を想定し、管理できるデータ容量やユーザー数を大幅に増やしました。また、セキュリティ機能（アクセスログ監視、大量ダウンロード防止、印刷制限等）も大幅に強化しました。
複数拠点にまたがる情報伝達や電子決済などの業務を効率的かつ安全に進めることができ、企業内の情報共有ソフトウェア（グループウェア）として最適なツールです。
３．ものづくり現場で蓄積したノウハウを活かしたコンサルティングサービスの提供
本商品の提案に際して、ものづくり現場で培ったノウハウに基づき、実際の開発現場でどのように本商品を導入すれば効率的な開発が実現できるかを提案する業務改革コンサルティングサービスを提供します。製品開発における業務課題を抽出・分析し、本商品を優先的に導入できる範囲や費用対効果を明確化して提案するとともに、導入後の改善効果も定量的に測定・モニタリングすることで、業務改革のＰＤＣＡサイクルを円滑に回すことが可能です。