日本製粉(株)、第2四半期の連結累計期間業績および通期連結業績予想
[11/11/02]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011年11月2日
日本製粉株式会社
日本製粉(株)、第2四半期の連結累計期間業績および通期連結業績予想
日本製粉(株)(会長兼社長 澤田 浩)の平成24年3月期第2四半期累計期間の連結業績は、売上高1,324億円(前年同期比106.3%)、営業利益50億円(同91.0%)、経常利益53億円(同93.4%)、四半期純利益30億円(同97.4%)となりました。
1.平成24年3月期第2四半期連結累計期間業績の概況
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、3月11日に発生した東日本大震災の影響により、短期的には企業の生産活動の低下や、自粛ムードからの個人消費の停滞が見られ、さらには電力供給の制約、急激な円高の進行等の厳しい環境もありましたが、緩やかな景気持ち直しの兆しをみせながら推移いたしました。
9月に創立115周年を迎えた当社グループは、更なる業容の拡大と収益力の強化を図り、持続的成長(Sustainable Growth)を確かなものにするため、「10/11中期経営計画SG130」に取り組みました。総額200億円を超えるコスト競争力強化のための大型設備投資案件は全て着工済みで予定通り進捗しています。この4月には米粉を製造する瑞穂食品(株)の新工場が稼動し生産能力を倍増させたほか、千葉グレーンセンター(株)の株式50%を取得しました。また、8月に神戸甲南工場のプレミックス小包装ラインが稼動、9月にはニップン冷食(株)竜ヶ崎工場の建屋増設が完工しました。
販売においては、本年4月に外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均18%引き上げられたことに伴い、業務用小麦粉をはじめとする各商品の販売価格を改定しました。また、フランス小麦使用の小麦粉「メルベイユ」や冷凍パスタ「オーマイプレミアム」など、多様化するニーズに対応した商品開発を行い、販売促進に努めるとともに、安全で安心な商品の提供に努めています。
1)売上高は、製粉事業では、副産物のふすまが相場下落の影響により前年同期を下回り
ましたが、小麦粉の出荷が順調で28億円の増収となりました。食品事業では、中食関
連商品が前年同期を下回りましたが、業務用および家庭用プレミックス・パスタの出
荷や海外事業が順調であったため、49億円の増収となりました。その他事業では、エ
ンジニアリングが伸び悩み微減収でしたが、全体では78億円の増収となりました。
2)利益面では、昨年4月よりスタートした社内カンパニー制で製・販・管一体となって事
業分野の全てにわたり合理化・コスト削減を徹底的に進めましたが、諸資材価格の上
昇の影響もあり、前年同期を下回りました。
2.平成24年3月期通期連結業績予想
今後の日本経済は、金融資本市場の変動、電力供給の不安および価格の上昇等、予断を許さぬ状況が続くと見られ、節約・低価格志向の継続も予想されます。このような状況の中、10月から外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均2%引き上げられたことに伴い、12月20日出荷分から業務用小麦粉の販売価格を改定します。
「10/11中期経営計画SG130」の最終年度にあたり、グループの持続的成長の足場を固めるため、販売の拡大やより一層のコスト削減による競争力の強化により収益性向上を図ります。その上で、グループ会社を含めた事業構造を検証して全体最適化を推進します。
体質改善のための大型設備投資では松屋製粉(株)のそば粉新工場が10月に竣工し、ニップン冷食(株)の移転・増強工事、エヌピーエフジャパン(株)のペットフード工場の増強・改善工事等も3月までに順次完成する見込みです。
平成24年3月期の連結業績見通しは、当初予想を据え置き、売上高2,710億円(前期比107.5%)、営業利益110億円(同104.1%)、経常利益110億円(同101.6%)、当期純利益63億円(同104.6%)を見込んでいます。
以 上
日本製粉株式会社
日本製粉(株)、第2四半期の連結累計期間業績および通期連結業績予想
日本製粉(株)(会長兼社長 澤田 浩)の平成24年3月期第2四半期累計期間の連結業績は、売上高1,324億円(前年同期比106.3%)、営業利益50億円(同91.0%)、経常利益53億円(同93.4%)、四半期純利益30億円(同97.4%)となりました。
1.平成24年3月期第2四半期連結累計期間業績の概況
当第2四半期連結累計期間における日本経済は、3月11日に発生した東日本大震災の影響により、短期的には企業の生産活動の低下や、自粛ムードからの個人消費の停滞が見られ、さらには電力供給の制約、急激な円高の進行等の厳しい環境もありましたが、緩やかな景気持ち直しの兆しをみせながら推移いたしました。
9月に創立115周年を迎えた当社グループは、更なる業容の拡大と収益力の強化を図り、持続的成長(Sustainable Growth)を確かなものにするため、「10/11中期経営計画SG130」に取り組みました。総額200億円を超えるコスト競争力強化のための大型設備投資案件は全て着工済みで予定通り進捗しています。この4月には米粉を製造する瑞穂食品(株)の新工場が稼動し生産能力を倍増させたほか、千葉グレーンセンター(株)の株式50%を取得しました。また、8月に神戸甲南工場のプレミックス小包装ラインが稼動、9月にはニップン冷食(株)竜ヶ崎工場の建屋増設が完工しました。
販売においては、本年4月に外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均18%引き上げられたことに伴い、業務用小麦粉をはじめとする各商品の販売価格を改定しました。また、フランス小麦使用の小麦粉「メルベイユ」や冷凍パスタ「オーマイプレミアム」など、多様化するニーズに対応した商品開発を行い、販売促進に努めるとともに、安全で安心な商品の提供に努めています。
1)売上高は、製粉事業では、副産物のふすまが相場下落の影響により前年同期を下回り
ましたが、小麦粉の出荷が順調で28億円の増収となりました。食品事業では、中食関
連商品が前年同期を下回りましたが、業務用および家庭用プレミックス・パスタの出
荷や海外事業が順調であったため、49億円の増収となりました。その他事業では、エ
ンジニアリングが伸び悩み微減収でしたが、全体では78億円の増収となりました。
2)利益面では、昨年4月よりスタートした社内カンパニー制で製・販・管一体となって事
業分野の全てにわたり合理化・コスト削減を徹底的に進めましたが、諸資材価格の上
昇の影響もあり、前年同期を下回りました。
2.平成24年3月期通期連結業績予想
今後の日本経済は、金融資本市場の変動、電力供給の不安および価格の上昇等、予断を許さぬ状況が続くと見られ、節約・低価格志向の継続も予想されます。このような状況の中、10月から外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均2%引き上げられたことに伴い、12月20日出荷分から業務用小麦粉の販売価格を改定します。
「10/11中期経営計画SG130」の最終年度にあたり、グループの持続的成長の足場を固めるため、販売の拡大やより一層のコスト削減による競争力の強化により収益性向上を図ります。その上で、グループ会社を含めた事業構造を検証して全体最適化を推進します。
体質改善のための大型設備投資では松屋製粉(株)のそば粉新工場が10月に竣工し、ニップン冷食(株)の移転・増強工事、エヌピーエフジャパン(株)のペットフード工場の増強・改善工事等も3月までに順次完成する見込みです。
平成24年3月期の連結業績見通しは、当初予想を据え置き、売上高2,710億円(前期比107.5%)、営業利益110億円(同104.1%)、経常利益110億円(同101.6%)、当期純利益63億円(同104.6%)を見込んでいます。
以 上