2012年の注目キーワード発表
[11/12/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2011年12月21日
株式会社エレクトロニック・ライブラリー
ELNETが予測する
「2012年の注目キーワード」発表!
新聞約100紙・雑誌約150誌の記事の検索とクリッピングのサービス「ELNET(イーエルネット)」を運営する(株)エレクトロニック・ライブラリーは21日、「2012年の注目キーワード」と「ELトレンド指数でみる2011年のキーワードランキング」を発表しました。
2012年の注目キーワードは、政治分野では、まず「増税」を挙げました。財政状況が深刻化するなかで、野田佳彦首相は消費税率引き上げに関連する法案を来年の通常国会に提出すると表明し、その動向が注目されています。これをめぐって「衆院解散」に向けた綱引きが与野党間で展開されそうです。世界に目を向けますと、「大統領選挙」。予備選挙が年明けに始まる米国をはじめ、ロシア、フランス、韓国でも実施されます。
経済・産業分野では、賛否をめぐる議論が巻き起こっている「TPP」。産業だけでなく市民生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。、ギリシャから始まった「欧州危機」からも目が離せません。ユーロ圏の混乱が米国、日本に飛火する最悪の事態を予想する専門家もいます。また、電力需要を支えている「原子力発電」については、あり方をめぐる論議が引き続き活発に展開されそうです。東日本大震災からの復興の動きが勢いをますことを期待したいものです。その起爆剤として、プロジェクトが動き出す環境配慮都市「スマートシティ」に注目しました。
社会・その他の分野では「ロンドン五輪」が来年7月に開催されます。なでしこジャパンの活躍を再び目にしたいものです。「東京スカイツリー」は来年5月に開業します。すでに団体予約が殺到し、3月には個人予約も始まります。一方、コメや魚、粉ミルクなどからの検出が続く「放射性物質」は農業や市民生活に影を落とし続けそうです。
【特報】この注目キーワードを発表する直前の12月19日になって、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記が死去したとの情報が飛び込んできました。北朝鮮が大きく揺れ動く契機になるかもしれません。
★ELトレンド指数で2011年を振り返る★
巨大地震と原発事故により、日本人の価値観が大きく変わった2011年。国内では原子力発電の是非が厳しく問われる一方、被災地で復興の歩みが始まりました。
トレンド指数第1位は3月11日に発生した東日本大震災で、トレンド指数としての過去最高値でもある44.60でした。ランキングには採用しなかったものの、震災関連語には、2位より高い指数のキーワードが13語もあり、震災の影響の大きさを表しています。
巨大地震に伴う大津波による甚大な被害にとどまらず、福島第一原子力発電所は深刻な原子力事故を起こし、多くの周辺住民が避難し、風評被害も発生しました。原発の安全性が問われ、浜岡原子力発電所(5位)はすべての原子炉を停止しました。一方、サッカー女子W杯で優勝したなでしこジャパン(8位)は、震災で大きな痛手を受けた日本に勇気と希望をもたらしました。
海外では、リビア(2位)、エジプト(3位)の長期独裁政権が崩壊。国際テロ組織アルカイダの最高指導者、ビンラーディン,ウサマ(4位)の米国による殺害では全世界に衝撃が走りました。ギリシャの首相が唐突に宣言した国民投票(9位)は市場を混乱に陥れました。アジアでは脱線転落した中国の高速鉄道(14位)、タイの洪水(15位)が注目されました。
震災前に大きな話題になっていたのが、強い地震により多数の日本人犠牲者を出したニュージーランドのクライストチャーチ(6位)。さらには携帯電話によるカンニングで衝撃を与えた入試問題(7位)。鳥インフルエンザ(10位)は口蹄疫が終息したばかりの宮崎県で1月に発生。相次ぐ伝染病に関係者から悲痛な叫びが聞こえてきました。
年後半には企業の不祥事が相次ぎ、バブル崩壊により発生した有価証券の含み損を解消するため損失計上を先送りする損失隠し(11位)がオリンパスで発覚しました。
※同内容と見なされるキーワードが複数存在する場合は、代表的なキーワードを採用しま
した。例:東日本大震災(トレンド指数44.60)、福島第一原発(同27.94)、津波(同10.90)
では「東日本大震災」のみを採用しました。
株式会社エレクトロニック・ライブラリー
ELNETが予測する
「2012年の注目キーワード」発表!
新聞約100紙・雑誌約150誌の記事の検索とクリッピングのサービス「ELNET(イーエルネット)」を運営する(株)エレクトロニック・ライブラリーは21日、「2012年の注目キーワード」と「ELトレンド指数でみる2011年のキーワードランキング」を発表しました。
2012年の注目キーワードは、政治分野では、まず「増税」を挙げました。財政状況が深刻化するなかで、野田佳彦首相は消費税率引き上げに関連する法案を来年の通常国会に提出すると表明し、その動向が注目されています。これをめぐって「衆院解散」に向けた綱引きが与野党間で展開されそうです。世界に目を向けますと、「大統領選挙」。予備選挙が年明けに始まる米国をはじめ、ロシア、フランス、韓国でも実施されます。
経済・産業分野では、賛否をめぐる議論が巻き起こっている「TPP」。産業だけでなく市民生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。、ギリシャから始まった「欧州危機」からも目が離せません。ユーロ圏の混乱が米国、日本に飛火する最悪の事態を予想する専門家もいます。また、電力需要を支えている「原子力発電」については、あり方をめぐる論議が引き続き活発に展開されそうです。東日本大震災からの復興の動きが勢いをますことを期待したいものです。その起爆剤として、プロジェクトが動き出す環境配慮都市「スマートシティ」に注目しました。
社会・その他の分野では「ロンドン五輪」が来年7月に開催されます。なでしこジャパンの活躍を再び目にしたいものです。「東京スカイツリー」は来年5月に開業します。すでに団体予約が殺到し、3月には個人予約も始まります。一方、コメや魚、粉ミルクなどからの検出が続く「放射性物質」は農業や市民生活に影を落とし続けそうです。
【特報】この注目キーワードを発表する直前の12月19日になって、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記が死去したとの情報が飛び込んできました。北朝鮮が大きく揺れ動く契機になるかもしれません。
★ELトレンド指数で2011年を振り返る★
巨大地震と原発事故により、日本人の価値観が大きく変わった2011年。国内では原子力発電の是非が厳しく問われる一方、被災地で復興の歩みが始まりました。
トレンド指数第1位は3月11日に発生した東日本大震災で、トレンド指数としての過去最高値でもある44.60でした。ランキングには採用しなかったものの、震災関連語には、2位より高い指数のキーワードが13語もあり、震災の影響の大きさを表しています。
巨大地震に伴う大津波による甚大な被害にとどまらず、福島第一原子力発電所は深刻な原子力事故を起こし、多くの周辺住民が避難し、風評被害も発生しました。原発の安全性が問われ、浜岡原子力発電所(5位)はすべての原子炉を停止しました。一方、サッカー女子W杯で優勝したなでしこジャパン(8位)は、震災で大きな痛手を受けた日本に勇気と希望をもたらしました。
海外では、リビア(2位)、エジプト(3位)の長期独裁政権が崩壊。国際テロ組織アルカイダの最高指導者、ビンラーディン,ウサマ(4位)の米国による殺害では全世界に衝撃が走りました。ギリシャの首相が唐突に宣言した国民投票(9位)は市場を混乱に陥れました。アジアでは脱線転落した中国の高速鉄道(14位)、タイの洪水(15位)が注目されました。
震災前に大きな話題になっていたのが、強い地震により多数の日本人犠牲者を出したニュージーランドのクライストチャーチ(6位)。さらには携帯電話によるカンニングで衝撃を与えた入試問題(7位)。鳥インフルエンザ(10位)は口蹄疫が終息したばかりの宮崎県で1月に発生。相次ぐ伝染病に関係者から悲痛な叫びが聞こえてきました。
年後半には企業の不祥事が相次ぎ、バブル崩壊により発生した有価証券の含み損を解消するため損失計上を先送りする損失隠し(11位)がオリンパスで発覚しました。
※同内容と見なされるキーワードが複数存在する場合は、代表的なキーワードを採用しま
した。例:東日本大震災(トレンド指数44.60)、福島第一原発(同27.94)、津波(同10.90)
では「東日本大震災」のみを採用しました。