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2013年5月30日

富士ゼロックスシステムサービス株式会社

約9万文字をWebブラウザー上で活用できるクラウド型「Web文字基盤サービス」提供開始
-Webサービス提供者やWebシステム開発会社向け

富士ゼロックスシステムサービス株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役会長：小山眞一）は、行政の現場で利用されている外字含む約9万文字をWeb上で活用できる「Web文字基盤サービス」を5月30日から提供いたします。

「Web文字基盤サービス」は、コンピューターに標準搭載されていない外字を含む約9万文字をWebシステムに組み込むためのアプリケーション・インターフェイスの提供、および実装に必要なコンサルティングを行うサービスです。本サービスは、システムを活用したWebサービスの提供者やWebシステム開発会社向けに提供します。

Webシステム開発会社は、当社が提供するクラウド型の文字基盤を開発時にHTMLタグで埋め込むことで、約９万文字が利用でき、正確な文字表現のできるWebシステムを短期間、低コストで開発できます。

また、Webサービスの提供者は、コンピューターにフォントをインストールすることなく各種Web（※1）上で文字入力や表示が可能となります。

本サービスの文字基盤は、当社が全国約1,000自治体の戸籍システム構築で培った氏名や住所で使用される文字情報と、国際標準に準拠した「IPAmj明朝フォント（※2）」を合わせて整理した約9万文字で構成しており、「氏名」「地名」「中国簡体字等の文字表現」をWeb上で正確に表現できます。

今国会で成立した「共通番号制度」に伴う活用はもちろん、正確な文字表現を必要とするインターネットサービス、各種申し込みサイトの入力や表示等の利用に大きく貢献するサービスとして、行政や民間企業のWebシステムやサービス向けに幅広く提供してまいります。
価格は、Web文字基盤サービスの導入整備を含め、1システムあたり、600万円からとなります。

※１　各種ブラウザーの利用可能バージョンについてはお問い合わせください。
※2　「IPAmj明朝フォント」とは、戸籍統一文字、住民基本台帳ネットワークシステム統一文字を網羅している、IPAが内閣官房情報通信技術（IT）担当室、経済産業省とともに進めている文字情報基盤事業によって作られた情報基盤。住民利便性向上や行政機関の効率化を推進するために、文字活用の共通基盤として広く普及することを目指して公開されています。