アイレップSEM総合研究所 2012年検索エンジンマーケティング業界10大ニュースを発表
[12/12/21]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2012/12/21
アイレップSEM総合研究所
2012年検索エンジンマーケティング業界10大ニュースを発表
株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:紺野俊介、以下アイレップ)SEM総合研究所※1は、2012年の検索エンジンマーケティング(SEM)業界における10大ニュースを発表いたします。
昨年に続き2012年もデジタルマーケティングで多くの話題を集めたSEMですが、業界に大きなインパクトを与えた様々な動向により、企業の広告・マーケティング担当者をはじめとする多くの関係者にとって、目を離すことのできない年となりました。
そこで今回アイレップ SEM総合研究所※1では、2012年のSEM業界における最重要な10大ニュースを選定しました。選定にあたり、日本のSEOの第一人者である株式会社アイレップ取締役CSO SEM総合研究所 所長 渡辺隆広を中心に討議を重ね、デジタルマーケティング領域専門企業アイレップならではの視点で、特に影響度の高いものをセレクトしています。なお、この10大ニュースの選定は2006年からの恒例で7回目の発表となります。
※1 SEM総合研究所(サーチエンジンマーケティング総合研究所) アイレップのR&D部門として2004年6月に設立。
■ スマートフォン市場が急拡大、検索市場も成長
スマートフォンやタブレット端末市場の急拡大を受けて、モバイル検索市場も急成長を始めた年になりました。検索エンジン各社のスマートフォンからの検索クエリ数も前年比で大幅に伸びてきています。これに併せてリスティング広告もスマートフォン対応・関連機能が増え、Googleもスマートフォン対応サイト向けのWebサイト構築・最適化に関する情報を発信し、Web担当者からの関心を集めました。来年はスマートフォン利用者の行動をより緻密に分析し、マーケティングに活用していく企業が増加していくことが見込まれます。
■ Google、「パンダ・アップデート」を日本にも適用
昨年の10大ニュースでも取り上げた「パンダ・アップデート」。昨年は海の向こうの話題でありながら日本のWeb担当者も大変関心を寄せたこの話題ですが、今年は日本にも正式に適用されたことで、SEOに携わる担当者のみならず、一般的なユーザーからの注目も集めました。求められていることはシンプルにただひとつ、「ユーザーの方を向いて、ユーザーに役立つコンテンツを提供する」ことに過ぎませんが、そんな当たり前を軽視しがちだったSEO担当者がいることも事実。今後もこのトレンドは変わらず、あらためてSEOの施策を見直す時期が来ています。
■ Google、Webスパム対策のための新施策を実施
ペンギン・アップデートの導入、低品質なリンクを集めるサイト運営者へのガイドライン違反通知の積極的な送付など、ブラックハットSEOを駆使するWebサイトへの対応が積極的に行われました。特に不正なリンクに関する通知は広範囲にわたって行われた模様で、対応に苦慮した人が少なくない模様です。今年後半には、Googleからリンクの否認ツールが提供されるなど、来年以降もこのスパム対応の強化は続けられるでしょう。
■ ヤフー、新広告ソリューションを発表
「爆速」をキーワードに進んだ2012年のヤフーですが、10月末に新しい広告ソリューションを発表しました。従来Yahoo!リスティング広告やインタレストマッチと呼ばれていたものが「Yahoo!プロモーション広告」へ、そしてインタレストマッチは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
(YDN)」という総称に変わります。アドテクノロジー企業との連携も発表されており、本格稼働していく2013年にどこまで進化していくのか期待が高まります。
■ Google、検索のSSL暗号化を実施
現在のGoogleは、ユーザーの一人ひとりに優れた検索体験を提供するために、検索履歴やソーシャルネットワークでの他ユーザーとの関係性など、様ざまなプライバシー関係の情報を用いて検索結果を表示しています。こうしたユーザーのプライバシー保護を目的として、2011年に米国で発表・実施されていた検索中の通信暗号(SSL)化が、2012年3月に日本でも導入されました。しかし暗号化により、マーケティングにおいて貴重な情報のひとつである、ユーザーの参照キーワード情報がWeb解析で閲覧できなくなるという影響もあり、何とか解決策を見い出してほしいというマーケティング担当者の声も少なくありません。
■ Googleアナリティクスの機能拡張、急速に進む
Google アナリティクス プレミアム、ユニバーサル・アナリティクス、リマーケティングとの連携など、Googleアナリティクスの機能拡張が急速に進んだ年でもありました。従来、他社が有料で提供する、高機能なマーケティングスイートでしか実現できなかった高度な分析が、Googleアナリティクスを用いて実現可能になりました。今後は、ユーザーとの対話を土台としたシナリオ設計が重視され、マーケティング施策の進化をより加速させていくことになるでしょう。
■ Yahoo!リアルタイム検索、Facebook投稿も検索可能に
Googleと共通の検索技術基盤を用いながらも独自の進化も続けるYahoo!検索。その Yahoo!検索ならではの検索機能のひとつがTwitterも検索できるリアルタイム検索ですが、今年はFacebook
投稿の検索機能も搭載され、「TwitterとFacebookが同時に検索できる日本唯一」のサービスとなりました。
■ Googleショッピング、商用モデルへ移行
商品検索サービス・Googleショッピングの商用モデル(有料)への移行が発表されました。移行はこれから行われていきますが、完全移行が完了した時点で、関連度と入札価格の組み合わせに基づいて決定されるようになります。eコマースサイトを運営する企業は、来年から対応を検討する必要があります。
■ ディスプレイ広告の進化が本格化(DSPの進化)
媒体をつないだ単なるアドネットワークに留まらず、アドサーバー技術の進化により、配信ポートフォリオの最適化、クリエイティブの最適化、コストの最適化、リターゲティングなど多様なデジタルマーケティング手法が一気に進化しました。また、今後は効率面にフォーカスした手法だけでなく、企業メッセージを表現力豊かに生活者に伝えるクリエイティブのリッチ化が加速すると考えられ、インターネットを活用したマーケティング戦略の幅が広がると予想されます。
■ アプリ発見ソリューションへのニーズ高まる
スマートフォンやタブレットで利用されるアプリの増加に伴い、アプリの発見性(appsdiscovery)を高めるための施策ニーズも増加し始めた1年でした。ASO (Apps Store Optimization)への関心を持ち始める企業が出始めましたが、アプリ検索技術はまだまだ発展途上段階。海外ではアプリ検索技術のスタートアップ企業も数多く立ち上がっており、自分が求めるアプリをもっと簡単に探せる検索サービスが来年は登場するかもしれません。
【関連リンク】 http://www.irep.co.jp/sem10/
■株式会社アイレップ について
アイレップはSEM(検索エンジンマーケティング)を主軸とし、リスティング広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、SEM 関連の専門サービスをワンストップで提供しております。アイレップはSEMやSMM(ソーシャルメディアマーケティング)、アフィリエイトマーケティングを中心としながら、広告主のオンライン上のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」として、企業価値を向上させてまいります。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】 :東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】 :紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】 :5億4,789万円 (2012年9月末現在)
【事業内容】:
◆デジタルマーケティング領域
SEMサービス
モバイル SEM サービス
SMM(ソーシャルメディアマーケティング)
アフィリエイトマーケティング
インターネット広告
◆デジタルメディア領域
住宅展示場サイト(総合住宅展示場) http://www.jutakutenjijo.com/
食育メディアサイト(ちゃちゃめし) http://www.chachameshi.jp/
アイレップSEM総合研究所
2012年検索エンジンマーケティング業界10大ニュースを発表
株式会社アイレップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:紺野俊介、以下アイレップ)SEM総合研究所※1は、2012年の検索エンジンマーケティング(SEM)業界における10大ニュースを発表いたします。
昨年に続き2012年もデジタルマーケティングで多くの話題を集めたSEMですが、業界に大きなインパクトを与えた様々な動向により、企業の広告・マーケティング担当者をはじめとする多くの関係者にとって、目を離すことのできない年となりました。
そこで今回アイレップ SEM総合研究所※1では、2012年のSEM業界における最重要な10大ニュースを選定しました。選定にあたり、日本のSEOの第一人者である株式会社アイレップ取締役CSO SEM総合研究所 所長 渡辺隆広を中心に討議を重ね、デジタルマーケティング領域専門企業アイレップならではの視点で、特に影響度の高いものをセレクトしています。なお、この10大ニュースの選定は2006年からの恒例で7回目の発表となります。
※1 SEM総合研究所(サーチエンジンマーケティング総合研究所) アイレップのR&D部門として2004年6月に設立。
■ スマートフォン市場が急拡大、検索市場も成長
スマートフォンやタブレット端末市場の急拡大を受けて、モバイル検索市場も急成長を始めた年になりました。検索エンジン各社のスマートフォンからの検索クエリ数も前年比で大幅に伸びてきています。これに併せてリスティング広告もスマートフォン対応・関連機能が増え、Googleもスマートフォン対応サイト向けのWebサイト構築・最適化に関する情報を発信し、Web担当者からの関心を集めました。来年はスマートフォン利用者の行動をより緻密に分析し、マーケティングに活用していく企業が増加していくことが見込まれます。
■ Google、「パンダ・アップデート」を日本にも適用
昨年の10大ニュースでも取り上げた「パンダ・アップデート」。昨年は海の向こうの話題でありながら日本のWeb担当者も大変関心を寄せたこの話題ですが、今年は日本にも正式に適用されたことで、SEOに携わる担当者のみならず、一般的なユーザーからの注目も集めました。求められていることはシンプルにただひとつ、「ユーザーの方を向いて、ユーザーに役立つコンテンツを提供する」ことに過ぎませんが、そんな当たり前を軽視しがちだったSEO担当者がいることも事実。今後もこのトレンドは変わらず、あらためてSEOの施策を見直す時期が来ています。
■ Google、Webスパム対策のための新施策を実施
ペンギン・アップデートの導入、低品質なリンクを集めるサイト運営者へのガイドライン違反通知の積極的な送付など、ブラックハットSEOを駆使するWebサイトへの対応が積極的に行われました。特に不正なリンクに関する通知は広範囲にわたって行われた模様で、対応に苦慮した人が少なくない模様です。今年後半には、Googleからリンクの否認ツールが提供されるなど、来年以降もこのスパム対応の強化は続けられるでしょう。
■ ヤフー、新広告ソリューションを発表
「爆速」をキーワードに進んだ2012年のヤフーですが、10月末に新しい広告ソリューションを発表しました。従来Yahoo!リスティング広告やインタレストマッチと呼ばれていたものが「Yahoo!プロモーション広告」へ、そしてインタレストマッチは「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク
(YDN)」という総称に変わります。アドテクノロジー企業との連携も発表されており、本格稼働していく2013年にどこまで進化していくのか期待が高まります。
■ Google、検索のSSL暗号化を実施
現在のGoogleは、ユーザーの一人ひとりに優れた検索体験を提供するために、検索履歴やソーシャルネットワークでの他ユーザーとの関係性など、様ざまなプライバシー関係の情報を用いて検索結果を表示しています。こうしたユーザーのプライバシー保護を目的として、2011年に米国で発表・実施されていた検索中の通信暗号(SSL)化が、2012年3月に日本でも導入されました。しかし暗号化により、マーケティングにおいて貴重な情報のひとつである、ユーザーの参照キーワード情報がWeb解析で閲覧できなくなるという影響もあり、何とか解決策を見い出してほしいというマーケティング担当者の声も少なくありません。
■ Googleアナリティクスの機能拡張、急速に進む
Google アナリティクス プレミアム、ユニバーサル・アナリティクス、リマーケティングとの連携など、Googleアナリティクスの機能拡張が急速に進んだ年でもありました。従来、他社が有料で提供する、高機能なマーケティングスイートでしか実現できなかった高度な分析が、Googleアナリティクスを用いて実現可能になりました。今後は、ユーザーとの対話を土台としたシナリオ設計が重視され、マーケティング施策の進化をより加速させていくことになるでしょう。
■ Yahoo!リアルタイム検索、Facebook投稿も検索可能に
Googleと共通の検索技術基盤を用いながらも独自の進化も続けるYahoo!検索。その Yahoo!検索ならではの検索機能のひとつがTwitterも検索できるリアルタイム検索ですが、今年はFacebook
投稿の検索機能も搭載され、「TwitterとFacebookが同時に検索できる日本唯一」のサービスとなりました。
■ Googleショッピング、商用モデルへ移行
商品検索サービス・Googleショッピングの商用モデル(有料)への移行が発表されました。移行はこれから行われていきますが、完全移行が完了した時点で、関連度と入札価格の組み合わせに基づいて決定されるようになります。eコマースサイトを運営する企業は、来年から対応を検討する必要があります。
■ ディスプレイ広告の進化が本格化(DSPの進化)
媒体をつないだ単なるアドネットワークに留まらず、アドサーバー技術の進化により、配信ポートフォリオの最適化、クリエイティブの最適化、コストの最適化、リターゲティングなど多様なデジタルマーケティング手法が一気に進化しました。また、今後は効率面にフォーカスした手法だけでなく、企業メッセージを表現力豊かに生活者に伝えるクリエイティブのリッチ化が加速すると考えられ、インターネットを活用したマーケティング戦略の幅が広がると予想されます。
■ アプリ発見ソリューションへのニーズ高まる
スマートフォンやタブレットで利用されるアプリの増加に伴い、アプリの発見性(appsdiscovery)を高めるための施策ニーズも増加し始めた1年でした。ASO (Apps Store Optimization)への関心を持ち始める企業が出始めましたが、アプリ検索技術はまだまだ発展途上段階。海外ではアプリ検索技術のスタートアップ企業も数多く立ち上がっており、自分が求めるアプリをもっと簡単に探せる検索サービスが来年は登場するかもしれません。
【関連リンク】 http://www.irep.co.jp/sem10/
■株式会社アイレップ について
アイレップはSEM(検索エンジンマーケティング)を主軸とし、リスティング広告、SEO(検索エンジン最適化)、SMO(ソーシャルメディア最適化)、Web 解析、LPO(ランディングページ最適化)まで、SEM 関連の専門サービスをワンストップで提供しております。アイレップはSEMやSMM(ソーシャルメディアマーケティング)、アフィリエイトマーケティングを中心としながら、広告主のオンライン上のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」として、企業価値を向上させてまいります。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】 :東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】 :紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】 :5億4,789万円 (2012年9月末現在)
【事業内容】:
◆デジタルマーケティング領域
SEMサービス
モバイル SEM サービス
SMM(ソーシャルメディアマーケティング)
アフィリエイトマーケティング
インターネット広告
◆デジタルメディア領域
住宅展示場サイト(総合住宅展示場) http://www.jutakutenjijo.com/
食育メディアサイト(ちゃちゃめし) http://www.chachameshi.jp/