遺伝子組換え人血清アルブミンのデータ使用許諾に関する基本合意について(アールテック・ウエノ)
[11/10/19]
提供元:共同通信PRワイヤー
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平成23年10月19日
株式会社アールテック・ウエノ
(JASDAQ・コード4573)
遺伝子組換え人血清アルブミンのデータ使用許諾に関する基本合意について(アールテック・ウエノ)
本日、当社は一般財団法人 化学及血清療法研究所(以下、化血研)と遺伝子組換え人血清アルブミンのデータ使用許諾に関する基本合意をいたしましたので下記のとおりお知らせします。
記
(1)契約締結の背景
当社は、平成23年10月18日、ドライアイ治療用点眼液の早期の開発再開を目指し、遺伝子組換え人血清アルブミン(当社開発コード:RU-101)をNovozymes Biopharma DK A/S(以下Novozymes社)より供給を受けることで基本合意しました。
この遺伝子組み換え人血清アルブミンはNovozymes社の提携供給元である化血研が熊本県菊池市において独占的に製造供給しております。
ドライアイ治療用点眼液の開発に必要となる遺伝子組み換え人血清アルブミンの安全性などのデータの使用許諾について、この度化血研との基本合意に至りました。
当基本合意により、中断しておりましたドライアイ治療用点眼液の開発を推進することが可能となりましたので、今後は米国での臨床試験の開始を目指して積極的に準備を進める予定です。
(2)契約の概要
当基本合意により、当社は化血研から遺伝子組換え人血清アルブミンの安全性などのデータをドライアイ治療用点眼液の医薬品製造販売承認取得に使用するための許諾を受けます。
(3)契約相手先の内容
名 称 一般財団法人 化学及血清療法研究所
所 在 地 熊本県熊本市大窪一丁目6番1号
代表者の氏名 船津 昭信 (理事長・所長)
事 業 内 容 ワクチンや血漿分画製剤など生物学的医薬品の研究・開発・製造・供給
売 上 高 337億円
※売上高は2011年3月末の数値です。
(4)業績への影響
当基本合意により、平成23年5月13日公表の第2四半期累計期間及び通期の業績予想に変更を要する影響はありません。
当社代表取締役社長の真島行彦は、「この度、化血研とのデータ使用許諾が合意に至り、大変嬉しく思います。同社はワクチンや血漿分画製剤の研究・開発に定評があり、当社が重要なパイプラインとして位置付けている中等度以上のドライアイ治療薬の開発を進めていく上で心強いビジネスパートナーです。今後は化血研から入手するデータを最大限活用し、可能な限り早急に米国での臨床試験を開始できるよう準備を進めると同時に、ドライアイ患者様のために早期の承認取得を目指してまいります。」と述べております。
・RU-101について
RU-101は血清中の成分であるアルブミンに着目し、ドライアイなどの角膜上皮障害への治療のための点眼液の開発を目的とするプロジェクトです。ドライアイは、涙液層や眼表面の障害を特徴とする慢性で多因性の眼疾患であり、当社では、結膜上皮細胞を用いた実験において、血清アルブミンが、涙液成分の一つであるムチンの産生を増強することを確認し、アルブミンによるドライアイ治療に関する知的財産権も所有しております。
・アールテック・ウエノについて
株式会社アールテック・ウエノは1989年9月に設立され、医薬品の研究開発、製造販売及び研究開発支援サービスを行う創薬ベンチャー企業です。
医師でもある真島社長のもと、「Physician-Oriented New Drug Innovation(臨床医による新薬開発)」をテーマに、「医師の目線で医薬品開発・販売を行う分野特化型のグローバルな医薬品会社」を目指しています。
眼科および皮膚科に特化し、これまで有効な治療薬のない疾患をターゲットに、国が推奨および支援するアンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)、希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)、アンチエイジング(生活改善薬)の各領域における新薬の開発を進めています。
・化血研について
化血研は1945年に設立され、ワクチンや血液製剤等の生物学的医薬品の開発・供給を通して、国内外における感染症の予防・治療領域に貢献して参りました。現在、広い範囲の血漿分画製剤、人体用ワクチン及び動物用ワクチン、抗毒素製剤を生産しており、バイオテクノロジー応用品を含む新製品開発のための研究・開発を行っています。
また、2005年に遺伝子組み換えアルブミンの製造工場(第一期工事)が竣工し、医薬品の安定剤・培地等を目的としてNovozymes社を通じて供給しております。
以 上
株式会社アールテック・ウエノ
(JASDAQ・コード4573)
遺伝子組換え人血清アルブミンのデータ使用許諾に関する基本合意について(アールテック・ウエノ)
本日、当社は一般財団法人 化学及血清療法研究所(以下、化血研)と遺伝子組換え人血清アルブミンのデータ使用許諾に関する基本合意をいたしましたので下記のとおりお知らせします。
記
(1)契約締結の背景
当社は、平成23年10月18日、ドライアイ治療用点眼液の早期の開発再開を目指し、遺伝子組換え人血清アルブミン(当社開発コード:RU-101)をNovozymes Biopharma DK A/S(以下Novozymes社)より供給を受けることで基本合意しました。
この遺伝子組み換え人血清アルブミンはNovozymes社の提携供給元である化血研が熊本県菊池市において独占的に製造供給しております。
ドライアイ治療用点眼液の開発に必要となる遺伝子組み換え人血清アルブミンの安全性などのデータの使用許諾について、この度化血研との基本合意に至りました。
当基本合意により、中断しておりましたドライアイ治療用点眼液の開発を推進することが可能となりましたので、今後は米国での臨床試験の開始を目指して積極的に準備を進める予定です。
(2)契約の概要
当基本合意により、当社は化血研から遺伝子組換え人血清アルブミンの安全性などのデータをドライアイ治療用点眼液の医薬品製造販売承認取得に使用するための許諾を受けます。
(3)契約相手先の内容
名 称 一般財団法人 化学及血清療法研究所
所 在 地 熊本県熊本市大窪一丁目6番1号
代表者の氏名 船津 昭信 (理事長・所長)
事 業 内 容 ワクチンや血漿分画製剤など生物学的医薬品の研究・開発・製造・供給
売 上 高 337億円
※売上高は2011年3月末の数値です。
(4)業績への影響
当基本合意により、平成23年5月13日公表の第2四半期累計期間及び通期の業績予想に変更を要する影響はありません。
当社代表取締役社長の真島行彦は、「この度、化血研とのデータ使用許諾が合意に至り、大変嬉しく思います。同社はワクチンや血漿分画製剤の研究・開発に定評があり、当社が重要なパイプラインとして位置付けている中等度以上のドライアイ治療薬の開発を進めていく上で心強いビジネスパートナーです。今後は化血研から入手するデータを最大限活用し、可能な限り早急に米国での臨床試験を開始できるよう準備を進めると同時に、ドライアイ患者様のために早期の承認取得を目指してまいります。」と述べております。
・RU-101について
RU-101は血清中の成分であるアルブミンに着目し、ドライアイなどの角膜上皮障害への治療のための点眼液の開発を目的とするプロジェクトです。ドライアイは、涙液層や眼表面の障害を特徴とする慢性で多因性の眼疾患であり、当社では、結膜上皮細胞を用いた実験において、血清アルブミンが、涙液成分の一つであるムチンの産生を増強することを確認し、アルブミンによるドライアイ治療に関する知的財産権も所有しております。
・アールテック・ウエノについて
株式会社アールテック・ウエノは1989年9月に設立され、医薬品の研究開発、製造販売及び研究開発支援サービスを行う創薬ベンチャー企業です。
医師でもある真島社長のもと、「Physician-Oriented New Drug Innovation(臨床医による新薬開発)」をテーマに、「医師の目線で医薬品開発・販売を行う分野特化型のグローバルな医薬品会社」を目指しています。
眼科および皮膚科に特化し、これまで有効な治療薬のない疾患をターゲットに、国が推奨および支援するアンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)、希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)、アンチエイジング(生活改善薬)の各領域における新薬の開発を進めています。
・化血研について
化血研は1945年に設立され、ワクチンや血液製剤等の生物学的医薬品の開発・供給を通して、国内外における感染症の予防・治療領域に貢献して参りました。現在、広い範囲の血漿分画製剤、人体用ワクチン及び動物用ワクチン、抗毒素製剤を生産しており、バイオテクノロジー応用品を含む新製品開発のための研究・開発を行っています。
また、2005年に遺伝子組み換えアルブミンの製造工場(第一期工事)が竣工し、医薬品の安定剤・培地等を目的としてNovozymes社を通じて供給しております。
以 上