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ワコールとオムロンヘルスケアの「パジャマと眠りに関する共同実験」結果について

2013年2月28日

株式会社ワコール

ワコールとオムロンヘルスケアの
「パジャマと眠りに関する共同実験」結果について

株式会社ワコール(本社:京都府京都市南区、社長:安原 弘展)とオムロンヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、社長:宮田 喜一郎)は、3月18日「春の睡眠の日」(※)に向け、国内在住の20〜40代の中でも、普段パジャマに着替えないで就寝する男女30名(男性10名/女性20名)の方に、「パジャマに着替える」ことが実際の眠りにどのような影響を与えるのかの共同実験を行いました。
実験の結果、寝付きにかかる時間の短縮や夜中に目覚める回数の減少がみられました。

(※) 「睡眠の日」は、睡眠について正しい知識の普及と国民の健康増進への寄与を目的に、公益財団法人精神・神経科学振興財団 睡眠健康推進機構(2011年4月設立)が制定。

<共同実験結果について>

■パジャマ着用で寝付きにかかる時間が約9分短縮 (P3)

従来の衣類(パジャマ以外)で寝た期間における、寝付きにかかる時間は平均47分でした。
一方で、パジャマを着用した期間での寝付きにかかる時間は平均で38分と、パジャマ着用前後では約9分間短縮されました。

■夜中の目覚め回数が約15%減少 (P3)

夜中の目覚め(=中途覚醒)の回数もパジャマ以外を着用した従来衣類の状態では平均3.54回だったのが、パジャマを着用した状態では3.01回となり約15%減少しました。

■睡眠効率が3%アップ (P3)

全体の就床時間のうち、寝付きにかかる時間と夜中の目覚め(中途覚醒)の時間を除いた実質的な睡眠時間の割合を示す「睡眠効率」は、パジャマ以外で84%、パジャマで87%となり3%改善しました。


【調査経緯】
株式会社ワコールでは、2012年2月に『睡眠に関するアンケート調査』を実施しました。その中で、スムーズな寝付きのため、就寝前に行う「睡眠のスイッチ」といえる習慣行動を82.4%の人が持っており、そのBEST3は、「トイレに行く」、「歯を磨く」、「パジャマ等に着替える」でした。
また、2013年1月に“この春に新社会人”となる学生310名(男性155名、女性155名)に行った『睡眠に関するアンケート調査』では、「新社会人になる際に、変えようと思っていることはなんですか?」の問に対し、男女共に最も多かった解答は「睡眠」で31.3%でした。さらに「睡眠について最も重視すること」について尋ねてみると、「眠りの長さ」23.9%に対し、「眠りの深さ」42.3%と、新社会人は睡眠の長さよりもぐっすりと熟睡感のある質の良い眠りを重視していることが分かりました。しかしながら、「就寝時に普段最もよく着ている衣類」は、「スウェット・ジャージ」が最も多く46.4%。その一方で「快適な睡眠が得られそうなもの」に対しては「パジャマ」を挙げる方が最も多く64.5%で、眠りの質を求めるのであれば「パジャマ」を着用するのがベストと感じている方が多いようです。
そこで普段パジャマを着用していない方に、パジャマの有無で睡眠時にどのような変化があるのかを、オムロンヘルスケア株式会社と共同で実験を行いました。
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