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2012年4月23日

富士ゼロックス株式会社

　　　Denshi-Penで読み取るドット画像を見えなくする技術を開発
−新たに「Denshi-Pen」を購入される先着700名様に新技術を採用したノートを進呈−

　富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社（本社:東京都港区、社長:山本 忠人）は、紙に書いた手書き情報を、簡単かつ迅速に電子化する手書き情報入力システム「Denshi-Pen」で使用するドット画像が印刷された専用紙について、ドット画像を見えなくする技術*を開発しました。
　「Denshi-Pen」は誰もが馴染みのある「ペン」と「紙」とからなるユーザーインターフェイスでお客様先や屋外、工場内等のPCを持ち込めない現場で「紙に書く」というオペレーションを変えることなく、手書きした情報を簡単かつ迅速に電子化することができます。
　「Denshi-Pen」では、事前に位置情報等を符号化したドット画像を紙に印刷しておき、紙に文字等を書く際にカメラが搭載されたペンでそのドット画像を撮影し、符号化された情報を読み取っています。これまではドット画像をカーボンブラックを含む墨インクで印刷するため、紙面全体を薄灰色にしてしまう課題がありました。

◆人間の眼に見えず「Denshi-Pen」で読み取れる色材を独自開発
当社で長年培ってきた電子写真感光体向け材料技術をベースに、可視光領域には吸収がないことで人間の眼に見えにくい反面、ペンに搭載したカメラでは読み取れる赤外光吸収色材を独自に開発しました。この見た目が透明に近い赤外光吸収色材を用いたインクで印刷した紙は、従来のドット画像による紙全体の薄灰色が解消され、白色普通紙と同様に見た目も美しく、また書いた文字も読みやすくなります。


4月24日より「Denshi-Pen 1 JS 」1個を新たにご購入いただいたお客様の中で希望される先着700名様に、この技術を採用した「Denshi-Pen Standard Notebook White(B5判) 」1冊を無料で進呈いたします。申込方法につきましては、下記のサイトをご覧ください。
申込期間：2012年4月24日〜5月31日
　URL：http://www.fujixerox.co.jp/cgi-bin/std/index.cgi?PCODE=support/denshi_pen

*：新開発の色材を用いたオフセット印刷用インクで印刷した場合です。従来の電子写真方式（トナー）を用いた印刷では対応しません。