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2011年度オリジナル調査「タブレット等を活用した旅行市場調査」実施

2012年3月30日

(株)NTTアド

これからの「旅」には「スマホ・タブ」が欠かせなくなる!
〜NTTアド2011年度オリジナル調査「タブレット等を活用した旅行市場調査」実施〜

 スマートフォン・タブレットを旅行の計画や旅行中の情報収集などに活用している人は、そうでない人に比べ旅行に対して積極的で旅行回数も多く、一回あたりの旅行費用も多く使う「旅行アクティブ層」だった――。
 (株)NTTアド(東京都品川区、代表取締役社長:軸屋真司)が、2012年3月に実施した「タブレット等を活用した旅行市場調査」では、スマートフォン・タブレットを積極的・有効的に活用する層は、旅行自体を充実させることができ、旅行の頻度、一回あたりの旅行に使う金額が高く、旅行への期待度や感度が高い「旅行アクティブ層」であることがわかりました。

具体的には、以下の調査結果概要となりました。

【調査結果概要】
1. 「スマホ・タブ×旅」で、旅行体験が充実する!
旅行でスマホ・タブを利用する人は、利用しない人に比べて旅行が充実していた、と回答。また旅行に求めるものに「感動」をあげる人が多くいました。

2. 既に約7割の人が旅に「スマホ・タブ」を利用!20代女性、60代男性で高利用率
20代〜60代の男女950人に聴取したところ、旅行の計画、旅行中、旅行から帰ったあとにスマホ・タブを利用した経験のある人は全体の約7割にのぼりました。60代男性の利用率も高く、シニア層も積極利用しているようです。

3. 旅行消費意欲が高い「スマホ・タブ×旅」層。よく旅に行き、お金も使う
旅行でスマホ・タブを利用する人は、利用しない人に比べて1年間に行う国内旅行の平均回数が多く、1回あたりの旅行で使う金額も高いことがわかりました。

4. 約8割の人が「スマホ・タブ」を次の旅行に役立てたがっている!
82.9%の人が次の旅行にスマホ・タブを役立てたいと回答しました。また、今後旅行でスマホ・タブを使うようになるための条件として「バッテリーの持続時間」「通信状態」と、利用環境の改善をあげました。

5. スマホ・タブは、これからの旅に欠かせない「頼れるおとも」に!
「次の旅行でスマホ・タブを使ってできたらいいと思うもの」として「行きたい場所を入力すればそれに合った旅行プランが提示される」「GPSと連動して、自分が今いる場所のおすすめ情報がわかる」など、旅の「頼れるおとも」としての役割を期待しています。


【調査概要】
●調査対象:20歳〜69歳 男女でスマートフォンおよびタブレット利用者 950人
●調査時期:2012年3月9日〜3月14日
●調査方法:インターネットアンケート


【調査結果詳細】
1. 「スマホ・タブ」を使うと、旅の体験が充実する!
 「旅行でスマートフォン・タブレットを使う人」についてもう少し詳しく見てみると、直近の旅行でスマホ・タブを使った人の40.7%が、その旅行を「非常に充実していた」と回答。一方、使わなかった人で直近の旅行が「非常に充実していた」と回答した人は29.2%。スマホ・タブを使った人のほうが、使わない人より10ポイント以上も充実度が高いという結果になりました。
(図1参照)
 また、「旅に求めるものは何ですか」という質問に対し「感動」と答えた人は「旅行でスマートフォン・タブレットを使う人」で52.5%、使わない人では35.1%。15ポイント以上の差がつきました。「スマホ・タブ×旅」を楽しむ「旅行アクティブ層」が、ICTツールを活用して「感動」などの刺激を求めて活発に動く様子がわかります。


2. 既に約7割の人が旅に「スマホ・タブ」を利用!20代女性、60代男性で高利用率
 旅行でのスマートフォン、タブレット利用経験を聞くと、69.4%の人が「使用したことがある」と回答。すでに「スマホ・タブ×旅」のスタイルは浸透しているようです。「旅行前」には49.2%、「旅行中」には59.8%、「旅行から帰ってから」は41.3%の人が「スマートフォンやタブレット」を利用したと回答。特に旅行中の利用経験が多いようです。
 性・年代別に結果を見てみると、男性の「旅行中」の利用では、60代以上が65.0%と最も利用率が高くなり、シニア男性層に対しては旅行中に使える旅アプリの提案可能性が高そうです。また女性は旅行前、旅行中、旅行後すべてにおいて20代の利用率が軒並み高く、今後若年女性を中心に「スマホ・タブ×旅」というスタイルがさらに拡大しそうな予感がします。
(図2参照)


3. 旅行消費意欲が高い「スマホ・タブ×旅」層。よく旅に行き、お金も使う
 「旅行でスマートフォン・タブレットを使う人」は、1年間の国内旅行の平均回数は2.81回(全体平均2.33回、使わない人平均1.24回)、1年間の海外旅行の平均回数は0.68回(全体平均0.57回、使わない人0.31回)。旅行でスマートフォンやタブレットを使う人は、旅行に対して積極的であることがわかりました。
(図3参照)
 また、タブレットの保有者が国内旅行1回で使うお金の平均は45,300円(全体平均41,468円)と、非保有者に比べ旅にお金をかける傾向があることがわかりました。
 こうしたことから、旅行でスマホ・タブを利用している人たちは、旅行に対し積極的で消費意欲の高い人たちであることが推測でき、スマホ・タブを利用した旅行サービスや商品の市場可能性に、期待が広がります。


4. 約8割の人が「スマホ・タブ」を次の旅行に役立てたがっている!
 82.9%の人が、「次の旅行でスマホ・タブを役立てたい」と回答。これから「スマホ・タブ×旅」はますます浸透していくようです。
(図4参照)
 では「スマホ・タブ×旅」が更に浸透するための課題は何でしょうか。「旅行でスマホ・タブを使うようになるための条件は」という質問には、「バッテリーの心配をしなくて済むこと」(73.1%)と「通信状態を気にしなくても済むようになること」(55.7%)と回答。多くの人が旅でスマホ・タブを使うことの便利さ、楽しさに気がつき始めている現在、旅先での利用環境を整備することで、「スマホ・タブ×旅」というスタイルが一層拡がることが期待されます。


5. スマホ・タブは、これからの旅に欠かせない「頼れるおとも」に!
 「次の旅行でスマホ・タブを使って出来たら良いと思うものは」という質問に対する回答では、「観光情報とその場所に関する口コミの情報が一度に分かる」(32.4%)、「行きたい場所を入力すればそれに合った旅行プランが提示される」(30.9%)、「GPSと連動して、自分が今いる場所のおすすめ情報がわかる」(53.5%)、「GPSと連動して、旅の行程が自動的に記録・保存される」(24.2%)、「旅行中に記録・保存した観光地の詳細情報が分類に沿って自動的に整理される」(31.7%)など、「おすすめ」「自動化」というキーワードが目立ちました。
(図5参照)
 このまま「スマホ・タブ×旅」というスタイルが浸透していけば、単なるガイドブックの代替物というだけでなく、計画・行動・記録の「自動化・最適化」を支援し、旅をもっと楽しく自由なものにしてくれる強力な「相棒」として、スマートフォンやタブレットが位置づけられていくのではないでしょうか。


【お問い合わせ先】
(株)NTTアド 企画室 TEL:03-5745-7636
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