第2回アジア・太平洋水サミット ─ イベントレポート
[13/05/30]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
水問題解決に向けて6年ぶりに各国の首脳・リーダーたちが集結!
チェンマイ宣言を発表
第2回アジア・太平洋水サミット ─ イベントレポート
最も深刻な水問題を抱えるアジア太平洋地域の水問題解決を大きく前進させるため、6年ぶりの首脳会合が、タイ チェンマイにて開催されました。
世界が注目する中、森喜朗元首相(主催者代表)、ホスト国のインラック 首相のリーダーシップの下、前回を大きく上回る18カ国・地域の首脳級参加者らが水問題解決に向けたコミットメント、「チェンマイ宣言」を発表しました。
◆首脳級出席者◆
ボルキア国王兼首相(ブルネイ) サーカシヴィリ大統領(グルジア)
ラフモン大統領(タジキスタン) インラック首相(タイ)
ナイラティカウ大統領(フィジー) 鄭 国務総理(韓国)
ハシナ首相(バングラデシュ) トンシン首相(ラオス)
タランギ首相(ニウエ) カロシル首相(バヌアツ)
カン副大統領(ミャンマー) モハンマディザーデ副大統領(イラン)
ニャン副首相(ベトナム) ディオン副首相(パプアニューギニア)
マエランガ副首相(ソロモン諸島) ナタノ副首相(ツバル)
ドルジ首相特使(ブータン) バラニャイ大統領特使(ハンガリー)
上記、18カ国・地域の他、30以上の国・地域の代表団、国際機関、民間セクター、学界、市民社会のリーダーらを含めた300名以上が出席しました。
◆アジア・太平洋水フォーラムからのメッセージ◆
森喜朗アジア・太平洋水フォーラム会長(元内閣総理大臣、日本水フォーラム会長)は、アジア・太平洋水サミットの主催者として、20日全体会合における水の安全保障に関するスピーチにおいて、2007年日本で開催された第1回アジア・太平洋水サミットの開催以降、水は国家の至上命題であると確実に理解されてきていること、健全な社会・経済・生態系の確保や持続可能な社会や環境を維持するためには、水の安全保障の確立が不可欠との認識について改めて言及しました。
また、アジア太平洋地域における、衛生施設の需要を満たす努力の必要性、自然災害による経済リスク評価の重要性、法整備を通じた水分野におけるガバナンスの強化、水・エネルギー・食料の安全保障の確保、人命・環境・経済的損失の軽減のための情報・経験の共有の強化、災害に対する回復力構築の重要性などを訴えました。
そして、これまでアジア・太平洋水フォーラムを牽引してきた、執行審議会議長・副議長の尽力に感謝の意を表すと共に、この地域の水・衛生問題解決に向け、アジア開発銀行(ADB)総裁をはじめ関係者に更なる協力を求めました。
◆チェンマイ宣言◆
国際的にも大きな影響を与えた東日本大震災、タイにおける大規模洪水を経て開催されたこのサミットでは、水供給と衛生の問題を国家政策におけるプライオリティとし、適切なリソースを配分することを改めて確認すると共に、災害リスクの軽減を2015年以降のポスト・ミレニアム開発目標に組み込んでいくことを推進することなどを示した、「チェンマイ宣言」が発表されました。
◆日本からの参加◆
国土交通大臣政務官 松下新平氏
東京大学生産技術研究所教授 沖大幹氏
アルピニスト 野口健氏 ほか
その他、中尾武彦氏(ADB新総裁)も出席し、2020年までの200億ドルの投資、「アジア水情報システム」の創設など、アジア太平洋地域の水の安全保障のために、引き続き強力なコミットメントを行っていくことを明らかにしました。
野口健氏は、テクニカルワークショップに参加し、ヒマラヤ地域の氷河湖決壊の危機を訴えました。
【第2 回アジア・太平洋水サミット概要】
テーマ: 水の安全保障と水災害への挑戦: リーダーシップと責任
Water Security and Water-related Disaster Challenges: Leadership and Commitment
期間:平成 25 年5 月19 日(日)、20 日(月)
※テクニカルワークショップ: 5 月16 日〜18 日、展示会: 5 月14 日〜20 日
会場:タイ(チェンマイ) チェンマイ国際会議展示場(CMICE)
主催 :アジア・太平洋水フォーラム(事務局: 日本水フォーラム)
ホスト国: タイ王国(サミット事務局)
参加者: アジア太平洋地域の各国政府首脳、財務・政策立案関係閣僚、地方自治体代表、民間及び市民社会のリーダー等 ※招待者のみ
公式URL: http://info.apwatersummit2.org/
日本語での詳細情報: : http://www.waterforum.jp/jp/what_we_do/pages/policy_recommendations/APWF/2nd_APWS/outline/index.php
チェンマイ宣言を発表
第2回アジア・太平洋水サミット ─ イベントレポート
最も深刻な水問題を抱えるアジア太平洋地域の水問題解決を大きく前進させるため、6年ぶりの首脳会合が、タイ チェンマイにて開催されました。
世界が注目する中、森喜朗元首相(主催者代表)、ホスト国のインラック 首相のリーダーシップの下、前回を大きく上回る18カ国・地域の首脳級参加者らが水問題解決に向けたコミットメント、「チェンマイ宣言」を発表しました。
◆首脳級出席者◆
ボルキア国王兼首相(ブルネイ) サーカシヴィリ大統領(グルジア)
ラフモン大統領(タジキスタン) インラック首相(タイ)
ナイラティカウ大統領(フィジー) 鄭 国務総理(韓国)
ハシナ首相(バングラデシュ) トンシン首相(ラオス)
タランギ首相(ニウエ) カロシル首相(バヌアツ)
カン副大統領(ミャンマー) モハンマディザーデ副大統領(イラン)
ニャン副首相(ベトナム) ディオン副首相(パプアニューギニア)
マエランガ副首相(ソロモン諸島) ナタノ副首相(ツバル)
ドルジ首相特使(ブータン) バラニャイ大統領特使(ハンガリー)
上記、18カ国・地域の他、30以上の国・地域の代表団、国際機関、民間セクター、学界、市民社会のリーダーらを含めた300名以上が出席しました。
◆アジア・太平洋水フォーラムからのメッセージ◆
森喜朗アジア・太平洋水フォーラム会長(元内閣総理大臣、日本水フォーラム会長)は、アジア・太平洋水サミットの主催者として、20日全体会合における水の安全保障に関するスピーチにおいて、2007年日本で開催された第1回アジア・太平洋水サミットの開催以降、水は国家の至上命題であると確実に理解されてきていること、健全な社会・経済・生態系の確保や持続可能な社会や環境を維持するためには、水の安全保障の確立が不可欠との認識について改めて言及しました。
また、アジア太平洋地域における、衛生施設の需要を満たす努力の必要性、自然災害による経済リスク評価の重要性、法整備を通じた水分野におけるガバナンスの強化、水・エネルギー・食料の安全保障の確保、人命・環境・経済的損失の軽減のための情報・経験の共有の強化、災害に対する回復力構築の重要性などを訴えました。
そして、これまでアジア・太平洋水フォーラムを牽引してきた、執行審議会議長・副議長の尽力に感謝の意を表すと共に、この地域の水・衛生問題解決に向け、アジア開発銀行(ADB)総裁をはじめ関係者に更なる協力を求めました。
◆チェンマイ宣言◆
国際的にも大きな影響を与えた東日本大震災、タイにおける大規模洪水を経て開催されたこのサミットでは、水供給と衛生の問題を国家政策におけるプライオリティとし、適切なリソースを配分することを改めて確認すると共に、災害リスクの軽減を2015年以降のポスト・ミレニアム開発目標に組み込んでいくことを推進することなどを示した、「チェンマイ宣言」が発表されました。
◆日本からの参加◆
国土交通大臣政務官 松下新平氏
東京大学生産技術研究所教授 沖大幹氏
アルピニスト 野口健氏 ほか
その他、中尾武彦氏(ADB新総裁)も出席し、2020年までの200億ドルの投資、「アジア水情報システム」の創設など、アジア太平洋地域の水の安全保障のために、引き続き強力なコミットメントを行っていくことを明らかにしました。
野口健氏は、テクニカルワークショップに参加し、ヒマラヤ地域の氷河湖決壊の危機を訴えました。
【第2 回アジア・太平洋水サミット概要】
テーマ: 水の安全保障と水災害への挑戦: リーダーシップと責任
Water Security and Water-related Disaster Challenges: Leadership and Commitment
期間:平成 25 年5 月19 日(日)、20 日(月)
※テクニカルワークショップ: 5 月16 日〜18 日、展示会: 5 月14 日〜20 日
会場:タイ(チェンマイ) チェンマイ国際会議展示場(CMICE)
主催 :アジア・太平洋水フォーラム(事務局: 日本水フォーラム)
ホスト国: タイ王国(サミット事務局)
参加者: アジア太平洋地域の各国政府首脳、財務・政策立案関係閣僚、地方自治体代表、民間及び市民社会のリーダー等 ※招待者のみ
公式URL: http://info.apwatersummit2.org/
日本語での詳細情報: : http://www.waterforum.jp/jp/what_we_do/pages/policy_recommendations/APWF/2nd_APWS/outline/index.php