ネットワーク、サーバー用フローマネジメントツールの新版、販売開始
[12/09/13]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2012/9/13
丸紅情報システムズ株式会社
WEBアプリや仮想化環境のトラフィック監視を実現
ネットワーク、サーバー用フローマネージメントツールの新版、販売開始
丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3-12-18、社長:小川 和夫)は、米インモン社(InMon Corp. 米国カリフォルニア州サンフランシスコ、社長:ピーター・パール氏/Mr.Peter Phaal、設立1996年)が開発した、ネットワーク監視ソフトウエアの新版「トラフィック・センチネル(Traffic Sentinel) バージョン6.0」の販売を2012年9月13日から開始します。
バージョン6.0では、スイッチングハブなどの物理的なネットワーク機器に加え、仮想化環境におけるサーバーやコンピュータ内部の仮想マシン同士を接続する仮想スイッチのトラフィック監視が可能になりました。また、Java仮想マシン(*1)やWEBアプリケーション(WEBサーバー、ロードバランサーなど)のパフォーマンス(負荷や稼働状況、レスポンス時間など)を監視する機能も追加しました。さらに操作するWEBインターフェースと各種レポート様式の改善によって使いやすくなりました。
トラフィック・センチネルは、仮想化環境を含むコンピュータ・ネットワークを流れるデータを常時監視するソフトウエアです。収集したデータを比較することで、ネットワーク全体でのサーバーや仮想マシン、クラスタのしきい値や傾向を知ることができます。サーバーやアプリケーションのパフォーマンスと、それに対応するネットワーク・トラフィックとを直接的に関連付けて、ネットワークやシステム、およびアプリケーションの管理を一元化することが可能になります。コンピュータ・ネットワークのトラフィック情報を収集するために、インモン社が開発した専用のプロトコルsFlow(*2)をはじめ、NetFlow(*3)、IPFIX(*4)などに対応しています。
使用方法は、監視対象となるJava仮想マシンやWEBアプリケーションなどを搭載したサーバーに、フローエージェントと呼ばれる専用ソフトウエアをインストールすると、専用のフロープロトコルを生成します。仮想スイッチを含むネットワーク機器については、フロープロトコル(sFlow/NetFlow/IPFIX)が実装されている機器に対応します。管理専用サーバーにインストールした管理ソフトウエアが、各フロープロトコルを受信し、トラフィックやパフォーマンスの情報を自動的に収集し分析します。
◆「トラフィック・センチネル バージョン6.0」で追加または強化された主な機能は以下の通りです。
1.仮想スイッチのモニタリング機能:
Microsoft Windows 2012 Serverの仮想化システムHyper-VのsFlow、Open vSwitch等の仮想スイッチに実装されているsFlow/NetFlow、インモン社製の仮想スイッチ用sFlowプローブ(ネットワーク遠隔監視ソフトウエア)であるVirtual Probe、およびサーバーのCPU、メモリ、ディスクなどの使用状況を監視するHost sFlowからのフロー情報を監視できます。
2.Java仮想マシン、WEBアプリケーションのパフォーマンスのモニタリング機能
Java仮想マシンにおけるパフォーマンス情報の取得が可能です。またApache、NGINX、Tomcat、node.jsなどのWEBサーバーに実装し、WEBアプリケーションのパフォーマンス情報を監視することが可能です。
3.各種チャート機能の強化
リアルタイム・モニタリング用の新しいHTML5インターフェースにより、HTML5 互換ブラウザ上でのチャート表示が従来よりも早くなりました。また各種チャートの作成も簡単に行うことができます。
4.その他のモニタリング機能
イーサネットストレージ(*5)、Memcached(*6)、TRILL(*7)、スパニングツリー(*8)のパフォーマンスのモニタリングが可能です。
トラフィック・センチネル バージョン6.0の販売価格は250万円(税抜、1ライセンスの場合。監視するフローエージェント分のライセンス数が必要)より。すでに年間保守契約に加入しているユーザには無償でアップグレード版を提供します。エムシスでは、通信キャリア、大企業、官公庁や各種サービスプロバイダなどを中心に、販売開始から1年間で1.5億円の売上をめざします。エムシスは、インモン社製トラフィック・センチネルの国内総販売代理店です。
■製品ホームページ:http://www.marubeni-sys.com/network/inmon/
【インモン・トラフィック・センチネルについて】
1G/10Gbpsのハイスピード・ネットワークにおいて、1システムで5万ポート以上をモニタリングするネットワーク監視ソフトウエアです。トラフィックの使用状況を常時監視・分析し、引き起こされている問題の原因を特定します。従来のネットワーク監視に用いられる一般的なネットワーク・プロトコル技術のSNMP(Simple Network Management Protocol)に加え、sFlowや シスコシステムズの定めるNetFlow (V1, V5, V7, V9)、IPFIX、ジュニパー・ネットワークスのJ-flow、旧リバーストーンのLFAP、HPのXRMONをサポートし、データ転送速度が毎秒10ギガビットの高速ネットワーク監視に対応します。
(*1)Java仮想マシン(Java Virtual Machine/Java VM、JVM) :Javaバイトコードとして定義された命令セットを実行するスタック型の仮想マシン。APIやいくつかのツールとセットでJava実行環境 (JRE) としてリリースされている。この環境を移植することで、さまざまな環境でJavaのプログラムを実行することができる。
(*2)sFlow(エスフロー):インモン社が開発したトラフィック情報の収集に利用するネットワーク・プロトコル。2001年9月より技術仕様が無償で公開されており、ブロケードコミュニケーションシステムズ、ヒューレット・パッカード、エクストリーム・ネットワークス、アラクサラネットワークス、アルカテル・ルーセント、日立製作所、日立電線、NEC、アライドテレシス、ジュニパー・ネットワークス、DELL Force10、アイビーエム、シスコシステムズなど、多くのネットワーク装置メーカーに採用されています。
(*3)NetFlow:シスコシステムズ社が開発したネットワークのトラフィック情報の収集に利用するネットワーク・プロトコル。
(*4)IPFIX:Internet Protocol Flow Information Exportの略。IETF策定のトラフィック情報の収集に利用するネットワーク・プロトコル。
(*5)ネットワーク・ストレージ・プロトコルを深くデコーディング(復号)することで、スイッチからsFlowを用いてモニタリングされたiSCSI、FCoIP、FCoE、AoEトラフィックについて、ストレージ・オペレーション(例えばread/write)など、さらに詳細な情報を表示できます。イーサネットストレージとは、ストレージを運用するシステムのうち、SAN(ストレージエリアネットワーク)などの専用ネットワークが構築されたものではなく、LANなどで利用されているイーサネットを用いて構築されたストレージの総称。
(*6)Memcached:データとオブジェクトをメモリ内にキャッシュすることでデータベースから読み出しを行う回数を減少させ、データベースを用いたWEBサイトを高速化するために多く用いられる。
(*7)TRILL:イーサネットで経路を冗長化する技術。
(*8)スパニングツリー:ループ状に形成されたネットワーク内でデータが永遠に循環するのを防止するための制御手法の一つ。
【インモン社について】
インモン社は、スイッチおよびルータで構成されるハイスピード・ネットワークのトラフィック・モニタリング・ソリューションを提供するリーディング・サプライヤーです。ミッションクリティカルなアプリケーションやサービスを管理し、必要な情報を提供するツールでネットワークの問題を解決します。世界中の顧客には、医療、教育、サービスプロバイダ、法人と多岐に渡ります。sFlowの開発元として、トラフィックマネジメント効率化のために業界を代表するスイッチベンダーと深く協調しています。詳細についてはhttp://www.inmon.com/を参照ください。
【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォームソリューション、コールセンターソリューションとデータセンターを軸とするビジネスサービスの5つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。
<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
プラットフォームソリューション事業本部 デジタルマーケティング営業部
電話: 03-5778-8712
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
URL: http://www.marubeni-sys.com
*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
*価格・仕様・形式は予告なく変更になる場合があります。
丸紅情報システムズ株式会社
WEBアプリや仮想化環境のトラフィック監視を実現
ネットワーク、サーバー用フローマネージメントツールの新版、販売開始
丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3-12-18、社長:小川 和夫)は、米インモン社(InMon Corp. 米国カリフォルニア州サンフランシスコ、社長:ピーター・パール氏/Mr.Peter Phaal、設立1996年)が開発した、ネットワーク監視ソフトウエアの新版「トラフィック・センチネル(Traffic Sentinel) バージョン6.0」の販売を2012年9月13日から開始します。
バージョン6.0では、スイッチングハブなどの物理的なネットワーク機器に加え、仮想化環境におけるサーバーやコンピュータ内部の仮想マシン同士を接続する仮想スイッチのトラフィック監視が可能になりました。また、Java仮想マシン(*1)やWEBアプリケーション(WEBサーバー、ロードバランサーなど)のパフォーマンス(負荷や稼働状況、レスポンス時間など)を監視する機能も追加しました。さらに操作するWEBインターフェースと各種レポート様式の改善によって使いやすくなりました。
トラフィック・センチネルは、仮想化環境を含むコンピュータ・ネットワークを流れるデータを常時監視するソフトウエアです。収集したデータを比較することで、ネットワーク全体でのサーバーや仮想マシン、クラスタのしきい値や傾向を知ることができます。サーバーやアプリケーションのパフォーマンスと、それに対応するネットワーク・トラフィックとを直接的に関連付けて、ネットワークやシステム、およびアプリケーションの管理を一元化することが可能になります。コンピュータ・ネットワークのトラフィック情報を収集するために、インモン社が開発した専用のプロトコルsFlow(*2)をはじめ、NetFlow(*3)、IPFIX(*4)などに対応しています。
使用方法は、監視対象となるJava仮想マシンやWEBアプリケーションなどを搭載したサーバーに、フローエージェントと呼ばれる専用ソフトウエアをインストールすると、専用のフロープロトコルを生成します。仮想スイッチを含むネットワーク機器については、フロープロトコル(sFlow/NetFlow/IPFIX)が実装されている機器に対応します。管理専用サーバーにインストールした管理ソフトウエアが、各フロープロトコルを受信し、トラフィックやパフォーマンスの情報を自動的に収集し分析します。
◆「トラフィック・センチネル バージョン6.0」で追加または強化された主な機能は以下の通りです。
1.仮想スイッチのモニタリング機能:
Microsoft Windows 2012 Serverの仮想化システムHyper-VのsFlow、Open vSwitch等の仮想スイッチに実装されているsFlow/NetFlow、インモン社製の仮想スイッチ用sFlowプローブ(ネットワーク遠隔監視ソフトウエア)であるVirtual Probe、およびサーバーのCPU、メモリ、ディスクなどの使用状況を監視するHost sFlowからのフロー情報を監視できます。
2.Java仮想マシン、WEBアプリケーションのパフォーマンスのモニタリング機能
Java仮想マシンにおけるパフォーマンス情報の取得が可能です。またApache、NGINX、Tomcat、node.jsなどのWEBサーバーに実装し、WEBアプリケーションのパフォーマンス情報を監視することが可能です。
3.各種チャート機能の強化
リアルタイム・モニタリング用の新しいHTML5インターフェースにより、HTML5 互換ブラウザ上でのチャート表示が従来よりも早くなりました。また各種チャートの作成も簡単に行うことができます。
4.その他のモニタリング機能
イーサネットストレージ(*5)、Memcached(*6)、TRILL(*7)、スパニングツリー(*8)のパフォーマンスのモニタリングが可能です。
トラフィック・センチネル バージョン6.0の販売価格は250万円(税抜、1ライセンスの場合。監視するフローエージェント分のライセンス数が必要)より。すでに年間保守契約に加入しているユーザには無償でアップグレード版を提供します。エムシスでは、通信キャリア、大企業、官公庁や各種サービスプロバイダなどを中心に、販売開始から1年間で1.5億円の売上をめざします。エムシスは、インモン社製トラフィック・センチネルの国内総販売代理店です。
■製品ホームページ:http://www.marubeni-sys.com/network/inmon/
【インモン・トラフィック・センチネルについて】
1G/10Gbpsのハイスピード・ネットワークにおいて、1システムで5万ポート以上をモニタリングするネットワーク監視ソフトウエアです。トラフィックの使用状況を常時監視・分析し、引き起こされている問題の原因を特定します。従来のネットワーク監視に用いられる一般的なネットワーク・プロトコル技術のSNMP(Simple Network Management Protocol)に加え、sFlowや シスコシステムズの定めるNetFlow (V1, V5, V7, V9)、IPFIX、ジュニパー・ネットワークスのJ-flow、旧リバーストーンのLFAP、HPのXRMONをサポートし、データ転送速度が毎秒10ギガビットの高速ネットワーク監視に対応します。
(*1)Java仮想マシン(Java Virtual Machine/Java VM、JVM) :Javaバイトコードとして定義された命令セットを実行するスタック型の仮想マシン。APIやいくつかのツールとセットでJava実行環境 (JRE) としてリリースされている。この環境を移植することで、さまざまな環境でJavaのプログラムを実行することができる。
(*2)sFlow(エスフロー):インモン社が開発したトラフィック情報の収集に利用するネットワーク・プロトコル。2001年9月より技術仕様が無償で公開されており、ブロケードコミュニケーションシステムズ、ヒューレット・パッカード、エクストリーム・ネットワークス、アラクサラネットワークス、アルカテル・ルーセント、日立製作所、日立電線、NEC、アライドテレシス、ジュニパー・ネットワークス、DELL Force10、アイビーエム、シスコシステムズなど、多くのネットワーク装置メーカーに採用されています。
(*3)NetFlow:シスコシステムズ社が開発したネットワークのトラフィック情報の収集に利用するネットワーク・プロトコル。
(*4)IPFIX:Internet Protocol Flow Information Exportの略。IETF策定のトラフィック情報の収集に利用するネットワーク・プロトコル。
(*5)ネットワーク・ストレージ・プロトコルを深くデコーディング(復号)することで、スイッチからsFlowを用いてモニタリングされたiSCSI、FCoIP、FCoE、AoEトラフィックについて、ストレージ・オペレーション(例えばread/write)など、さらに詳細な情報を表示できます。イーサネットストレージとは、ストレージを運用するシステムのうち、SAN(ストレージエリアネットワーク)などの専用ネットワークが構築されたものではなく、LANなどで利用されているイーサネットを用いて構築されたストレージの総称。
(*6)Memcached:データとオブジェクトをメモリ内にキャッシュすることでデータベースから読み出しを行う回数を減少させ、データベースを用いたWEBサイトを高速化するために多く用いられる。
(*7)TRILL:イーサネットで経路を冗長化する技術。
(*8)スパニングツリー:ループ状に形成されたネットワーク内でデータが永遠に循環するのを防止するための制御手法の一つ。
【インモン社について】
インモン社は、スイッチおよびルータで構成されるハイスピード・ネットワークのトラフィック・モニタリング・ソリューションを提供するリーディング・サプライヤーです。ミッションクリティカルなアプリケーションやサービスを管理し、必要な情報を提供するツールでネットワークの問題を解決します。世界中の顧客には、医療、教育、サービスプロバイダ、法人と多岐に渡ります。sFlowの開発元として、トラフィックマネジメント効率化のために業界を代表するスイッチベンダーと深く協調しています。詳細についてはhttp://www.inmon.com/を参照ください。
【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォームソリューション、コールセンターソリューションとデータセンターを軸とするビジネスサービスの5つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。
<製品に関するお問い合わせ>
丸紅情報システムズ株式会社
プラットフォームソリューション事業本部 デジタルマーケティング営業部
電話: 03-5778-8712
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル
URL: http://www.marubeni-sys.com
*文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
*価格・仕様・形式は予告なく変更になる場合があります。