北九州学術研究都市は、今年10周年を迎えました!
[11/12/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
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平成23年12月21日
北九州市
北九州学術研究都市は、今年10周年を迎えました!
2001年4月に開設された「北九州学術研究都市」は、北九州市の西部(若松区〜八幡西区)に位置し、市の知的基盤として「アジアの中核的な学術研究拠点」と「新たな産業の創出・技術の高度化」を目指し、理工系の国・公・私立の大学や研究機関が同一のキャンパスに集積する画期的な試みとしてスタートしました。
(北九州市学術研究都市)
この10年間で、4つの大学と16の研究機関、54の企業が集積し、学研都市発のベンチャー企業も16社誕生しています。
学生数は約2,300人、中でも中国や韓国などアジアを中心に留学生も急増して約500人となり、4人に1人は留学生という国際色豊かなキャンパスが形成されています。英国のクランフィールド大学や中国の清華大学、上海交通大学、北京大学などが拠点を設けるなど、アジアの中核的な学術研究拠点として海外からの注目も高まっています。
また、半導体やカーエレクトロニクス分野を中心に多くの企業が研究拠点を設け、産学連携による取り組みも活発に行われています。
次世代を見据えた研究会の発足が進むなど、北九州学術研究都市発の新しい芽は確実に成長を続けています。
北九州学術研究都市では、産学連携の取り組みを中心に、具体的な製品化も行われてきています。
(製品化の例1)環境にやさしい石けん系泡消火剤の開発
シャボン玉石けん(株)・消防車メーカーの(株)モリタホールディングスと、北九州市立大学及び北九州市消防局が産学官連携の共同研究に取り組んだ「石けん系泡消火剤」は、画期的な成果として現在注目を集めています。この技術は2007年の産学官連携功労者表彰の総務大臣賞を受賞し、今後は林野火災用としても、国内外での販売拡大を目指しています。
(製品化の例2)下水道管渠検査ロボット「もぐりんこ」
(株)石川鉄工所は(財)北九州産業学術推進機構と共同で、下水道管渠検査ロボット「もぐりんこ」を製品化しました。下水管の中を走行し管内の状況を検査するロボットで、老朽化した下水管の他、新設した下水管の完成検査などで使われています。東日本大震災の被災地においても活躍が期待されています。
(もぐりんこ)
この他にも多くの産学共同研究が進められ、新製品・新技術の成果事例は多数にのぼります。数々の研究開発プロジェクトから多数の特許出願も行われて、今後も画期的な製品の開発が期待されています。
開設以来、「環境」と「情報」を2大テーマに掲げ、先端科学技術分野の研究開発や産学連携活動を進めてきましたが、研究領域の拡大と産業技術の革新期を迎え、今後は研究の方向性を「先導的な低炭素化技術開発」という、より大きな枠組みでとらえ直し、地域産業の振興を図っていきます。
また今年10月19日には、10周年記念式典が、多くの関係者のご参加のもと、盛大に執り行われました。式典の後には、中国・北京大学と北九州市、(財)北九州産業学術推進機構との交流協定も締結され、今後益々の発展が期待されています。
現在、第2期事業も着々と進捗しており、約136haのエリアに住居ゾーンや大学・関連施設ゾーンなどが設けられ、特色のある新しいまちづくりが展開されています。
なお、12月23日(金・祝)13:00〜13:30(TVQ九州放送)、平成24年1月29日(日)14:00〜14:30(BS JAPAN:全国放送)にて「森永卓郎の北九州学術研究都市大解剖!〜アジアの先端産業都市を目指して〜」が放送されます。ぜひご覧ください。
北九州市
北九州学術研究都市は、今年10周年を迎えました!
2001年4月に開設された「北九州学術研究都市」は、北九州市の西部(若松区〜八幡西区)に位置し、市の知的基盤として「アジアの中核的な学術研究拠点」と「新たな産業の創出・技術の高度化」を目指し、理工系の国・公・私立の大学や研究機関が同一のキャンパスに集積する画期的な試みとしてスタートしました。
(北九州市学術研究都市)
この10年間で、4つの大学と16の研究機関、54の企業が集積し、学研都市発のベンチャー企業も16社誕生しています。
学生数は約2,300人、中でも中国や韓国などアジアを中心に留学生も急増して約500人となり、4人に1人は留学生という国際色豊かなキャンパスが形成されています。英国のクランフィールド大学や中国の清華大学、上海交通大学、北京大学などが拠点を設けるなど、アジアの中核的な学術研究拠点として海外からの注目も高まっています。
また、半導体やカーエレクトロニクス分野を中心に多くの企業が研究拠点を設け、産学連携による取り組みも活発に行われています。
次世代を見据えた研究会の発足が進むなど、北九州学術研究都市発の新しい芽は確実に成長を続けています。
北九州学術研究都市では、産学連携の取り組みを中心に、具体的な製品化も行われてきています。
(製品化の例1)環境にやさしい石けん系泡消火剤の開発
シャボン玉石けん(株)・消防車メーカーの(株)モリタホールディングスと、北九州市立大学及び北九州市消防局が産学官連携の共同研究に取り組んだ「石けん系泡消火剤」は、画期的な成果として現在注目を集めています。この技術は2007年の産学官連携功労者表彰の総務大臣賞を受賞し、今後は林野火災用としても、国内外での販売拡大を目指しています。
(製品化の例2)下水道管渠検査ロボット「もぐりんこ」
(株)石川鉄工所は(財)北九州産業学術推進機構と共同で、下水道管渠検査ロボット「もぐりんこ」を製品化しました。下水管の中を走行し管内の状況を検査するロボットで、老朽化した下水管の他、新設した下水管の完成検査などで使われています。東日本大震災の被災地においても活躍が期待されています。
(もぐりんこ)
この他にも多くの産学共同研究が進められ、新製品・新技術の成果事例は多数にのぼります。数々の研究開発プロジェクトから多数の特許出願も行われて、今後も画期的な製品の開発が期待されています。
開設以来、「環境」と「情報」を2大テーマに掲げ、先端科学技術分野の研究開発や産学連携活動を進めてきましたが、研究領域の拡大と産業技術の革新期を迎え、今後は研究の方向性を「先導的な低炭素化技術開発」という、より大きな枠組みでとらえ直し、地域産業の振興を図っていきます。
また今年10月19日には、10周年記念式典が、多くの関係者のご参加のもと、盛大に執り行われました。式典の後には、中国・北京大学と北九州市、(財)北九州産業学術推進機構との交流協定も締結され、今後益々の発展が期待されています。
現在、第2期事業も着々と進捗しており、約136haのエリアに住居ゾーンや大学・関連施設ゾーンなどが設けられ、特色のある新しいまちづくりが展開されています。
なお、12月23日(金・祝)13:00〜13:30(TVQ九州放送)、平成24年1月29日(日)14:00〜14:30(BS JAPAN:全国放送)にて「森永卓郎の北九州学術研究都市大解剖!〜アジアの先端産業都市を目指して〜」が放送されます。ぜひご覧ください。